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ちょ、オッサン、すっげー汗じゃねぇか。
[部屋に入ってみれば、目に入るのは横たわってうなされている義兄。
思わず駆け寄って、手を出そうとするもドウゼンを振り仰いで]
せんせ、どうしよう。オッサン、大丈夫かな。
俺、なんか出来ることある?
おはようございます。
あらあら。これはご丁寧に。備前貴子と申します。
[丁寧な一礼に、こちらも畏まってぺこりと頭を下げ、改めて名前を名乗る]
そういえば、昨日も室内でこの傘、ずっと持っていらっしゃいましたよね。
大事なもの、なんですか?
[軽く首をかしげながら、聞いてみる]
あぁ、そうですなぁ。
後程会う事があったら、聞いてみますか。
…風雪センセー?何してるんですかな?
[風雪の挙動に首を捻る。]
そうですね。しばらく村の外にも出られないみたいですし、すぐに会えるでしょうから。
ああ、これですか?
突然お化粧に目覚めた理由を、直接彼女に聞いてみたのですが……なかなか照れ屋さんみたいで。
[突然の強い風に、葉擦れの音]
熱はない……か。
[こめかみや頭や腕など数箇所を軽く押し、反応を見る]
寒気や体のどこかに痺れや違和感はあるか?
オレの言っていることは分かるか?
何か変なものは見えたりしていないか?
[普段より少しだけ柔らかな口調で問いかける]
備前さん、改めて宜しくお願いしますね。
[傘について問われると]
ええ。これを手放すわけにはいかないんです。
彼らの攻撃を防ぐために……
この黒い傘は必要なんです。
完全に防ぎ切るというわけにはいきませんが……
[頷き、やはり彼らにまつわる説明を]
[問題のない反応、もしくは眠っている様子ならば]
まぁ……疲れかねェ。
[緊張を解いた口調でバク告げる]
おい少年。
今は熱はねぇみたいだから、汗拭いてあったかくして寝かせておいてやれ。
頭……額を濡れタオルで冷やすのもいいが、あまり冷やすのはよくねェから気をつけな。
何かあったら呼んでくれ。
もしもーし。木は口をきかないと思いますぞ、風雪センセ。
いやまあ、作家のイメージとしてはそれでいいかもしれませんが。
[強い風と、葉擦れの音。]
うう、寒っ。
ごめんなさい。落ち着きます。
[ドウゼンに言われて、深呼吸。
パタパタと奥の部屋に下がると、ごそごそと毛布持ってきて、診察が終わるまで待機した。
疲れだと聞けば、ほっとしてぺこりとお辞儀]
分かりました。せんせ、色々ありがとうございます。
また何かあったらよろしくお願いします。
……えと、あの。昨日通れなくなった道以外、道ってないですか。通れるようになるまで、どのくらいかかるか分かりますか? 疲れてるなら、予定切り上げて帰った方がいいのかなって。
あなたも一緒にいかがですか?
[彼女が管理棟から出てきたことなど知らず、シーツを纏った女性に声をかける。グリタの後について歩き、途中一度だけハナミズキの方を振り返って、管理棟の中へ。管理人に軽く挨拶して、囲炉裏の傍に座る]
チョコ……? どうかしましたか?
[ビセの呟きと、どこかきょろきょろした様子に、首を傾げ。軽く周囲を見やってみたが、ハナミズキ以外に妙なものはなく]
そう、名も知れぬ強大な存在を……
僕は仮に「彼ら」と呼んでいますが。
彼らは宇宙に在り、僕らを攻撃してきているんです。
この異様な現象も……
まず間違いなく、彼らの直接攻撃か間接的な攻撃、影響によるものでしょう。
村に伝わる伝承というのも、恐らくは……
[真実、と言いかけたところで、ふいに空気のそれとは違う微かな冷たさを感じ]
……そう、ですか。
[ふと、不安そうに窓の外に咲き誇るハナミズキと雪を見て]
はい、色々ありがとうございました。
考えてみれば、帰るよりここでのんびりしていた方が疲れも取れるかもしれないし、ちょっと頑張ってみます。
えと、せんせーも、帰れなくて色々大変だろうけど、頑張ってください。
[もう1度だけお辞儀して、義兄に毛布をかけてみた]
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