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-自宅-
あっ?タカハル?
何の用事?
宿題… うん もうすぐ終わるよ…
ってムリムリ〜
っとに何考えてんだか
絶対 ムリィ〜〜〜
[面倒くさそうに電話で話している]
“テ”・“ネ”・“ュ”?
あたしの好きなものって…それ テミュだろっ
[電話越しに思いっきり突込みを入れる]
って ほんとに ほんとに テミュのチケット 奢ってくれるン?
ぜったい ぜったい ぜったい やからな!
[興奮したように目を輝かせる]
お母さん!ちょっとガッコー行って来るから!
直ぐ帰ってくるつもりやけど お菓子も買ってくるからぁ
明日の荷物の用意 チェックしといて
ねっ!お願い!
[母親に甘えるようにいうと 大慌てで学校へ向かう]
[右左違うサンダルを間違えて履いてる事には気づいてはいない。]
[学校に着くと運動場を突っ切って3-Bの教室を目指す。校舎を見あげるとすらりとした容姿の少女の姿が見えた]
あっ 小林さんだ。相変わらずの美少女
久しぶりの目の保養
[などと呟いて目が合えば手を振るだろう。]
あれ?小林さんが持ってるあの本…。
『トランクスは語る』…じゃないかな?
結構マニアックな本らしいけど、そんな趣味あったのかぁ
後から感想聞いてみよっ
[ニマリと笑うが、とりあえず*教室を目指す*]
くっそ。
勢いで変な約束しちまった。
しかも噛んだし。
[ぶつくさ]
大体あれ、幾らくらいすんだ?
あんま高くねーといいけど。
……つーかオレ、なんで傘持って来てんだろ。
[今更]
よ、っと。
バスケ部今日もやってんのな。
[体育館脇の柵を乗り越え、構内へ]
と、あっちもやってるやってる。
今日は自主練かね。
[楽器の音を遠くに聴きながら、校舎に入った]
[何時間この机にうつ伏せの状態でいるだろうか…]
…眠れない、…眠れない。
[部活のかけ声やらなにやらここにまで聞こえてくる]
…まったく、何でうちの学校はこんなに元気なんだ?
[椅子から立ち上がろうとするが根がはったように動かない]
…めんどくさいだけか。
[がら]
ミナ……はまだ来てない、と。
[教室を見回して]
……。
ムカイっち。
確かに今日は自由登校ですよ。うん。
だからって、なんでわざわざここまで来て寝てるん。
[近寄って傘の先でつつこうとしている]
[動じず、うつ伏せのまま話す]
…机ってな、なんか知らないがすごく落ち着くんだ。
君には解らないと思うが、この木の香りがとてもいい。
[間を置いて]
…なんでここにきた?君も机に顔付けるためか?
……そっか。
残念だけど、オレには一生掛かっても理解できそーにないわ……
[若干引いたかも知れない]
……んや、断じて。
ちょっとミナと待ち合わせでなー。
つかムカイっち、明日までの宿題やったか?
…そうだろうな、そうだろうとも。
[スーっと机の臭いを嗅ぐ]
……ここにもう一人来るのか?
[「めんどくさい」と思った。もしかしたら聞こえたかもしれない]
…残念ながらこの机の中に…、つまり白紙だ。
提出する気はないよ
あーうん。
それ、本人の前で言うなよ?
[聞こえたらしい]
……オレが言うのもなんだけどさぁ。
ムカイっちって受験とかしねーの?
[前の席の椅子に*腰掛けた*]
…あ、あぁ。
[「しまった」と思った。いつもの癖が出てしまったのを後悔した]
受験か?…するよ。
机が、恋しいからな…。
[俺に受験の話を振るなんて、どうやら瀬田は待ち合わせまでの時間がそうとう暇らしい。
…瀬田のさっきのやさしさに免じて彼女が来るまで話に付き合おうと思う。
彼女が来たらそっと寝よう…邪魔しないように。]
瀬田は受験するのか…?
[不思議なことにめんどくさいと言う感情は沸いて*こなかった*]
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