113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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おめーが笑ってんじゃねえよ。
誰のせいでこんなもん着なきゃならねえと思ってやがる。
[>>167目つきで言いたい事は割と伝わった。
しかし鳩が豆鉄砲を食らったような面構えに、
ブラウスを羽織った事で不要になったタオルを下げ。]
それしか直ぐに手に入らなかったからな。
花冠も欲しいか?
[被るのはこれで我慢しろとばかりに
タオルでクレストの髪を乱雑に拭った後放置し。]
…下に全員集まってるみてえだがどうする。
薬が効いてるなら眠かろうよ。
[クレストが寝ていたいと謂うのなら置いてく事も考えつつ]
(177) 2013/06/14(金) 22:31:42[コテージ・クレストの部屋]
[>>161ユノラフが持ってきた手紙を読むと顔をしかめて]
いたずらにしちゃあ、出来すぎだね。
とはいえ――
[皆の言葉に、歌に耳を傾けた。
やがてダグの>>170にはっとした表情になり]
すなわちトゥーリッキ、か。
[ダグが何を言わんとしているかをおぼろげに理解する。]
(178) 2013/06/14(金) 22:34:47[コテージ(大部屋)]
う。
[>>177 それを言われると痛い。
恐らくもなにも、自分が原因だろうから。]
いらねーよ!げほっ、
[ぎゃん、吠えようとして、咳ひとつ。
大人しくなった司書の髪を、
ぐしゃぐしゃとタオルが撫でていく。]
…………行く。話が終わったら寝る。
[自分だけ寝ているわけにもと、
立ち上がり、履くのはびしょ濡れの靴ではなく
備え付けのスリッパ。]
(179) 2013/06/14(金) 22:37:28[コテージ・自室]
[下の階から聞こえる、ダグの歌>>165>>166
自らも知っているそれに思い出すのは、
トゥーリッキ、その者の名の意味。]
[ダグが何を思っているかなど知らず、
司書はといえば、苦い薬を渡しやがってと、
ひどく私怨に塗れていた。
…もちろん、感謝はしているのだけれど。]
(180) 2013/06/14(金) 22:39:18[コテージ・自室]
毛布を巻くだぁ?
[>>175提案を聞けば素っ頓狂な声を上げた。
まあ小花をあしらったワンピースで彷徨くよりは
余程マシなのかも知れないけれど。]
てめえの格好だ、好きにしな。
そんで歩けそうか?
[下へ降りる事に対しての申し出を聞けば、
椅子から腰を上げて、身を翻す。
その時、青年の目は捉えただろうか?
脇腹を抉った銃創の――古い跡に。]
(181) 2013/06/14(金) 22:41:55[コテージ・クレストの部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/14(金) 22:43:17
盲目 マティアスは、役人 ミハイルの声を聴いてねぇな、と思った。 [飴]
2013/06/14(金) 22:44:36
写真家 ユノラフは、司書 クレストの具合が気になっている [飴]
2013/06/14(金) 22:46:25
>>172[外国人の彼にはその歌の意味は理解できなかった。
しかし、歌い終わると同時に、その男は言った。
ここを出て行けと。
この吹雪の中、それは、死ねと言っているに等しい。
即座に自分が疑われていることを察した。]
理由を聞いてもよろしいでしょうか?
[よそ者というだけであらぬ疑いをかけられたことは何度かある。
トゥーリッキはあくまで冷静に、そう訊ね返した。]
(182) 2013/06/14(金) 22:47:17[大広間]
[霜焼けになってしまったのか、
赤く腫れてしまっている足の指に顔を顰め。
立ち上がれば、着慣れないスカートの裾が揺れる。
まだ裾が長いものでよかった。
短ければ悲惨な事になっていただろう。]
うっせ、こんな格好で下行ったら笑われちまう。
[>>181 毛布を手に取ると、
床につかないようにしながら、肩にかける。
片手で前を閉じるように握れば、
これで小花柄のワンピースは隠れてくれたか。
少し、見えてしまっているかもしれない。]
(183) 2013/06/14(金) 22:47:58[コテージ・自室]
……あァ、くそッ。
[もし、この中から殺すとしたら誰を選ぶだろう?
