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さて。
我慢できずに飛び込んでしまったのですが。
初の執事国でして。
機能がさっぱりわからず。
[警備員 ノギ > 926号室の住人 ロッカ > 305号 ボタン > 896号室 クルミ > 塗装工 ゾウサク > 告げ人 アン]
[Tシャツにかえるがくっついた]
[カナリヤの間]
とりあえず面白そうなので
ランダムをふりまくる。
…角部屋なだけ、良かったね
[この病院は、角部屋の窓が大きい。
もう一度、よいしょと寝返りをうって、窓のほうを見た。
隣の老人は、扉が空かないので諦めたのだろうか。
毎度の音に気づいた職員が連れて行ったのだろうか。
静まり返った病院に、わずかな潮騒が響いている気がする。
窓の外遠くに光る月が見えた**]
まだ退院できないんですか
[簡素な入院着を身に纏った男は、努めて抑えた声でもう一度問うた。答えは何度聞いても同じで、無駄を嫌う男は、医師の促すまま席を立ち]
……今後も、よろしくおねがいします
[ゆっくりと部屋を出て行った。
窓の外、はるか遠く水平線から空へ伸びる
白
途切れた青に背を向け、病室へと足を向ける]
お集まり頂き、ありがとうございます。
予定通り本日深夜3:30に開始予定です。
ぎりぎりまで枠はこのままにしておきますので
本参加枠3名様、見学参加2名様
よろしければご参加くださいませ。
※見学参加の場合でも
ダイイングメッセージ使用可です。
願いを紡いでから墓下へ落ちることができます。
[珈琲を啜りながら、カルテを眺める若者が一人。
次の予定はなんだったか、時計を見る。]
えーっと…―――
[首を捻り、考える。
手術は、今日はなかったはずだし。
会議なんてはいってたろうか。
どうも最近、記憶が曖昧だ。]
ま、何かあれば呼ばれるさ
[元々大雑把な性格をしている若者。
特に気にする事もなく、カルテに再び目を落とした。]
896号室 ある日の午後
[長らく役目を果たしていない両足を、
真っ白で清潔なシーツに、置く。
グラウンドを駆けた筋肉は死んで
鳥の足みたいになってしまった、私の足。
どうせなら腕も羽根になれば良いのに、
感覚の無い腿を擦る私の手の平からは
しっかり五本の指が生えている。]
…ねえ、アレをしてよ。
[病室を整えてくれる看護師の指を握り。
足の先の10枚の爪に
色を乗せて欲しいとお願いする。
今日は、赤が良い。林檎の赤。]
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現在地と接続メモ便利だね!
ソロル好きなので
淡々とソロルし続けたいがしかし。
誰かに会いに行かねばだよね。
誰かいないかなーらんらーん。
…でも、たぶんもう私は駄目だよ。
歩いて行きたい場所が無いもん。
[熟れた林檎色のペディキュアが乾くまで、
リハビリをしようと促す看護師と
遠くの潮騒を聴きながら話をする。
消極的な意見はお気に召さないようで
彼女の表情が曇ってしまう。]
…少しだけね。
その後で、屋上へ連れて行ってよ。
[しばらく、そうした話が続き。
根負けして、私は車椅子に乗った。
せっかくの赤い爪先を隠すのは
勿体無いから。
素足のままで。*]
[少女の心臓には爆弾がついている。
勿論それは比喩なのだけど、少女はその言葉を信じていた。
その爆弾を取り除くには、手術をしなければいけないらしい。
成功率は<54>%だと大人は言っていたけれど、少女にとってはそんなもの、実感が湧かないただの数字に過ぎなかった]
[夢を見ていた。
暗い中に、ぽっかりと明るい場所があり、その空間で老人が生い茂る草木に水をあげていた。
ああ、これもよくある夢だ。でも、いつも同じことをしてしまう]
おじいさん、おじいさん
もう私も十分生きましたよ
そろそろお迎えにきてくださいな
[老人に声をかけながらゆっくり明るい空間へ向かう。
老人が水遣りの手をとめて、こちらを見た。
そして首を振った]
― 朝 ―
[目を覚ますと、部屋に明るい光が差し込んでいた。この部屋の、朝日の当たりがとてもよいのが好きだ]
…よっこいしょ
[朝ごはんを食べに食堂へ行かないと。と洗面台に向かって身支度を始める]
豪勢な部屋だよ
トイレもあるし、鍵もかかるしね
わたしをこんなところに入れるなんて、もったいないさ
[家にいたってよかったのに。
ぱしゃぱしゃ顔を洗いながら呟いた]
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