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は―はは、そうか。
ああ、解った、解ったよアンリエッタ。
つまりお前は、私はまだ隠居するには早いと、そう言うんだな?
はははは…!そうか、うむ、そうだな…!
(思えば、不確かな噂を頼りに、遥かロシアの横断鉄道に乗り込むなどと、気違い沙汰だ。
そう言うなら、私の人生、焼け落ちたシャトーに背を向けた時から、何かが狂っていたのに違いない。
―いや、もしかすると、もっと前から…。)
これからも、旅は続く。
冒険は続く―か。
[いずれ"La Maestro"は、再びパリへと戻ることだろう。
その頃には「ヴァルテリ・シャルブネ」の画廊は、新たな経営者へと引き継がれ、真っ当な物からそうでない物まで、密かに広く画業に携わり続ける事に違いない。
そして同じ頃、「絵画は決して狙わない、二人組みの怪盗」によりパリの街は混乱に陥れられる事になるのであるが―、またそれは少し後の話。]
Attendre et espérer ! (待て、しかして希望せよ!)
[列車から。
―ロシアからフランスへ、画商に付いてやって来た少女が、ロシア風の紅茶を淹れてやって来た時。
ある小説の、有名な締めくくりを諳んじながら、"La Maestro"は、―王家の末裔は、楽しげにシャンソンのようにも聞こえる鼻歌を歌っているのだった。]**
>>112
こっここっこここういうこと!?
[わたふたしたが、アルマウェルの笑顔を見て、少しだけ落ち着いて]
たぶん……どれも僕なんだろう。
[なにやら幸せに浸っているマティアス>>52を見れば]
あのねえ、ワタシたちの第一命令はロマネスの秘宝を守ることなんです! 悪党がどうなろうがワタシが転げ落ちようがあなたがオカマに化けようがその辺は関係ないんです!
[まあ結論として、ミズノフスキーが秘宝なら、彼を守れて居ない時点で失敗じゃないかとかその辺はほっぽって、言う、ムキになって]
だいたいそもそもですよ、あなたも「マティアス」も捕まえたっていいんじゃな……ぶっ
[言葉が途切れた。
理由はふたつ。後続車に乗っているはずのオラヴィ卿の声>>50に振り返ったから。
二つめは、真っ白な弾幕>>59が顔面を直撃して、それ以上の言葉はなかった。続くのは、くしゃみと、咳と、そのあたり]
――はっくしょっ
[文字通りの涙目で、うーとうめく。
失敗ね、と存外近くで聞こえた声にそちらを見上げると、石灰まみれのウルスラが見えて。悔しさとか歯がゆさとかその辺の感情は、崩れて消えた。はは、と笑いを漏らす自分も、大差ない格好だろう、多分、白ウサギさながら。しつこい胡椒に鼻がむずむずするから鼻をつまんだりしながら]
まあ、ミーシャはどうせすぐに逃げるでしょうし、その辺の手間を省いたと思えば、いいんじゃないかな?
[首を傾げて、おどけて言う。
そんな理屈、組織に通じるはずもないんだけれど。
ウルスラの笑みに見とれてしまって、瞬きを繰り返したら]
ああ、いえ、こちらこそ。
生きていてくれてありがとう、ウルスラさん。
[ずれた帽子を直すフリして、表情を隠した]
―何処か―
[扉を開ける音がする。
横に寝ている男を起こさない様に、ゆるりと起き上がる。
そして寒さを感じる素肌をバスローブだけを羽織り、ゆっくりと扉の方へ――。]
何か御用かしら?
[僅かに開けた扉の隙間から、怪しげな男の瞳が覗き込む。
『占星術師、いや毒婦イェンニ。死神が運命の輪を回し始めた。
月の下で生きるか、それとも太陽の下で生きるか、審判を仰げ―…‥』
怪しげな男が言霊を紡ぐ。]
決まってるでしょう、私は世界を求めるわ。
前回の汚名を晴らすまでは―…‥。
[眠る男の口に小瓶の中身を垂らす。
そして小さく呟く――、]
イェンニは遠い所に行くわ、だから忘れてちょうだい。
思いだしても追って来ないで―…‥
[そう暗示を掛けると、手早く着替えて、荷物を纏めた鞄を持って部屋を出る。]
次の仕事は何かしら?
