情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
これから煮炊きしないわけにもいきませんでな。
一人で運べるならそうしたのですがねぇ。
[そう返しながら茶を飲み干し、立ち上がる。]
木を墓石代わりに…は構いやしませんが。
花水木の下に埋められるのだけはごめんですなぁ。
[湯飲みを手に、堂禅の後から炊事場へ。]
[食器をあらかた洗い終えると、
シンクをぴかぴかに磨きあげてからごみをまとめ]
あ、ごめんなさい。俺、これ捨ててきます。お先に。
夕飯、よろしくお願いします。
[炊事場にいるフユキやビセ、ドウゼンに会釈をすると
ゴミ袋持って炊事場から出てきた。
一度、周囲を見渡してタカハルがいないことに気が付くと]
あれ、雨園君、もう帰っちゃったのかな。
具体的に、俺、何を手伝えば良いのか聞けばよかった。
[そんな風に首をかしげて、管理棟から出て行った]
[改めてシャツと上着とを着ると家屋を出た。やはりゆっくりと村を歩いていく。ふと、昨日から変わらず、むしろ一層鮮やかに咲き誇っているハナミズキを見やり]
不気味ですが、綺麗ですね。
それこそ……獲物を誘う食虫花のように。
[その花びらに指先で触れ、離し]
[靴を履き管理棟を出て雪の残る道を進み神社を目指す。記憶が完全ではないけれど不思議と足はまっすぐ迷わずに神社へと向かってるようだ。何が目的でもない。ただいけば今唯一の支えになっている兎からの声が聞こえるかもしれない。一縷の期待に足は進む]
備前さん、風雪センセ。
もう手伝える事はありませんかなぁ?
と、獏。湯飲みも頼むわ。
[獏に湯飲みを手渡しながら、炊事場から漏れ聞こえた神社に関してのあれこれについて思案しようとしていたところで声を掛けられた。
若干嫌そうに顔を顰める。]
あんな狂い咲くような花の下に埋められるのなんざ、気持ち悪いだろうに。
それだけだが、何か?
……あれ?
[ゴミを捨て終わって、手をぱんぱんとはたけば、
遠くに兎を抱えた女の子の姿が見えた。
ふと、思い出した昨日の泣声]
……独りで、大丈夫かな。や、俺が行っても何も出来ないけど。
[ぽつりと呟いて、少し離れて後を追ってみた]
この状況で浪漫だのなんだのって、どうよ。
…呑気なもんだ。
嫌な感じはしますな。同感です。
[洗い終わった湯飲みをたてかけつつ、男には毒づき、堂禅の言葉には肯定を返す。
その後小脇に再びセカンドバッグを抱え、炊事場隅の椅子に座った。]
ま、運ぶなら最低でも三人がかり…でしょうかね。
[セカンドバッグから取り出したインクと羽ペンで手帳に何やら書き込んだ後、そそくさと仕舞い込んだ。]
[気づけば山の中、道は続くが記憶には無い道。間違えたのかと引き返そうとも思ったが足は進む。]
[やがて辿りついた場所は木に囲まれ雪に混じり雑草と土によって朽ちかけ廃れている小さな祠。祀られているものは何かもわからない。
神社に向かっているつもりだった私は少しがっかりしたが不思議な空間に魅いられ祠の中を覗く。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了