クレスト?酒飲み仲間だ、ナッキだなんて思えない。
ユノラフ?論外だろう、友を疑うなど。
この場に居る面々の名前が次から次へと脳裏を掠めては消えていく。]
(184) 2013/06/14(金) 22:48:46[大部屋]
[それを何度か繰り返して―――、浮かんだのは、一人の名前。
トゥーリッキ。
異国の旅人。マレビト。この村の人間ではない。
排除されたところで、自分の生活にはさしたる変化はない―――]
(185) 2013/06/14(金) 22:48:55[大部屋]
[その時、聞こえたのはダグの声だった。
歌に始まり、それから、トゥーリッキへの直接の語りかけ。
このまま彼が選ばれたとしたら―――]
……畜生。
[彼が選ばれてくれれば。自分の友人たちの代わりに、彼が。
そのような考えが浮かんだ自分に嫌気がし、わしゃわしゃと頭を掻いた。]
(186) 2013/06/14(金) 22:49:15[大部屋]
[一度ひらついたブラウスは、
また男の体にぴったりとフィット…否、大分キツそうだが。
致命傷といえるほどに大きな傷は、完全に塞がっている。
まだ人であった200年程前に、受けた傷。
そうして、泥混じりの水場で息絶えた。
村八分にされた己が家で死んだ両親と――
飢餓に苦しんだ末、二人に『食われた』弟へ。
悲哀の念を抱いて、静かに心臓を止めたのが
天使の名を受けた男の、人としての最後の記憶。
そうして、醜い聖痕を刻んだ精となり、今に至る。]
(187) 2013/06/14(金) 22:49:58[コテージ・クレストの部屋]
…ん、大丈夫そうだ。
[一歩、二歩とゆっくり歩いた後、こくんと頷き、
ぱたり、スリッパを鳴らしながらミハイルに続く。
足取りは、いつもの司書よりは遅いけれど。]
―――― 、
[ふわりと翻ったブラウスの下、
彼のわき腹にある古傷を見つけ――眼を細める。
かつては、軍人であったと聞いた。
その時についたものだろうか。
視界に入った古傷の事を尋ねることはせず、
ただ、一瞬だけ。痛ましそうに、眉を下げた。]
(188) 2013/06/14(金) 22:52:00[コテージ・自室]
― →大広間 ―
[両親に疎まれていたとはいえ、
日々を平穏に暮らしてきた司書は気付かない。
その古傷は、人の命さえも奪えるほどの
大きさだと言う事を。]
[ぎしり、階段が軋んだ音を立てる。
聞こえてきたダグの歌の後。
どことなく空気が張り詰めているような気がして、
すこしだけ、身を強張らせた。]
(189) 2013/06/14(金) 22:56:26[コテージ・自室]
―現在・大部屋―
[特に何をするでもなく大部屋に居座っていれば、手記を見たらしい村の娘…イルマから声をかけられる>>150]
信じるも何も、彼女が死んだのは確かだ。
ナッキとは信じ難いが…信じる他ないのだろうな。
[冷静に、そして無愛想に。人が一人死んだというのにその顔色が変わることは全くない。すると、今度は写真家のユラノフに話しかけられる>>169。ニルスを嫌っている彼から話しかけるのは珍しい事なのだが]
ふん…何を馬鹿な事を。
人間の命など一瞬に過ぎない。
…だが、蝶は永久に、美しい。
[一度だけ彼と話した事があったのだが、有りのままの姿を大切にするユラノフとは気が合わない。どうやらそれは変わらず、今回もまた彼との間には火花が散りそうだった]
(190) 2013/06/14(金) 22:57:29[コテージ(大部屋)]
司書 クレストは、役人 ミハイルへ、ちらりと視線を投げて* [飴]
2013/06/14(金) 23:02:45
[死の名指しは、周囲の無言の同調にも
あるいは制止にも無頓着に長閑な声が。
理由を問うトゥーリッキの声音は冷静>>182]
… いいや、トゥーリッキ。
[養蜂家は、ゆらんと被りを振る。]
(191) 2013/06/14(金) 23:06:20[大部屋]
[ダグの唄う歌、旅芸人のトゥーリッキへの遠回しな自殺勧告。殺伐とした空気のなか、言われた当人がダグへと理由を問うが彼は何と答えただろうか]
成る程ね、こうやって殺すのか。
…僕も君の名を挙げよう、トゥーリッキ。
理由は簡単だ。“外部者”、だからな。
[そう言って眼鏡を指で押し上げる。部屋の灯りに反射したレンズがニルスの瞳の色を通すことはなく、彼がどんな顔でそう告げたのかは分からない。最も、見えたところで彼は無愛想なままなのだろうが]
(192) 2013/06/14(金) 23:06:28[コテージ(大部屋)]
てっきり、男性だから関係ないだろうと思いこんでいたよ。そうか、そういう可能性も、あるのか……。
[随分長いこと逡巡した後、]
うん……トゥーリッキさん。私からも、お願いしていいかな。
[相手に話しかける、というよりは視線すら合わさずにむしろ呟く風に。
それは本気でトゥーリッキがナッキであると疑っていたから、というよりも
長年の顔見知りに手を出すよりは、よく知らない者に手を出す方が心が軽いだろう、と思った末の選択であった**]
(193) 2013/06/14(金) 23:07:59[コテージ(大部屋)]
"おかえり"。
――それから、どうか無事で。
そいつは、
お前さんの慰めにはならないんだ。
[相手の何を拒絶し、また容れたのか。
一切を伝えない男は、二度は*詫びない*]
(194) 2013/06/14(金) 23:08:50[大部屋]
村娘 イルマは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/14(金) 23:09:54
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/14 23:10)
─夜(白夜)─
[ドロテアの手記に関して各々思うところがあったのだろうか。
突然の悪霊退治を半信半疑に思いつつ、
何もしないまま日が暮れて白夜が訪れる>>127]
……その歌は?
[唐突に唄われる>>165ダグの歌に、
…は何気なく聞き入るように口を閉ざす。
旧い唄、らしいが。
>>170続く言葉に…は息を飲んだ。]
(195) 2013/06/14(金) 23:11:17[→大広間]
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