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[マティアスの言葉>>13を聞いて、男は首を振った]
逆だよ、マティアス。片腕が使えないからこそ、助けが必要なんだ。
それに俺は、お前を足手まといだと思ったことはない。
そりゃあ、前みたいに手を引くことは難しくなるさ。けど、そこはお互いに補い合えばいいだろ?
…なあ。
イェンニが蜂に襲われた日に伝えたダグの伝言>>4:9、覚えているか?
お前にだってやれることはあるし、力を必要としている人もいるんだよ。
腕のことを抜きにしても、耳や感覚が鋭いから、来てもらえると色々助かるんだけどな。
[マティアスには見えなくとも、真っ直ぐに友の目元に視線を向けて。
男は返事を待った]
サンタマリアを聞いてミハイルとクレストを思い出すのは2人のせい。
なんだかユノラフさんに夜這いかけてもただベッドに寝転がるだけになりそうね。
ミハイルが草食なら、という比較だから(ふるえごえ)
4dラストもうちょっと強引に攻めておけば、ホモ塗りされることもマグロ塗りされることも無かったんだろうな・・・。
─自宅─
[1ヶ月ほどが過ぎ、傷も完全に塞がった頃――。
しばらく、ここには帰って来られないだろう。
男は、マティアスの手を借りてコテージで撮った写真の現像をした後、今まで撮りためてきた写真の整理をしていた。
懐かしい写真も沢山あった。
中には、村に来たばかりのクレストとミハイルの写真もあった。
そして――]
…イェンニ。
[見つけた写真の中には、生前、父が撮った幼児期の男と共に写るイェンニの写真も混ざっていた。
歳を取らないことを知られたくなかったのだろう。彼女が写っていたのはその一枚だけ。
コテージ内で自分が撮ったイェンニと、幼い頃の自分と写っているイェンニ。
変わらぬ姿のまま、彼女はそこにいた]
…ああ、そうか。
[朧気に、記憶の片隅に残る『おねえちゃん』の存在。
遊んでもらった記憶はあるのに誰なのか分からないまま年を重ね、いつしか『おねえちゃん』の事も忘れていた。その事を唐突に、思い出したのは]
あの人は、イェンニだったのか。
[それは幼い少年の、淡い初恋でもあった。
穏やかな笑みを浮かべる新しい主人に、白い蛇が、まるで寄り添うように身を寄せた]
…ん、あれ?
これは…。
懐かしいな。こんなの、そう言えば撮ったっけ。
[見つけた写真は、イェンニの写真だけではなかった。
まだ少年だった頃の男が、祖父からカメラを借りて時折撮っていた写真のひとつに。
幼い頃に村を出て行って以来、噛み合うことのなくなってしまった
――かつての友の写真があった]
………。
仕方ない。顔くらいは出してやるか。
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