44 魔女の楼台村
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【独】 紫の魔女 ヘイケ
ガモンさん、行っちまうのかね。
墓下で美味しいものをたくさん振る舞ってくれてありがとうよ。楽しかったよ。
またどこかで！
やあ、ゾウサクさんこんばんは。
間に合って何よりさね。
そして地上を見守りモード。
【独】 みどりのゆび ギンスイ
>>-324ぞ
良かった良かった。
でもお気をつけて。
なのでしょうね。
俺は見るのすら目が滑って駄目ですが・・・。
学生 ムカイ
繋がってるっぽいのかなー。よく見えないや。
オレはともかくキクコちゃん困るよな。
リウちゃんに解いて貰えるか聞いてみよっか。
[魔力食われた影響か見えないので首を捻る。]
みどりのゆび ギンスイ
― 少し先のこと・自宅 ―
『おかえり、おかえり』
[声。
今までも、掛けられているような気はしていた、声。
家の中から、庭から。
輪唱で聞こえる声に、ただいま、と返す。
あて先をこめて、明確に。
驚いたようなざわめき。風の音ではない、ざわめき]
みどりのゆび ギンスイ
『喋れるの？』
[否定の呟き。声は響かない。かれらにしか届かない。
それは今まで通りで、今までよりも、賑やかで。
でも、声が届かなくても。
言葉を、伝えようと。
伝わらないことを、もどかしく思えるようになったなら、
伝える努力をしようと。
思えるように、すこし、なった、から]
みどりのゆび ギンスイ
…、…――。
[明日は、メモ帳と、ペンを買いに行こう。
それから。それから。
少し先の未来には、花束を抱えて。
そのころには懐かしくなっているかもしれない顔を、
見に行こうと。
落書きまみれのメモに記された誕生日に目を落として、わらえば。
胸元の薄翠が、朝日にうっすら、ひかりを返した*]
【独】 みどりのゆび ギンスイ
・紫の魔女からみんなへ石のプレゼント。せんせへは黄色の水晶、ぴよこたちの魔法はかかったまま
・ムカイの魔力をキクコが貰った
・迷子は無事家に帰還
かな？おかえりなさい。
私立探偵 ゾウサク
[ちらし寿司を食べ終え、キクコたちの様子を見ていると、ヘイケから石を渡され]
これを・・俺に？
[なんで名前をしってるんだろうとか、なんでくれるんだろうとか、少し思ったが、相手が何者かなんとなく感じとり、有り難く受け取る]
綺麗な石だな。
なんだかこっちに来てから似合わないものもらってばかりだ。
・・まあ、いいことなんだろう。
[日常に戻ったら、花も石ももらうこともないだろうな、と思う]
ありがとう。大事にする。
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