人狼物語 執事国


98 収穫祭の村

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学者 ニルス

……私はさっき言った通り、ウルスラとクレストを信じようと思っている。
彼らは人狼ではないと思う。
しかし、明確な根拠があるわけじゃない。
私が信じたいと思う。ただそれだけなんだ。
だから、君にそれを強制することはない。
君が誰を信じるかは君の自由だからな。
ただ……出来るなら、私を信じて欲しい。

明日はイェンニに投票する。
もし人狼が一人ではなく、イェンニに投票しても誰かが死ぬようなら……私は、次はヴァルテリ殿に投票する。
いや、もし必要であれば…………

[自ら手を、と告げようとした言葉は途中で途切れた。
一つ息を吐き、首を緩く横に振って。]

少し、疲れたな。

[ニルスはごそりとベッドの中へと潜り込み、ユノラフに背を向けた。
約束を求められれば背を向けたまま、短く了承の返事を返して、眠りについた。]

(40) 2012/11/18(日) 21:56:37[自室]

漂泊民 イェンニ

[そしてイェン二は早朝から
居間の椅子に座っていた。

 ウルスラの部屋を見に行くこともない。

ただ、じっと椅子に座り。
外の祭りの準備の音に、耳を傾けていた]

(41) 2012/11/18(日) 22:08:46[自室]

【墓】 怪我人 マティアス

― 翌朝 ―

[幽霊になって寝る、とはいうのは可笑しいが。
 気がつけば意識が途切れていて、居間にいた]

 ……

 ドロ、テア? 

[死の気配を感じ、声をかける。
 だが――返事はない]


   アイノ? レイ、ヨ?

[誰だろう、と思いながら、階段をあがる。]

(+6) 2012/11/18(日) 22:09:33[自室]

【墓】 怪我人 マティアス

[ふと見かけるのは、親友の後ろ姿。
 幽霊となった今、臭いを知覚するのは難しい。
 それでも――嗚呼、いってはならない、と血の苦手な親友を止めようとしても手がすけてしまうのだ]
[それに、親友がいつも。彼女がいれば、彼女のことを目で追っているのには気付いていた。
 彼女に好意を抱いていることも。
 だから彼女を見かけたときはいつもそれとなく二人っきりになるように計らったりもしたが――だいたい体が大きいわりに鈍いので失敗した――まさか、こんな]




     うる、すら……


[嗚咽を噛み切られて絶命している姿を、見下ろした]

(+7) 2012/11/18(日) 22:09:55[自室]

学者 ニルス

[朝。
先に目覚めたユノラフが立てる物音で目を覚まし、昨日と変わらない手順で身支度を整えて廊下に出た。
漂う血の匂いは、すぐに鼻を突く。この数日で、随分と慣れてしまった。
その血の匂いが誰のものであるかを確認するより早く、>>38 ヴァルテリから声が掛かった。
つられるように、視線をウルスラの部屋へと向ける。
その言葉の内容も、ウルスラが死んだことを思わせるもので。]

……あなたは、もう見に行ったんですか?

[自分よりも随分と年嵩のヴァルテリに対し、慣れない敬語を使いながら問う。
>>37 今しがた部屋から出てきたばかりであるように見えたのに、死者がウルスラであると悟っているかのような物言いに僅かばかりの違和感を覚えながら。]

(42) 2012/11/18(日) 22:33:10[自室]

学者 ニルス、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/18(日) 22:35:01

学者 ニルス、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/18(日) 22:39:27

遊牧民 ヴァルテリ

 ああ。

   見たとも。

[ゆるりとニルス>>42に頷く。
 違和感を覚えられていたとしても気にせず、つくろうこともない]

 綺麗なものだったよ。

[クレストが見たものは。

 赤く染まった部屋の中に沈む女の姿は]

(43) 2012/11/18(日) 22:39:40[二階廊下]

【墓】 絵描きの子 レイヨ

[生まれてから、いや、母がいなくなってから、彼は一人だった。
父は母に似た彼の扱いを悩んでいるようであったし、
叔母はそんな父から生まれた彼を、あまりよく思っていないようだった。
近しい人が心配してくれていても、彼はそれを受け入れられなかった。

父が描いている絵のせいだ、と。
だから自分はここになじめないのだと。

自分から作った壁を壊すことはしなかった。
叔母に言われていたのだ。あのような父親の子のお前と、仲良くすれば、その人にも迷惑がかかると。

自分は何故生まれたのか、
――父の世話をする為か、それならばそれでも良いのだと、割り切っていた。
そうやって毎日を過ごしていた。死ぬわけもなく、誰かに関わりたいと思うわけもなく、ただ毎日を生きていた]

(+8) 2012/11/18(日) 22:39:42[居間]

【墓】 絵描きの子 レイヨ

[だから自分が、その声を聞いた時、
それはとても楽しいことのように感じられた。
姉妹のような存在の姉が、妹をおいしそうに思うその声が。

まるで、夢の入り口のようで、
 ――それが現実だと、彼は確かに知っていたけれど。

彼は笑った。
これに従えば、自分はあの毎日から逃げられるのではないかと。
そして、これのそばにいれば、自分が切り離された世界、
人間の脆く崩れる姿が見られるのではないかと]

(+9) 2012/11/18(日) 22:40:00

【墓】 絵描きの子 レイヨ


[そして自分が、全てを捨てる事が出来るのではないかと]

