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[死者の世界に人が増えて段々と賑やかになっていくのを、隅っこで遠目に見やる。
――リウは、来なかった。
目を伏せて、落胆したような表情を浮かべる。頭を壁に預けると、自分の中に燻っている黒い感情を吐き出すかのように長い息を吐いた。
…リウがこっちに来るかも知れないって…そう思った時、あたしは二つの意味で嬉しかった。
一つは、彼女をエア抱擁した時に言ったようにずっと一緒にいれるから。
リウとは所謂三角関係…になっちゃった訳だけど、それでもやっぱりあたしはリウの事が大好きだ。
とっても大事な友達。
リウの可愛い仕草や甘えたような声、眼差しを受けると、可愛らしくて胸がほわっとする。癒される。]
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だから、縄足りるよね…?
狼が勝つには博打でも占噛みか霊噛みだったんじゃ。
んー……弓槻くんが鬼の可能性もあるのかな。
須藤先生ってば、別れ際にあんな殺し文句言うなんて反則だわ。
…ふふっ。
[須藤が去り際に残した台詞を思い出し、思わず頬を赤らめる。]
全部終わった後、何処かへ二人きりで飲みに行きましょう…なぁんて誘っちゃおうかしら。
うふふふふ。
やだわぁもう。たのしみ。
[黄泉還りのモノガタリを語っていたときとはまるで別人のように、歩き回ったりはしゃいだり。
悲劇のヒロインというよりは、むしろ道化のような様相で。]
[もう一つは…言うまでもない。
リウが死ねば、ヨシアキを取られる事がないから。
リウだけがヨシアキに触れられるなんてズルイ。
近藤さんの問いかけに、『リウには頑張ってほしい、のかな?』なんて言ったけど、あんなの嘘。ただの綺麗ごと。
本当は、あの問いかけをされた時黒い感情が胸中を渦巻いてた。
あたしの中にもこんな感情があったんだってちょっと吃驚した。
だけど、嫉妬に狂うなんて醜いから。
だから嘘をついた。
そんな自分を誰にも見せたくなかった。
まぁ『目の前で繰り広げられたら〜』なんてちょっと本音は言っちゃったけど]
…あ。
[ぽん、と手を打つ。]
でもなんか色々と先生の手持ちの品物壊しちゃったのよね。
撮影が終わったらきちんと同じものを買って返してくれるのかしら。
やだわあ、心配。
あの水筒、すごく気に入ってたのになぁ。
[ちらりと座席に置き去りのままにした水筒を見る。
正直、もう使い物にならないだろう。]
でも、ねえ。
…あの警笛聞いた瞬間のあれだけは、どうやったんだろうって気がするわね。
日本の映画技術も相当進化してるのかしら。
[んー、とその場で腕を組んで考え込み]
集団で気絶して運ばれた、とかでもないと思うのよねあれ。
わたし、別に中で寝転んでたわけじゃないし。
それにしても製作者の人、趣味悪いわよぅ。
わたしホラーとかおばけとかぜんっぜんだめなのに。
そういう人材をこんなところに放り込むのおかしいでしょ、そうでしょ?
[と、誰にともなく呟く。]
わたし、ほんっとうに怖かったんだからね!
車内のセットを歩くたびにがたがた変な音したし。
時々窓の外に火の玉みたいなの飛んでたし!
寿命が何年あっても足りないのよ?やだわぁ、もう。
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