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……正直、あんま大丈夫じゃねぇかな。
流石に、さ。何か、すげー、疲れた。
[ゆるゆると首を振る]
……ん。急ごう
[それでも彼が許すのならば、蝋燭を手にとって作業を手伝い]
結ぶ者探しだとかで人を殺しといて何抜かす。
お笑い種だな。
しかしあの結び方…風雪センセの素性を知ってたんだとしたら…。
[ぶつぶつ。]
雪玉で遊んでた時、花水木の下にいたシーツ被った子。
彼女が結ぶ者、だったりするのか?
何故もう一方がペケレセンセなのかまではわからんが。
バク.....バク......
どうかこの子を殺さないでくれ.....
[栗田とテンマの声を使った幻聴をバクに聴かせる]
化け物でもなあ
人を殺してまでそいつは退治はできねえよ
それが人間だろ?
無理すんな
逃げろ俺が死んだようにお前まで危険を冒す必要はねえ
声だけ真似られてもなぁ。
…悪いが、おれは子供だろうがなんだろうがバケモノとわかりゃ殺してたぞ。
ま、随分前の話だがな。
……ええ。
すみません。当然の事を聞きました。
[バクの返答には、ぽつりと。蝋燭を手渡し、それを地面に刺す作業を頼んだ。ビニール紐の円は徐々に拡大され、やがて村の外周を巡る完全な円となる。
最初にいた位置まで、行き着いて]
[円の中央、村の中央へと向かった。
到着すれば、静かに目を閉じ]
[耳元に不意に届く、懐かしい、いや、おぞましい声]
……………
[ぎゅっと、拳を握り締める。もう掌と爪はぼろぼろだ]
っざっけん、な!
[ガン、と拳を地面に叩き付けた。
ゴキリと鈍い音がしたが、気にしない]
汚すな。これ以上、親父とオッサン、汚すな。
お前の身勝手な、クソ忌々しい、唾棄すべき欲望で汚すな。
[叫ぼうとしても、喉が掠れてひゅうひゅう言った。
歯を食いしばって、タカハルの作業を見つめ]
てめえの思う通りになんか、させるか。
その子引き剥がして、てめえだけ殺してやる。
/*
にゃー。
実は、全身切り傷カマイタチ、出血続きなんだが、どうしよう。
あんま上手く描写できずに気付かれてない感じだね?
まー、こっそりネガキャン大好きマゾっ子なのでしょうがない。
ニキ......
愛しいボクのニキ......
ボクヲ........離さないで......
ボクはもう何も出来ない木ジャナイ.....
兎じゃない......
目も.....腕も...足も...体も..命も..
ボクにはついてる......
どうか見捨てないで....
やっと見つけた....
大好きだった.....
寂しさを忘れさせてくれた
たった一人の人間なのだから.....
[強い意志が私を締め付ける。
カマイタチがドウゼンに向かって一斉に襲いだす。]
邪魔をするな!!!
…あんまり一緒にゃされたくねぇよ。
ああ、もうカミサマの居場所なんかありゃしないな。同感さね。
[備前の言葉には消極的な反発を、遠くで響く堂禅の声には頷いて。]
時代の流れさね。
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