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くそあづい…
[上着のフードをすっぽり被った暑苦しい少年が日の下を歩いている。日陰で話す女子たちを見やり、ため息。]
夏なんか早く終わればいいのに。
[並木道を抜け、畑に囲まれた道へ。そこまで来るとようやく少年は上着を脱いだ]
ぷはー。生き返るぅ。
[道の端にある、動物とも、人間ともとれない形の道祖神に手を合わせこの夏何度も呟いた言葉を繰り返す]
―神様どうかあいつらを、この世界から消し去ってくださいっ!
[少し歩くと可愛らしい建物が見えてくる。扉を開くと冷たいクーラーの風に寝そうになる]
ふおぉ。えーと、何だっけ。
「こーひーぼーる」、まだある?
[お店の中には、見知った顔があったかもしれない*]
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