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[2人がかりとはいえ女手ではやはり辛いものがあり、やっとの思いでグリタを縁側へと運びこんだ。
できるだけ丁寧に体を下ろし、横たえる]
……ふう。これでよしと。
あとは……冷たいおしぼりか何か持ってきた方がいいんでしょうか?
[グリタが倒れた理由は知らないが、熱射病か何かだと思ってザクロに尋ねる]
―神社階段―
放課後なのにお勉強?熱心ねえ。
[咲子の手元の教科書を見、口を開けた。
彼女を追い越し数段下まで下りると、上空を見上げる。]
ねえ、知ってる?
こんぺいとうの降る晩には、神隠しが起きるんですって。
そんな話を、村のお年寄りが語ってくれる。
うーん、空から金平糖が降ってくるのかしらね〜……
[見上げたまま、語りかけのような独り言のようなのを大真面目に言った。]
―――――…。
[挨拶をされると教科書で口元を隠すようにして視線だけで返事する。]
――――こんぺいとう…?
みぞれか何かじゃない?
……神隠しだなんて…そんなの人為的な現象でしかない…。
[教科書を膝へと戻し、視線を外しながら。
話かけられた相手へと返した。]
[何かいおうと口を開いたけれど、意味のある言葉は出て来なかった。
余所者の娘とは逆の方向へ遠ざかって行く空彦にも何も言えず見送って、手元の猫に微笑む。]
大人は、難しい話がいっぱいだね。
あたしはただ、美味しいものが食べれて、皆と楽しく過ごせたらそれで良いんだけどなぁ……。
昔は皆、そうだったのになぁ……。
[呟く声がわずかに重くなるのを感じて、勢い付けて歩き出した。]
ん、とりあえず美味しいもの探しにいこっか。
[集会所へと向かう道。神社の前の階段に人影が見えます]
……?
[速度を緩めて目を凝らすと、どうやら教科書を広げた少女と主婦のようです]
―神社階段―
みぞれね!なるほど。そうゆう比喩かあ。
[ひとつ、うなずいた。]
えへへ、神隠しとみえて、
実は消えた人はどこかに売り飛ばされていたり、
バラバラにされちゃってたり、挙句には[輸入した]だったりするのね。
……でも、ほんとうにほんとうの神隠しだったら、
ちょっと、面白いと思わない?
[こちらも視線を合わせぬまま、つっかけの踵の音を立てて、また一段、下りた。]
[二件の家を回り終えてから、集会所に向けて歩き始めた。グリタが留守中の診療所を訪れ、また先に集会所へ行っているなどとは知らず]
ニュータウン化計画に……
祟り、か。
[集められる理由について、思い出すように呟き]
[日陰に座り込んでみたが、日陰でも曇り空でも暑いものは暑い]
先生もまだ集会場だろうしなぁ。
[先生、とは村外れの老博士のこと。
あの家の書庫はひんやりしていて気持ちいい]
……甘くて冷たいの食べたい。
[そう呟くと、ふらふらと歩きだした]
[程無くして、集会所に辿り着くと]
今晩は。
お邪魔します。
[入ってすぐの場所で立ち止まり、中にいる面々に向けて挨拶した]
[神社前、どこか和んだ雰囲気の二人から視線を逸らし、そのまま集会所へと向かいます。集会所の入口で、青年団の仲間に挨拶]
わかってる。邪魔はしない。
ちょっと聞きたいことがあるだけだ。
[集会所の縁側にも人がいるようです。そちらへ視線を投げてから、熱弁中のネギヤを見やります]
[集会所に向かいながら、神社のそばを通る。
流れてくるギターの音に引かれて、そちらを向いた]
開発しちまえば、この辺りもどうなるんかねえ。
…神さんくらいは残しとかんと、バチあたりそうだけどなあ。
[軽く頭を下げて、集会所に向かう]
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