113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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(-221) 2013/06/23(日) 23:28:11
―全てが終わって―
[>>6イェンニの姿を見つけて、其方へ歩み寄る。
最後に彼女に会った姿と異なり、男は軍服に身を包んでいた。
生きているユノラフの傍に寄り添うイェンニに片手を上げ]
よう。
だから言ったじゃねえか、
連れてっちまえば良かったのにって。
[それを選ばなかったのも、彼女らしいといえば彼女らしい。]
(19) 2013/06/23(日) 23:29:52[移動中]
あんたに言わなきゃならねえことがあったんだ。
200年とちょっと前に、俺はあんたに助けられた。
ありがとな。
[あのまま完全に死んでしまえば、良かったのかも知れない。
それでも、クレストと出会う事ができたのは、
精霊としての生を与えられた事によるものであり。]
(20) 2013/06/23(日) 23:31:52[移動中]
――これで、思い残すことはねェな。
あばよ、ルサールカ。
[旅に出よう、遠い地へと向かう旅に**]
(21) 2013/06/23(日) 23:33:32[移動中]
……そう言われちゃ、行かねェ訳にゃァいかねェよなァ。
[マティアスは静かにユノラフからの返答>>14を聞いていたが、苦笑しながらそう呟き]
わかった、行こう。出来る限り、お前の助けになってやるよ。
今まで散々助けてもらったしなァ、俺だけ助けられてンのは不公平ってモンだ。
今度は、俺がお前を助ける番だ。
[からりと笑い、村を出る事を承諾した。]
(22) 2013/06/23(日) 23:34:12[自室]
(-222) 2013/06/23(日) 23:39:21
[司書は、考える。
自分は何故ここに居るのだろうか――、と。
ミハイルがここに居るからと言われれば、
確かにそうなのかもしれない。
けれどそれではない、また別のなにかが、
司書をこの地へ留める理由としてあると、
そう、感じていた。]
……… イェンニ、 あ。
[>>6 イェンニの姿を見て、ようやく、思い出す。
ああ、面と向かって彼女に礼を言えなかったから。
それがきっと、心に残っていたのだろうと。]
(23) 2013/06/23(日) 23:43:09[俺の部屋]
(-223) 2013/06/23(日) 23:43:23
あの、な……。
[彼女を目の前にして、少しだけ、口ごもった後。]
あの時……俺を湖の底まで
つれていってくれて、ありがと。
……余計な世話とか思ってねぇから、さ。
[己の胸をサーベルが貫く前>>3:275に、
聞こえたあの言葉を思い出し。
そう告げてから、司書はミハイルを振り返る。]
[ふわり、スカートの裾がまた、*ゆれた*]
(24) 2013/06/23(日) 23:44:14[俺の部屋]
イェンニに
「あのワンピース気に入ったry」
とまた言われるフラグが
(-224) 2013/06/23(日) 23:44:55
[マティアスの快諾>>22を聞き、どこか安心したように、くしゃりと笑う]
ああ、よろしく頼む。
[――それは、男にとっては久しぶりの笑顔だった]
(25) 2013/06/23(日) 23:48:06[自宅]
─ニルスの家─
[出発の直前、男はニルスの家を訪ねていた。自由の利かない左腕をだらりと下げて]
[顔が合わせ辛いという事もあって、会うのは、あの一件以来になる。本当なら、そのまま何も言わずに出て行こうと思っていたのだが、そうも行かなくなった。
突然の来訪に、ニルスは何を思うか。仇でも打ちにきたのかと呆れ顔で見るかもしれない]
…しばらく、村を出ることにしたから、挨拶くらいはしておこうと思ってな。
それで、写真の整理をしていたんだが…これ、お前じゃないかと思ってなあ。
(26) 2013/06/23(日) 23:53:20[ニルスの家]
[古い上にピントもあっていない曖昧な写真を、ニルスに手渡す。
子供の頃に撮った写真だ。あまり上手いものではない。しかし、それでも才能の片鱗を覗かせる、その瞬間を切り取ったかのようなもので。
花冠を被った女の人がはしゃぐ傍らで、同じように花冠を被り笑う子供がひとり>>5:65。
黒い髪の、よく似た親子の写真だった]
これ、お前とお袋さんだろ?
村にいた頃、たまに…ほら、家族で写真を撮りに来ていたから。
(27) 2013/06/23(日) 23:53:36[ニルスの家]
[小さな村だ。母親を亡くしたことも、父親が蒸発したことも、家庭内暴力があったらしいことも、祖父母に預けられたことも、すぐに広まる。
尤も、当時の男にとっては大人の話すことの意味など分からず、『時々遊んでいた友達が遠くに行っちゃった』という認識でしかなかったのだが]
それ、やるよ。
…じゃあな。
[ひらり、手を振って。
男はニルスの家を後にした]
(28) 2013/06/23(日) 23:54:00[ニルスの家]
[お人好しの写真家と、盲いた友人が共に村を出たのは、それからすぐ後のこと**]
(29) 2013/06/23(日) 23:54:36[ニルスの家]
(-225) 2013/06/23(日) 23:55:37
/*
どうも今晩は。
今日でこの村も終わりかー、と思うとやっぱり寂しいもんだ…。
…っと、ユノラフから素敵なロール落とされてるのでちょっくら泣いてくる(
(-226) 2013/06/24(月) 00:13:47
[動かないが、呼吸をしているユノラフを
見つめていれば突然掛かる声>>19。
驚いて振り向けば、そこには先に逝ったはずの
ミハイルの姿。]
ミハイル さん ?
[しかし着ているものが生前とは違い、
見知らぬ軍服を着ている。
………見知らぬ軍服、だろうか。
かけられた言葉にはゆっくりと首を振り、]
──駄目よ。
この人にはそれは必要のないものだったから。
[…が連れて行くのは生に絶望した者、
死の間際にいる者、それを望む者。
ユノラフはそのどれでもなかったはずだから。
自分の想いで勝手に連れて行くことなんて
出来っこない。]
(30) 2013/06/24(月) 00:18:45[ユノラフさんの傍]
私、あなたに謝らないといけないわ。
あなたが最後に残してくれた言葉を踏み躙ったもの。
[『しあわせに』と書かれた些細な願い事。
同じ部屋に居たとは知らず、酷い言葉を吐き出したものだ。]
少しの間だけど…………幸せ、だったと思うわ。
[最後にこの人の傍にいられて。
ユノラフに向ける視線は愛しげに。]
(31) 2013/06/24(月) 00:20:39[ユノラフさんの傍]
/*
すまんが、俺ァちっと限界みてェだ……頭が働きゃしねェ……
ニート霊能で正直すまんかった。
またどっかで会った時はよろしく頼むな。
あ、白での俺ァ煮るなり焼くなり好きに動かしてくれていいぞ。とだけは言っておく。**
(-227) 2013/06/24(月) 00:21:15
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