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113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[言いおくままに、宙を掴むイェンニと
既に薬を打ったユノラフのほうへ、走る。
気づいてくれたマティアスの肩は、軽く叩いて。]
[白髪混じりの銀髪の男が、雀蜂の
群れが詰まった壷を床で叩き割る。
サーバーフォークの切っ先は、
男のからだの何処に*吸い込まれたか*]
(121) 2013/06/18(火) 23:32:37[炊事場-大広間]
……ミハイル?
[聞こえてくる亡者の声、しかしこの亡者は人間ではない。聞くだけで背筋が凍るような、そんな声だ。
そのような声でありながら、誰かへと語りかける声は酷く優しげに聞こえる。]
……おい、ミハイル。いるんだろ。
誰に話しかけてんだ?
[答えが返って来るとの期待していなかったが、それでも問いかけた。]
(122) 2013/06/18(火) 23:34:47[大部屋]
ダグさんがイェンニさんに襲い掛かったのを、ユノラフさんがかばったようですが…
[>>+84騒ぎを聞き付けたのだろう。部屋にやってきて冷静な様子で状況を訊ねるミハイルに、ほとんど説明になっていない説明をする。
これまでとは違い、めまぐるしく状況が変化している。
トゥーリッキ自身、把握しきれていなかった。]
(+89) 2013/06/18(火) 23:35:06[大部屋]
[>>118どこまでもやさしいユノラフは、
…の謝罪を受け取らない。]
ちがう、ちがう、わたしが
[わたしがナッキだから。
それに、わたしはあなたに優しくされるような存在じゃないわ。
昔、あなたを湖に引き入れたのは、私だったのだから。]
(123) 2013/06/18(火) 23:36:11[炊事場@パニック中]
[>>+87すぐ後に到着したクレストを、
ソファへと手招く。]
うっとおしい。
[ぶん、
羽音を鳴らして飛び回る蜂をしっし、と手で追いやり。
まあ刺されるどころか知覚される事すらないのだろうが。]
(+90) 2013/06/18(火) 23:37:09[大広間]
[そこで何があったのかなど、
今しがた訪れたばかりの司書は知らない。
ただ、その状況に眉を顰めるだけ、で。]
イェンニ……、
[この大雨を彼女が降らせていると言うのなら、
それは、彼女の涙なのだろうか。
嘆きの雨は量を増すばかり。
翡翠の色は、イェンニへと向けられた後。
誰もいないソファへと、腰を下ろす。
――当然の如く、クッションが沈む事はなかった。]
(+91) 2013/06/18(火) 23:38:08[二階廊下]
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 23:38:25
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 23:39)
――!!
[こちらに向かってきたダグに、咄嗟に拾ったサーバーナイフの先を向け突き出すと――それはダグの首に刺さったか]
[づぶり]
[手の中に、皮膚と肉を突き破る、嫌な感触が伝わり、
あたたかな、あかい、しぶきが、
男を赤く濡らす]
(124) 2013/06/18(火) 23:39:34[コテージ・大部屋]
うお、
[羽音をたてて飛び回る蜂>>121に、驚き声を漏らし。
どうにもこの羽音は、苦手だ。
距離を取ろうにも数かいささか多すぎる。
逃げるようにして、
ソファ>>+90へと向かったのは、その後のこと*]
(+92) 2013/06/18(火) 23:40:31[二階廊下]
ああ、そういう事か……、
大体判った。
[>>+89ダグはイェンニが人ならざるものだと気づいている様子。
他の者はどうだか知らないが。]
ァん?
[>>122霊の声を聞く盲を一瞥する。
見た所で、視線が交わる事などないが。]
さっきからそこで泣いてる女が喧しいつったんだよ。
[彼女と通じてるとは示さずに、只。
イェンニを泣き止ましてやれと]
(+93) 2013/06/18(火) 23:42:05[大広間]
何、これ……?
[繰り広げられる状況に目を見開き口もとを押さえ、ただただ唖然としている**]
(+94) 2013/06/18(火) 23:47:36[大部屋]
う、あ、あ…
[ころした。ころしてしまった。
人をころしてしまった]
[しかし、ショックを受けている暇もなく、耳に入るのは。
スズメバチの群れの、羽音。
そしてカチカチと顎を打ち鳴らす、威嚇の音]
(125) 2013/06/18(火) 23:47:36[コテージ・大部屋]
花と間違えて寄ってくるかもなァ
[>>+92蜂から逃げて迂回し、
ソファの方へ漸くやってきた
クレストのスカートの裾をちらりと見る。
見えていないのだから、そんな事はありえないが。]
甘いもんや香水の匂いが好きらしいぜ。
お前、甘いのか?
[蜂は意識などしていなかっただろうけれど、
追い回されていたようにも見れた様子に、
くん、とクレストの髪の匂いを嗅ぐが、
そこは流石に霊体、なんの匂いもしない。]
(+95) 2013/06/18(火) 23:49:35[大広間]
に、げ…
[こくり、と唾を飲み、声を限りに叫ぶ]
マティアス、逃げろ!!
ニルスも、イェンニも、頭を低くして部屋から出るんだ!!
[おそらく情況が分かっていないであろうマティアスの腕を乱暴に取り、大部屋の出口を目指した*]
(126) 2013/06/18(火) 23:51:00[コテージ・大部屋]
[>>121ダグが雀蜂の入ったツボを叩き割る。
次の瞬間]
――!!
[目をそむけることすらできなかった。
ずぶりという音がした後、ダグの首から、赤い液体が噴き出していた。]
(+96) 2013/06/18(火) 23:53:08[大部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 23:54:07
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/18 23:55)
蜂屋敷だな、一変して。
[>>+94手で口を覆い、驚愕しているイルマを見る。
花壇で見る蜂よりも一回り大きい胴体。
なるほど、危険以外の何者でも無い。]
虫をこういう使い方すんのは初めて見たな。
…蛇よかこっちのが十分厄介じゃねえか?
[こいつらの面倒を任せるのは無理だろう、と。
逃げる者達と、遺体となった飼い主>>124を交互に。]
(+97) 2013/06/18(火) 23:55:40[大広間]
来るわけねぇ、 よな…?
[>>+95 例えば、猫なんかは、
人間に見えぬものが視えていると聞く。
それならば蜂も――なんて、
ミハイルの言葉に、不安になってくる。]
はぁ?甘くねーよ。
[何を言っているんだと、
怪訝そうにミハイルへ視線を送り。
彼の顔が髪に近づけば、身を強張らせ――、]
(+98) 2013/06/18(火) 23:57:25[大広間]
─その昔─
[ゆらゆら、冷たい湖の中で、…は空を見上げている。
そうしていると、珍しい、真冬の湖に浮かぶ船の上。
家族連れなのだろうか、幼い子供とその親が乗っていて。
子供が湖面にいる魚に手を伸ばすけど、
魚は子供の手をすり抜けてどこかへ行ってしまった。
子供の手も一度は引き抜かれたが、また水中へ。
今度は、湖の中にいる…を誘うように、
ゆらゆらと揺れる。
あそぼう、と誘われてるように見えたから。
…はその手を掴んで、船から引き摺り落とした。]
(127) 2013/06/18(火) 23:58:33[炊事場@パニック中]
ぁ――――…、
[ダグの喉へと飲み込まれていく、ナイフ>>124。
噴出す赤い飛沫は、
ミハイルの腹を貫いたときのそれと、同じ、]
[震える手が、ミハイルの服の裾を、握った。]
(+99) 2013/06/18(火) 23:58:54[大広間]
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