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ト書きの書き方とか意図的に変えているけど、それでもお互いに中身スケスケなんだろう…?
まゆねこさんの基本系キャラだもんな…。
(※ただのいい人)
で、でも重い過去とか背負ってないからね今回!
この村で生まれ育って、祖父の代から続く写真屋を引き継いだ。
幼馴染のマティアスに自分が見てきたものを見せる為に村内外の写真を撮るようになった。
得意な被写体は風景。人物や動物も撮る。
一応、自宅写真館での撮影もするが、あまり上手くない。
「ありのまま」を残す事を好むが故。
だからニルスにはあまり良い印象がない。
マティアスを気味悪がっている様子なのも拍車をかける。
使い込まれたカメラは祖父の形見。
最近、カラーフィルムという物が発明されたと聞いてソワァとしている。
いい年して無邪気系なアスパラベーコン男子。
彼女は出来ても、いい人過ぎ&カメラ好きすぎ&朴念仁で長続きしない系。
たぶん30前後。
―― コテージ内 土間 ――
[荷馬の身体を藁束で擦ると、
真冬のように湯気が上がった。
養蜂家は、いかんなあと言ちベールを捲る。
露わになるのは、地味で幸の薄そうな面体。
ほうと吐いてみる息は白く眉尻が下がった。]
[荷馬の背から鞍を外して屈む折には、
蜂除けのベールはまた勝手に垂れる。
鞍にひとつ吊るしたままだった甕壷を
小脇に抱え、養蜂家は土間を後にした。
背後では、荷馬が安堵めいて
――ふるると鼻を鳴らす音*。]
[歩みゆく廊下の窓が風雪にかたかたと鳴る。
厨房には糧を探すイェンニの後ろ姿が見えた。
もしかしたら他にも誰かいたかもしれないが、
そのまま通り過ぎて玄関ロビーへ廊下を歩く。]
… 結局、
司書くんのあとには誰もこないか。
[急な降雪とはいえ、屋根下へ入り損ねる者も
いなかろう――それでも扉に鍵はかけずにおく。]
[ちらりと覗いた大部屋の暖炉には、
まだ火は入っていないようだった。
薪の備蓄は、夏至祭期間の煮炊きを賄う程度。
衣服の乾燥に火を使わない選択をしたらしき
彼らの判断に、男は口を挟むことをしない。]
かたい帆布の服でよければ、
貸せるよ。
[酒を飲む移住組の姿が目に入ると、
養蜂家は、ひときわ濡れた司書のほうへ
声をかけ――返答を待たず、
そっけなく階段をのぼっていった*。]
へぇ、お役人さんも、こんなオカルトめいた御伽話に食いついてくるんだな。
[意外だった。
同郷のクレスト以外と話しているところをほとんど見たことがないせいか、無口で冗談ひとつ言わない印象が強い。そのミハイルが、自分の冗談に乗り気な態度を見せている>>111。
珍しいなと思いながらも、それ以上に写真に興味を持ってくれた事が嬉しくて]
ああ、映ってたらな。
[くしゃり、と笑顔になる]
現像自体は手間ってほどじゃないんだが…さすがにここには暗室も道具もないだろうから、現像するのは雪が止んで写真館に戻ってからになるだろうな。
いつ止むか分からないが、まあ、ずっと降り続けるって事はないだろ。
それまで、色々と撮っておく事にするさ。こんな画、そうそう撮れるもんじゃないしな。
[目線を外にやると、降り積もる雪は一層深く*]
[慣れない場所での階段の上り下りはマティアスには大変だろうと、1階にある居室のうち2つを、続きで借りる事にした。
部屋は大して広くなく、簡素なベッドの他には小さな机くらいしか置いていない。寝具もタオルケットが一枚あるだけ。この寒さを凌ぐには、心もとない。
それでも部屋に篭るなり濡れた服を脱ぎ捨て、タオルケットに包まれば、冷え切った体に熱が戻ってくるのが分かる。窓辺に干しておけいくらかマシにはなるだろうが、乾くには時間がかかるだろう]
もっと酒、持って来りゃ良かったな。
[撤収する際に、ちゃっかりイェンニの店から持ってきた蜂蜜酒を口に含み、タオルケットに包まった格好でカメラの手入れを始める。
幸い、本降りになる前に辿りつけたお陰でほとんど濡れていなかった]
…さむ。
[ふるり、と体を震わせ、いつ止むかとも知れない雪を見た。
薪の備蓄はどのくらいあるのだろう。サウナや煮炊きにも使うのだから、全く無いという事もあるまい。少し、暖炉に火を入れた方がいいかも知れない。そうすれば服も乾くし、そこで多少の煮炊きも出来る]
まるっきり不審者だな、これ。
[下着はつけているものの、裸にタオルケットをかぶっただけの格好で、薪を探しに部屋を出る。イェンニやイルマに出くわさない事を祈りながら**]
[思考が超自然から怪奇現象に向かっている事に、
司書が気付くこともなく。
訂正してくれる人も居ないのだから、
思考の暴走は止まらない。]
[この司書、そういった類にはめっぽう弱かった。
自分の弱みを口外するような事は滅多にないが、
一部には気付かれているかもしれない。]
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