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[スピーカーのほうを見つめて]
あの放送、なんだったんだろ…。
危機感忘れちゃダメって院長がよく言ってたっけ。
……もし本当の本当に危険になったら、ルリたちの心……
[イヴの子が持つ、身の危険を感じた時の機密保持機能の事が頭をよぎり]
…考えすぎだよね。
うん、こんなこと考えてないで、みんなのとこに行ってみようっと。
[パスケースを飴の入ったポケットとは反対側のポケットに大事にしまい。部屋を出て、小走りで検査室へ向かった]
[アンに診て貰うオトハをぼんやり眺めていたが、ジュンタの声>>65に振り向いた]
あはは、マジで?
じゃあねー……
[隣に近づいて耳打つ]
壱乃宮せんせーが欲しい。
[ハツネの足がキャタピラになっているのを一瞬想像して、
笑っているようでいないような複雑な表情をした]
へぇ…助手が全員揃わないといけないんだ。
って、助手って何人いるんだ?
[ハツネに教えてもらったコピー方法が意外で驚いた、が]
検査してる人間がバグってるって…
[ありえなくもない話だと思ったが、それは口にせず、
黙って話を聞いていた]
外にも出られないなんて…
[あーぁ…と壁やら天井やらを物憂げに見つめながら、検査室へとやってくる]
…お茶ですか。
寒いですしね、ええ大丈夫ですよ。
僕、自分で入れられますから。
[自分用のマグカップにポットからお湯を注ぐ]
[ドアを開けて検査室に入って来た]
あ、みんないたー!
ねぇ、さっきの物騒な放送、なんだったんだろ……スパイがどうとか言ってたけど、危険なのかな…?大丈夫だよね…?
[不安な表情で部屋に居るみんなに問いかける。
その時、まだ挨拶していない黒髪の少女を見つけて]
あれ?そっちのお姉さんは…?
[たずねた後でふと、先ほど自分の隣の部屋に入っていった少女が頭をよぎる。]
…物騒な放送ね。あまり考えたくないのですが…
[ルリの言葉に眉間に皺を寄せて]
お姉さん?ああ…こちらのお嬢さんは見た目は若いけど…って君も同じだが…
研究所でお願いしたセキュリティ専門のお嬢さんだよ。
こちらで当分ご一緒することになると思うよ。
[当分出られないからね、と溜息をつく]
あ、ズイハラもいる!
お久しぶり!
[お湯を入れている、挨拶していないもう一人の人物。検査技師にぺこりっと挨拶した]
お姉さんはセキュリティ専門の人?高校生くらいに見えるのに、研究所でお願いされちゃうくらいなんて、すごい…!
[ズイハラの紹介を聞いて、目を輝かせて感心している]
えっと、ルリです。孤児院の子守ロボだよー。
お姉さん、よろしくね。
それにしても、若いのにすごいなぁ…
…そっか、見た目はやっぱりあんまり関係ないのね。あれ?ルリ、身長低くてもいけるかも…?院長のお嫁さん…!
[また熱暴走しかけたが、「当分出られないからね」、との溜息まじりのズイハラの言葉が耳に入って]
あ…メンテ終わったらすぐ帰るはずだったのに、出られなかったら、帰れないんだ…
院長、会いたいなぁ…
[しゅん、としてパスケースの入ったポケットに手を触れる*]
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