人狼物語 執事国


187 雪色街のたからさがし

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作家 フユキ

「大きくなったね」

[聞こえた声に、小さく笑う。
いつかモミジちゃんより大きくなるという、幼い願いはここだけは間違い無く叶っていた]

うん。図体だけはね。
まだ、頼りないかもしれないけど。

[伸ばされた手に、そっと温もりの戻った手を重ねる]

でも、もう忘れないから。

[とても大切で、だからこそ、守れなかったのが悔しくて悲しくて、記憶の底に封じ込めてしまっていた「たからもの」......もう一度見つけたからには、二度と忘れるつもりはない]

(二度と、手放したくもないけど......)

[さすがに、そう告げるのは急ぎすぎかと、呑み込んだ]

(41) 2015/12/27(日) 21:31:54[バス停]

経営者 ズイハラ

[冬木が声をかけることで七咲も持ち直したよう。
あちらは任せて問題無いと判断した男は、箔源へと瞳を向けた]

……向き合えそうか?

[問うのはただ一言。
彼が、この世界に何かしらの作用を齎したのは何となく分かったから、心境の変化があったのかを聞いてみたくなったのだ]

(42) 2015/12/27(日) 21:35:55[バス停]

フリーター バク

[落ちてきた兎の言葉には、何も返さなかった。
今更何か言う必要もないような、そんな気がしていたから。
ただ]

……まーな。

[最後に向けられた言葉にだけは、ぼそり、と小さな答えを返して。
虹色と空色が呼びこんだ陽射しに、少しだけ、目を細めた]

(43) 2015/12/27(日) 21:46:46[バス停]

フリーター バク

[傍目、唐突に現れた─ように自分には見えた─冬木と、紅葉の様子にはきょとん、とするものの。
何となく、これガン見したらあかんやつや、というのは察しがついたから目を逸らして]

…………。

[そこに投げ掛けられた問いかけ。>>42
は、とため息をついた後、視線を空に向けた]

(44) 2015/12/27(日) 21:46:50[バス停]

フリーター バク

……ま、どーなるかはわかんねぇけど。

このままなんもしないで、また繰り返し、に戻る気だけは、ないっす。

[それじゃ何も変わらない、変われない。
先に進めないし、後ろにも戻れない]

やるだけやるっきゃない、ってのは。
……もう、最初から、わかってんだから。

(45) 2015/12/27(日) 21:46:55[バス停]

経営者 ズイハラ

……なるほど。
本当に、探す必要は無かったわけだ。

[箔源の答え>>45に男の口端が僅かに持ち上がる。
単に切欠が足りなかったと言うことなのだろう]

…私はそろそろ戻るとしよう。
また、機会があれば。

[どこに住んでいるのかは聞かず、言わず。
縁があればまた逢えるだろうと、それを意味する言葉だけ口にして踵を返した]

(46) 2015/12/27(日) 21:56:48[バス停]

フリーター バク

ま、そーゆー事っす。

[ほんとはずっと目の前にあった。
ただ、みなかっただけ。
それが伝わっているらしき様子>>46に、ちょっと笑って]

あー……まあ、いつまでもここにいても仕方ないですしねー。

縁があれば、またどっかで。

[問われなかった事はこちらも問わず、告げる事もなく。
踵を返す背に向けて、ぺこり、と一礼した]

(47) 2015/12/27(日) 22:03:04[バス停]

経営者 ズイハラ

[箔源の返事>>47は背中で受けて、そのまま軽く手を振ることで応じる。
冬木や七咲、他の者達とも顔を合わせるようなら、軽く挨拶だけして歩を進めた。
やがて、真白の世界は薄れ────]

(48) 2015/12/27(日) 22:20:45[バス停]

経営者 ズイハラ

[───カラン、と男は店の扉を開けた]

…ああ、少しな。

[外に出てたんですか?と疑問を向けてくる店員に言葉少なに返し、男はスタッフルームへと入っていく。
店員は、いつの間に?と首を捻っていたが、男は何も言わなかった]

………少しずつ。

[進めて行こう、と。
男は「夢」の計画を纏め始める。
今はまだ、この小さな店を維持していくので精一杯だろうけれど、いつかは]

(49) 2015/12/27(日) 22:20:56[ペットショップ]

経営者 ズイハラ

[──やがて]


[「夢」の第一歩として、ペットショップの隣に小動物カフェが併設される。
そこはペットショップで売れ残ってしまった仔達が引き取られる『家』としての機能を併せ持つことになった**]

(50) 2015/12/27(日) 22:21:08[ペットショップ]

作家 フユキ

[気付けば随原が、そろそろ戻ると口にして踵を返していた]

あ!随原さん、ありがとうございました!

