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ええ、そうですね。ライデンさんは背も高いですから。
儀式が近付いてきましたから……じきに連絡も回される事でしょう。
[ホズミの笑顔を見て返す言葉は、若干抑えた声調ながらも、およそ普段の世間話と変わらないようなものだった。前髪を示されると]
嗚呼、結構伸びてきましたか。
ではお手透きの時に宜しくお願いします。
[己の前髪の先を指で摘みつつ答え、頼むように言って会釈をした。そしてふと、思い出したように]
そういえば……
ホズミさんは、最近アンさんに会いましたか?
[と、何気ない風に尋ねた]
ん、…
[また来世でお婆ちゃんが、お爺ちゃんと一緒になりたいと笑っていたことが思い出されて 2つに結んだ髪を揺らして頷いた。
宿泊を申し出るダンケに]
うん、うちは全然構わないよ。
ダンちゃん居ると双葉もきっと喜ぶよ。
ご飯も多めに炊いたし、朝ご飯もご馳走するよ。
ポルテさん具合悪いから困ってる人多そう。
ダンちゃんとか。
[じっと見上げ、それからまたほにゃりと笑う。]
それじゃ、お布団とか準備するから手伝ってくれるかな?
あ、うん。お邪魔します。
[万代に促されるまま家の中へ]
ああ、おばあさんはお出かけ?
うん、それは大丈夫。
[言いながら、彼女が跳びはねているのを目に留めて]
何ぴょんぴょんしてるの?
新しい遊び?
[思わず尋ねた]
うん。それじゃあ、お願いするよ。
ははは、確かに、最近はポルテさんの所で済ませる事が多かったからね。助かるよ。
[OKの返事を貰えばそう答えて、見上げられると、苦笑いで答えて]
もちろん。他にも手伝える事があれば手伝うよ。
[手伝いを求められれば頷いて、若葉の後に続いて寝室へ]
[突然振り返って]
あ、鍵開けといてー。
[またぴょんぴょん歩き出すと]
そ、なんか出かけちゃって居ないんだよね。
…ああ、うん。
そう、次に教えるやつ………ぷっ。くくっ。
では、どうぞお好きな時に呼び付けて下さい。
[ホズミの返答を聞くと、何処か思案するような表情をして、静かに頷き]
そうですか。
……いえ、用事というのではありませんけれど……
さっき、其処の茂みをアンさんが歩いていまして。
声をかけたのですけれど、なんだか逃げられてしまったようで……
少し様子が変に見えて、気になったのです。
もしかして何かあったのではと……
考え過ぎだとは思いますけれど。
[先程アンがいた茂みに視線をやりつつ、彼女について尋ねた理由を説明した]
ああ、うん。
[言われた通り、鍵は開けたままにして。
万代の後に大人しくついていく]
教える?
……ああ、子供たちにか。
万代さんも大変だよね、遊び盛りの相手じゃ。
[教室から出さなくても大変なのに、彼女は外で運動させる係なのだ。
自分以上に大変だろうと思えた]
おいしいご飯を食べて健康に過ごすことは大切だもの。
[寝室の押入れを開いて、ダンケには上の方にしまった布団を取ってもらうように頼んだ。]
…他?
んー、… あー… うーん
[枕やシーツをずるずる引っ張って設置しながら迷うような困ったような声を出す。]
それじゃあ、…
[敷いた布団の上にぺたんと座り、ダンケにぺこりと頭を下げる。
それは昔から変わらない若葉の夜の合図。7年前の時からも状況は違えど言った言葉は似通っていただろう。]
――― …お願いします。
[素直な反応が楽しいらしい。ひとしきりセイジをからかって楽しむと]
あーごめんごめん。
たんすの悪魔が悪さしたのよ。
[そんなことを言っているうちに台所に着く。食べられそうなものを物色しながら]
さーて、せーじくん、そうめんでもいい?
あとは…つけものが少し、かなぁ。
じゃがいもは生でかじれない…よね…?
…うむ、せーじくん、キミは思った以上に運がないっぽいよ。
[そうめんを茹でて、漬け物をいくつか出してふるまう。からかいながら一緒に食べ終わると、またおいで、と言って別れを告げるだろう**]
まさか。
[ぱちりと瞬いて緩く首を横に振り]
そうなのかもしれませんね。
ええ、有難う御座います。
[常のように柔らかく笑い、ホズミに礼を言った]
/*
寝室にワクワクテカテカ
ちなみに私自身はまたエロ無しで進むんじゃないかと思ったりしている。
まあ、その分、グロるよ! グロ!
あの上の布団だね。よいしょっと…
[押し入れから布団を取り出し、敷くのを手伝いながらも、何か悩んだ様子の若葉に首を傾げる。しかし、昔から変わらない合図を見ると笑みを見せて]
こちらこそ。
[若葉の髪をそっと撫でると、唇を重ねた**]
たんすの悪魔……。
[万代の独創的な表現についていけず、からかわれっぱなしにからかわれる]
そうめんに、漬け物。
うん、充分だよ。ありがとう。
[この際、贅沢は言うまい。
それに、先程の握り飯のお陰で酷く空腹という訳でもない]
……ご馳走様でした。
助かったよ。
[食べ終われば、礼を言って素直に出て行った。
村の老人たちが見ていたら、きっと非難轟々だったことだろう**]
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