情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] 絞り込み / 発言欄へ
/*
思うんですが……
この村大丈夫でしょうか。
いいえ、というより、この村建て大丈夫なのでしょうか。
ひま! とか、なっていないと、いいんですが。
―― 3時間に渡りお送りしてきました「ヴァーミリオンタイム」。楽しんで頂けましたでしょうか。今日という日にお送りするにふさわしい「赤」をテーマにした曲ばかりでしたね。最後はおなじみのこの曲でお別れです。「夕暮れ色に沈む村」。しーゆーねくすとたいむ。バイバイ。花咲ボタンでした ――
ラジオ放送局。
オンエアの赤いランプ以外、明かりらしいものはない。暗闇の中で男はじっと、司会の女を見つめている。ほかには人気はない、音響も、タイムキーパーも誰もいない。
「…………、もぎゅ」
エンディング曲の音が小さくなり、番組が終わる。
時報に切り替わる瞬間、男の丸い指先はスイッチを押した。
―― ピッ ピッ ピッ ポーン ―
―― 15時ちょうどを ザザ ――
―― 18時まで3時間をお伝えします ――
男の目は、じっと司会をとらえたまま。
じり、と後じさると、放送局を後にする。
建物を出て、日の光を浴びたところで、男はそうっと息を吐いた。
男はポケットからキャラメルを取り出し、口に放り込む。
自転車にまたがると、思い出したようにラジオのスイッチを入れた。
―― ちゃらっちゃー ちゃらららー ――
―― ハーイみんな、お元気してるうゥ? この時間はワ・タ・シ、ボタンがお送りしちゃうわよォ 最近ボタンねェ 悩んでることがあるのよォ っていうのもうちのかわいいボーヤがおいたを ――**
■皆さま、お集まりくださいましてありがとうございます。
このアナウンスを持って、開始24時間前、【前日】の開始となります。役職の判明しない1日目の感じで、ミッションをこなしながら、まったり開始をお待ちください。
村内時間は15時からの18時までの3時間です。
・これより一度だけ、pt補充のための出入りOKです。
・村開始まで、引き続き入村していただけます。
■ミッションの説明
村が開始してからの方がわかりやすいとは思いますが、役職説明欄の下(発言欄のもっと下)に「ダイイングメッセージ」という欄があります。こちらに、生存者に向けてのミッションを25文字以内で残してください。
自分が墓下に行く日の冒頭に、「○○記す。うんたら〜」の様な形で公開されます。うんたら〜の部分ががミッションになります。
・ミッションの内容は、どんなものでもかまいません。無茶ぶってみましょう。
・生存者はミッションに是非チャレンジしてください。ただし、ミッションの把握はPL視点であり、PCは失敗してもかまいません。
・複数のミッションが公開されますが、すべてにチャレンジしなくてもかまいません。
以上です。
/*
>塩昆布にジャムをかけた渋いおやつ
はにゅうめんのオマージュです(キリッ
嗚呼、ノギさんが。
最初の登場シーンから、うっかりな人へ変貌を遂げ始めている。
「瞳を貸して?」
[赤い水。
懐かしい声に頷くと、視界は五十年前の音楽室]
かごめ かごめ
[古いピアノをこじ開け、歌うは二つの影*]
[見知らぬ人間たちを視界におさめた後、窓辺を離れ、部屋の壁にたてかけてあった飴色のアコースティックギターとギターピックを手に取った。]
―――〜〜♪
〜〜〜♪〜〜〜〜♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ♪
[ギターの弦をかき鳴らし。
ラジオから流れている曲『夕暮れ色に沈む村』を、鼻歌交じりに奏ではじめる。
音痴女のこと、ギターの調律の程もお察しである。
不協和音の体裁すらなさない、ただただ狂った音ばかりが響き渡る。]
[ 「お姉、それ、うるさい」
「静かにしなさい!!」
家族たちのブーイングの声が、階下より飛んできた。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了