(+10) 2012/11/18(日) 22:40:13

【墓】 絵描きの子 レイヨ

― 昨夜 ―

[自分に迫るその刃を避けなかったのは、なかばの諦念と、そして喜びからだった。
生きようとしている、なんて口では、いや、声では伝えながら、
その実そんな行動を取らなかったこと。
特に後悔もしなかった。

イェンニの声に最初応じた時から、彼女に優しい言葉をかけた。
彼女は自分の死にどう思っているのだろう。
もう一人の狼は、きっと自分の死にそこまで動じることはないだろう。

ウルスラは自分の魂が人間であったと知るだろう。
その時にどんな反応をするのか、――でも彼女は今日にでも食べられるのだろうと予想もあった。

自分を殺すニルスは、きっとこの事実を乗り越えるだろう。
だけれど、殺した事実は残る。いつまでも覚えていてくれるだろう、人の肉を断つ感触を。

クレストは、何度も壊れかけてくれた。
それはとても楽しかった。とてもとても、楽しかった]

(+11) 2012/11/18(日) 22:40:55[居間]

【墓】 絵描きの子 レイヨ


[そして、願いは叶った。
濃厚な匂いを、温く赤い命を散らして、
彼は、唯一の死を得た]
 

(+12) 2012/11/18(日) 22:43:31[居間]

【墓】 絵描きの子 レイヨ

[肉体が完全に死を得た時、彼の意識はこちらに現れた。
自分の体が運ばれていくのを見送ったあと、
そこにいる人たちに気付いて、笑みを向ける]

殺されるのは痛いものだね。
でも、悪くない。
こうやって君達も見てたの?

――それから、おはよう、アイノ。

(+13) 2012/11/18(日) 22:45:39[居間]

学者 ニルス

……綺麗、ねぇ。

[>>43 返ってきた言葉に、そのまま疑問を返すことはせず胸の内に留める。
ヴァルテリから告げられた感想を繰り返し、ニルスは眉を顰めた。
見目は綺麗であろうと、それは死体だ。命も、心も抜け落ちてしまったものだ。
ニルスはウルスラの部屋へと足を進め、>>34 その傍らにあるクレストの姿を見つけた。]

(44) 2012/11/18(日) 22:46:21[ウルスラの部屋]

【墓】 絵描きの子 レイヨ

[夢の中だと彼女の意識を唆したのは生前の話。
だけれど彼女の様子に、彼は、そんな言葉を投げた]

夢は覚めたかな。

(+14) 2012/11/18(日) 22:47:11[居間]

【墓】 怪我人 マティアス

― 回想・レイヨの死後―

 ……レイ、ヨ。

[何故笑っていられるのか理解を超越していた]

 どうして、あんなことを?

[漠然とした問いかけを]

(+15) 2012/11/18(日) 22:49:28[ウルスラの部屋]

漂泊民 イェンニ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/18(日) 22:59:49

【墓】 町娘 アイノ

……?

[おはよう>>+13という言葉。続いた問い掛け>>+14
意味が分からないという風に、現れた彼に瞬いた]

だってこれは、夢でしょう?

[アイノは自分の死体を見ていない。
感じた痛みも押し込めて、無かった事にしていた]

(+16) 2012/11/18(日) 23:00:29[居間]

遊牧民 ヴァルテリ

[眉をしかめる様子>>44に軽く肩をすくめる]

 ああ、クレストもいたのか……

[二人に続いていった部屋にいる、口の聞けぬ男をみる]


  さて、これから、おまえさんたちは、どうするのかの?

[ウルスラの死を確認した三人に、そんな問いかけを一つ。

 この場にいないイェンニは階下にでもいるのだろう]


   投票など、ここまでくれば無駄というものだろうな……

[そんな呟きを零し。
 いくつかのやり取りのあと、居間へと向かう**]

(45) 2012/11/18(日) 23:03:57[二階廊下]

遊牧民 ヴァルテリが接続メモを更新しました。(11/18 23:04)
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(11/18 23:04)

【墓】 絵描きの子 レイヨ

―昨夜―

マティアスさん、どうしたの?
あんなことって。

[何について言われているのか、理解は出来ていないよう。
不思議そうに首を傾げて]

嘘をついたこと?
それとも、その前から?

――アイノは、まだ、夢なんだね。
あんな甘言にのってくれて、とても嬉しかったんだ。
君が生きていてくれたら、きっと違う幕開けになったんだろうなぁ。

[夢でしょう、と言う彼女に、そんな事を呟いた後で]

うん、そうだね。君がそう信じたいならそれでもいいけど、
残念ながら、夢はもう、終わっちゃったよ。

(+17) 2012/11/18(日) 23:04:21[居間]

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学者 ニルス
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声を失った男 クレスト
81回 残6643pt

犠牲者 (4)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残9000pt
怪我人 マティアス(3d)
82回 残6550pt
飾り窓の女 ウルスラ(4d)
49回 残7611pt
煉瓦工 ユノラフ(5d)
56回 残7557pt

処刑者 (4)

町娘 アイノ(3d)
64回 残7266pt
絵描きの子 レイヨ(4d)
40回 残7773pt
漂泊民 イェンニ(5d)
49回 残7896pt
遊牧民 ヴァルテリ(6d)
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