87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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イヤイヤ。なんでもない。
なんでもないのさ。ハハハ……。
[もう若くないだなんて、まだ、認めたくはないものだ。乾いた笑いで少年>>89に手首の先だけをヒラヒラと振った]
……俺も疲れてるのかもな。
[鳩、と言ったのは。
振り向いた瞬間は何かがこちらを見ていたような気がしたからで。
けれど、固まっている間もずっと何の姿も見ることはできず。
ゆっくりと腕を上げて目頭を押さえた]
(95) 2012/04/30(月) 01:47:37[駅前公園 ベンチ]
少しここで休んでくから。
ボール探しする子がいたら声をかけてみよう。
[手を戻すと両側にダラリと放り出して、だらしない姿勢で座り込んだまま少年に言った**]
(96) 2012/04/30(月) 01:50:42[駅前公園 ベンチ]
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(04/30 01:51)
―駅前公園―
[男性>>91がゆっくり身体を戻し、話し始めるのを待つ。
訝しげな顔は変わらなかったが]
鳩……鳩かぁ。
[指差された先を追う。
ボールとも、ましてやウサギなどと見間違うようなものではない、が]
……んー。まあ、そーかも。
[まだ微妙に納得いかないだったものの、寝惚けていたし、と頷く。
ついでに先程の親子連れもちらと見たが、壊れた像を見ている彼女らがこちらに来る気配も無い。
他もまた然りだった]
(97) 2012/04/30(月) 01:55:53[駅前公園]
経営者 ズイハラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/04/30(月) 01:56:37
そっすね。
……なんか、すんません。
[先程は何でもない>>95と言われたものの。
姿勢を崩した彼>>96には頷きと、何となく謝罪の言葉を向けておいた**]
(98) 2012/04/30(月) 01:58:06[駅前公園]
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/04/30(月) 01:59:50
学生 バクが接続メモを更新しました。(04/30 02:00)
…うん。 またちょっとやる気出てきたかも。
木には振られちゃったから、別の所で撮ろう。
[次は何処にカメラを向けようか、考えながら歩き出す。
良い事があった為だろう。その足取りは往路よりも軽やかだ。]
あと2,3枚は追加しておきたい なあ―――
[丁度その時、背後の木が絶好のシャッターチャンスを迎えていたのだが。
再び風が凪いだことすら、残念ながら*気付かぬまま*]
(99) 2012/04/30(月) 02:06:25[海辺の道]
会社員 ロッカが接続メモを更新しました。(04/30 02:13)
─ 駅前公園 ─
[時間確かめがてら、取り出した携帯のメールボックスを確かめ、必要なものに手早く返信をしておいてから。
とりあえず、海を見に行くか、とディスプレイに落としていた視線を上げて]
……え?
[ひとつ、瞬いた]
(100) 2012/04/30(月) 20:23:00[駅前公園]
……あ……れ?
[上がるのは、惚けた声。
見知った蓮池、その中央には壊れた像。
それが、今の見慣れた風景。
そのはずなのに、何故か。
一瞬だけ見えたのは──どこも壊れていない、子供たちの像と、満開の蓮の花で]
…………。
[思わず、ぽかん、とその場に立ち尽くした]
(101) 2012/04/30(月) 20:25:30[駅前公園]
[今と違う風景が見えたのは、ほんの数秒。
風が一つ吹き抜けた後、目に入るのは、先も見ていた壊れた像]
……疲れてんのかなー……いや、疲れる話は聞かされたけど。
[ぽそり、と呟き、ため息一つ]
気晴らし、いくか。
[がじ、と後ろ頭を掻いた後、たどり着いたのはそんな結論。
携帯をポケットに入れて、海へ続く道を歩き出す]
(102) 2012/04/30(月) 20:30:58[駅前公園→海辺の道]
研修医 ユウキが接続メモを更新しました。(04/30 20:31)
末っ子 キクコが接続メモを更新しました。(04/30 21:16)
お針子 ビセが接続メモを更新しました。(04/30 21:20)
会社員 ロッカが接続メモを更新しました。(04/30 21:21)
10人目、学生 チカノ が肩書きを「 」に変更してやってきました。
― 海辺 ―
[ひやりと、冷たい潮風が彼女の長く結われた髪の房を揺らした。
ざぁ、と何処か音の粒が粗く聞こえる並みの音は少しだけ遠く。
ちゃぷんと、可愛らしく透き通った水音が足元で鳴れば彼女は小さく口を綻ばせた。
けれど、それは波打ち際で素足を海に浸した彼女の足底を、海の方へと流れる砂がくすぐったせいかもしれない。]
(103) 2012/04/30(月) 21:22:39
─ 海辺の道 ─
そう、ですね。
[互いに謝ってばかりだと楽しそうに笑う六花>>93の、こちらの名前を聞いた一瞬の表情に声の強ばりが少し増した。
けれどそれも、彼女から名乗り返された時にはすぐに解いて笑顔に戻り。]
六花さん、ですね。
はい、また!
[またね、と見送ってくれる彼女に頭を下げて場を辞した。]
(104) 2012/04/30(月) 21:28:36[海辺の道]
[祖母のもとへと顔を出すのがこのところの日課。
足に巻かれたギブスに目を瞑れば、一体どこが悪いのかというほど矍鑠とした様子で、]
もう、だいじょうぶ、だいじょうぶ。
そんなに心配しないでも。
[風音荘のあれやこれやと細かく口を出すのを軽くいなして、病院を後にする。]
(105) 2012/04/30(月) 21:29:05[病院]
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