[女は暗闇の中へと消える。]
─それから・パリの街─
アル。あれおいしそうだよ!
[ふと足を止める。
色とりどりのふわふわとした白いもの──綿菓子。見たことのない食べ物。
楽しそうに、アルマウェルのシャツの袖をついと引いてから、思い出す。
"仕事"現場の見張りの交代時間まで、あと30分だということを]
だめ……だよね。
[袖から手を離すとえへへと笑った]
―数年後、とある海辺にて―
[列車から脱出した後アイノは隣国へ渡り、列車の設計図を提供する代わりに庇護を求めた。
世界はなにやら騒がしい。希望と不穏が入り乱れている]
なんとなく、あの時の空気と似てるかな。
規模が随分違うようだけど。
[あの列車も今の時勢と同じ。希望と不穏を乗せて大陸を横断しようとしていた]
…ヒゲの人は元気ですかねー。
[思い返せば彼から沢山の物をもらい、救われ、今の自分がある]
…会いに行って、みようか。
[今はどこにいるのかわからない恩人。
おそらく名も変えているだろう。見つけられるとは思えない。けれど]
それも、悪くないよねぇ。
[数ヵ月後少女の姿はパリにあり―――]
>>119
[帽子を直すラウリを見つめて、小首を傾げた。]
そもそも、秘宝がなんたるかまで
きちんと説明してくれなかった本部が悪いわ。
なぁんて、口が裂けても言えないけれど。
[内緒内緒、と人差し指を唇に当て、]
ま、今回の任務失敗の責は、私が負うから大丈夫よ。
とりあえず身綺麗にしてから報告かしら。
[でもま、閣下があっさり[グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国]で[小箱を拾った]のが発見されて、
小悪党逃してしまって残念だったね賞をもらったぐらいで済んだとか?
とりあえずは列車を降りての、ようやくのティータイム。
二人が再び任務で顔を合わせるのは、そう遠くない未来?]
[機関室を後に歩き出すと、列車の下に潜り込む人影。そっと覗きこむと何かを取り付けている様子]
む、爆薬ですかな?レディ…レイヨ?
[挑むような視線の裏に冷たい覚悟を漂わせハタと睨みつけるレイヨ]
いや、実は聞いておりましたよ、レディ。祖国の為に、ですか。
しかしその量の爆薬を起爆装置もなしに爆発させれば貴方自身も吹き飛びますぞ?
[覚悟を決めた様子でぽつりと言い放つレイヨに大げさに頭を振って更に言い募る]
んっんーん!祖国の為に命などいらぬ…?
しかし紳士として御婦人の窮地に何もしないなどと言う真似は出来かねる。
こんな冷たい大地に散らして良い花などありはせんよ。まぁしばし待たれよ、生き急ぎなさるな。
[片手をあげて反論を制すと貨車に駆け戻り、後続車両から側車付きのモーターサイクルにまたがり戻ってくる]
正装でこのような物に乗るのは全く頂けんが、まぁご婦人の為だ。埃くらい我慢してやろう。
[小声で呟くと、レイヨに向かい]
人間なら走っても爆風から逃れられないがね、こやつならばまぁ何とかなるだろう。
どうだね?爆薬に点火したら、バイカル湖の冴え冴えと凍った月夜でも眺めに行きませんかな?レディ?
[レイヨが同意するなら、エンジンをふかし点火と同時に飛び乗ったレイヨと共にフルスロットルで爆風とシルクハットを置き去りに走り出すだろう]
[その時爆音にまぎれて叫んだのは祖国のために戦う戦士かはたまた希代の道化ものか]
“さらば!シベリア鉄道!!”
>>128
うん。明日ね! 絶対だよ!
[ぱぁっと笑うと、嬉しそうにアルマウェルの後ろをついていく。
たぶん──これからも**]
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