[彼が狭間に落ちた者を見ることが出来たおかげで、随分と助かった。その想いで、なんとか礼だけは口にしたが、さて、届いたかどうか]

俺達も帰ろう、モミジさん。早く医者に診せないと。肺炎にでもなったら大変だからね。

[モミジに視線を戻してそう促す。彼女が同意すれば、二人一緒に、元の町に戻る事が出来る筈...多分、どこかの人気の無いバス停のベンチに]

(51) 2015/12/27(日) 22:36:48[バス停]

学生 マシロ

[狭間に落ちてきた人々を迎え入れたりしながら、ずっと従兄弟の後ろに引っ付いたままだったので、紅葉の一件も一部始終は見ていたのだが。
なんせ向こう側には触れられないので、騒ぐだけ騒いで大して役に立つこともなかった]

お……おおおおぉ?

[従兄弟が空に向けて怒鳴る。
あれほど降っていた雪の勢いが弱まり、やがて止んだ]

雪止まった!
すっげー、何、兄やんが止めたん?
どーゆー能力!?

[そもそも彼が原因の一端だった、という認識はないようだ。
そうこうしているうちにウサギが現れ、時計が直り、鐘が鳴って、そして――]

(52) 2015/12/27(日) 22:50:44[バス停]

作家 フユキ

[戻ってから後は、結構ばたばたしていた。
一人ではモミジを運べないのでタクシーを捉まえて、救急病院を教えてもらい、着いた病院で、モミジとの間柄を聞かれて、つっかえながら「友人」と答え(何か看護師から生暖かく見られた気がする)

診断は、やはり風邪だったが、一晩は病院で様子を見るという事になって]

俺、付き添います。

[勢い込んで申し出たが、完全看護だから必要ないと、あっさりきっぱり病院に断られた(そして、やっぱり生暖かい目で見られた)]

(53) 2015/12/27(日) 22:50:48[バス停]

学生 マシロ

よいしょーぉ!

[狭間からこちら側へ戻って最初にした事は、目の前にある従兄弟の背中に向けて思いっきりタックルを仕掛けることだった]

(54) 2015/12/27(日) 22:51:01[バス停]

作家 フユキ

[仕方なく、一度マンションに戻り、翌日まだ夜が明け切らないうちに病院に向かった]

[目覚めたモミジが、また全部夢だったのかと思わないように]

おはよう、モミジさん。

[息を切らせて笑いかければ、また彼女の本当の笑顔が見られただろうか*]

(55) 2015/12/27(日) 22:57:23[バス停]

フリーター バク

……ってと。

[随原を見送って、は、と一つ息を吐く。
それから、意識を向けるのは]

真白のヤツ、どしたかな。

[狭間に落ちてしまったいとこの事。
他の面々と同じく戻ってくるはず──とか、考えた矢先、背後から威勢のいい声が聞こえて。
直後に、衝撃が背中に伝わった]

(56) 2015/12/27(日) 23:06:28[バス停]

フリーター バク

……どわっ!?

[踏鞴を踏むものの、どうにか転ぶのは踏み止まった。
こんな事をやりそうな相手の宛は一つしかないから、誰、とは問わず]

真白、おま、ちょっとは自重しろ!

[振り返りながら飛ばしたのは、突っ込みだった]

(57) 2015/12/27(日) 23:06:31[バス停]

学生 マシロ

にひひひっ。
じちょーってなにー?

[惚けているのか素なのか。
従兄弟からの突っ込み>>57に悪びれもせず笑いながら、くるりと一回転して前へ回り込んだ]

なーゆいと兄やん、せっかくだから雪だるま作ろーぜ!

[そうして唐突な提案を一つ]

(58) 2015/12/27(日) 23:13:03[バス停]

フリーター バク

辞書引け、辞書。
言葉っつーのは、自分で調べて覚えるもんだ。

[突っ込みへの返しにまがおで返した後。
前へ回り込んでからの唐突な提案>>58に、ひとつ瞬いた]

ゆきだるまー?
っておま、ガキじゃあるまいし……。

[ぼやくような言葉は、途中で止まる。
ふ、と過るのは子供の頃の記憶]

(59) 2015/12/27(日) 23:19:10[バス停]

フリーター バク

[みんなで何かやるのが楽しくて。
みんなで何かを作るのが楽しくて。

多分、それは、自分の原点。

ひとりでやっても上手く行かない理由の一つ]

……ったく。
ま、こんなに雪積もるのになんて、この先お目にかかれるかもわかんねーし。
いっちょ作るか、でっかいの。

[に、と浮かべた笑みは子供の頃、いとこたちの筆頭として駆け回っていた頃のもの]

(60) 2015/12/27(日) 23:19:14[バス停]

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生存者 (2)

フリーター バク
135回 残4784pt
派遣社員 モミジ
78回 残6675pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
売り子 オトハ(4d)
39回 残7794pt

処刑者 (3)

学生 マシロ(3d)
31回 残7993pt
作家 フユキ(4d)
113回 残5401pt
経営者 ズイハラ(5d)
135回 残5481pt

突然死者 (0)

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