人狼物語 執事国


31 煙る村

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飴屋 ゼンジ

[夜が明ける。元々閉塞的な造りの建物にも、朝の光は薄らと入り込み]

……ん。

[閉じていた目を開き、椅子を揺らす。
 小さな欠伸と、伸び。椅子ごと後ろに倒れかけて、はっと、何とか均衡を保ち]

(0) 2008/09/15(月) 01:21:28

飴屋 ゼンジ、場所を確認するよう辺りを見回してから、ゆっくりと腰を上げ。

2008/09/15(月) 01:27:46

飴屋 ゼンジ

[深呼吸をする。ぴくり、と指を強張らせ、すぐに弛緩させた。代わりに瞳へ浮かぶ、緊張のような、しかしどこか遠くを見るようでもある色が浮かび]

……。

[部屋をふらと歩く。アンの眠る部屋を開き、

 それを、見た。]

(1) 2008/09/15(月) 01:34:30

飴屋 ゼンジ

[紅く染まったベッド、その上にいるのは。その上に、ある、のは。紛れもない、アンの死体。無残な様の、]

……ああ。成る程。
人狼に食べられたのかぁ。

[けれど男の口から出たのは、落ち着いた、状況を確認するような言葉だった]

(2) 2008/09/15(月) 01:38:39

飴屋 ゼンジ

窯神様のお呼び出し、ね。
はいはい、成る程。
あの眠気も、道理で、だ。

[窯神様の「力」のせいか、この部屋でもまだ眠っている姿を一瞥し]

ヒトを、捧げよ……

(3) 2008/09/15(月) 01:43:30

飴屋 ゼンジ

お告げ、ならもっとわかりやすく伝えてくれればいいのになぁ。
まー、お告げなんてそんなものかな?
十分わかりやすい、かもねー。

[声色は尚、冗談でも言うよう]

何にしても……
儀式なら、円滑に進めないと。
何より、「人狼」が狩り出したなら……

……わ、ないと。

(4) 2008/09/15(月) 01:50:33

飴屋 ゼンジ

[一部の言葉は溶けるように。紅い包みの飴を取り出しては、同じく紅い飴を摘み出し、ふとアンの口へ持っていこうとして]

……流石に疑われちゃうか。

[思い直し、自分の口へと運ぶ。口内でころりと飴を転がしながら、ベッドより数歩離れ]

(5) 2008/09/15(月) 01:50:40

飴屋 ゼンジ

夢じゃないよ。

[起き出したバクに気付くと、其方に顔を向け、はっきりと、だが重い調子ではなく告げる]

「告げた」少女が殺されたんだ。
人狼の手によってね。

[ポルテの方も見ると、そう続けて]

(9) 2008/09/15(月) 01:56:38

飴屋 ゼンジ

人狼は御伽噺の存在じゃない。
見てわかる通り、本当に存在するんだよ。
窯神様が保護した女児、人狼の始まり……

村が終わって十三年後の今、何故急に「人狼」の「狩り」が起こったのか?
こうして集められた事と、関係があるようだけど。

[半ば独り言のように連ね]

……「儀式」、なのかなぁ。

[ぽつりと呟き、物音に隣の部屋の方を見た]

(14) 2008/09/15(月) 02:08:45

飴屋 ゼンジ

――ヒトを捧げよ。

この少女が言った言葉が、窯神様の「お告げ」ならば。
窯神様は、何を望んでいるんだろうね?
わたしは直接儀式に出た事はないのだけど。

[ヂグの声に、其方を見つつ頷いて]

(16) 2008/09/15(月) 02:12:45

飴屋 ゼンジ

大丈夫?

[ポルテの様子に、心配するような言葉をかけ。胡散臭い、というのには]

そうかもねー。

[言って小さく笑う。ビセが訪れれば、ひらと手を振り]

(20) 2008/09/15(月) 02:26:04

飴屋 ゼンジ

うん、そう。
父さんから話は聞いていたからね。
儀式は…… 一人か二人ずつ、「消えて」いくものだと。

[ヂグに答え、最後は曖昧に、呟くように。アンの方をふと見遣り、口端へ歪んだ笑みを浮かべたが、ほんの一瞬の事で、誰にも見られなかっただろう]

(25) 2008/09/15(月) 02:38:25

飴屋 ゼンジ

おはよう。そうだよ、そうらしい。
血なんかが苦手なら、あまり見ない方がいいかもねー。

[ビゼにかける言葉は、至極軽く。まるで普段通りのそれ。ぼりぼりと、飴を噛む音が*響き*]

(26) 2008/09/15(月) 02:40:04

飴屋 ゼンジ、時間屋 ヂグに、少しの間の後、「それもありそうだね」とだけ返した。

2008/09/15(月) 02:42:39

飴屋 ゼンジ

相も変わらず元気で頑固だよ。
うん、飴屋になると言った時はすごい剣幕で反対された。
最後は怒り疲れたのか、呆れたみたいに「勝手にしろ」と言われて。

[父親についてヂグに答えてから、村に関する話には]

神の心なんて人間には理解しきれないさ。
村が寂れたのは……

[ふ、と言葉を途切れさせ]

逃れられない運命。
……逃れなければならないもの、なのかなぁ。

[最後は微かに、独りごち]

(34) 2008/09/15(月) 06:31:47

飴屋 ゼンジ、部屋を出、広間へと向かう。

2008/09/15(月) 06:32:44

飴屋 ゼンジ

[広間に着くと、椅子の下に置きっ放しにしていたスーツケースを取り、中から飴の袋や、板チョコ、チューイングガムなど出して近くの机の上に置き]

良かったら皆で食べてねー。

[ヂグに向けてかそう言いながら、自分用だろうチョコスナックの袋を取り出して]

わたしはちょっとその辺を散歩してくるよ。

[スーツケースを机の下に置き、唐突ながらも何気なく。それに視線や反応があれば]

大丈夫、別に逃げたりするわけじゃないから。
逃げようとしたって、逃げられないだろうけどねー。

[そんな事を言い残し。チョコスナックを食べつつ建物の外へ、散歩に*出かけた*]

(35) 2008/09/15(月) 06:46:06

飴屋 ゼンジ

― 外・建物の周辺 ―

[チョコスナックの空き袋を畳んで帯の隙間にしまう。手を重ねて腕を上に、うーんと一度伸びをして]

んー、……晴れてるなぁ。
雲一つない天気、とはいかないけど。

[空を見上げ、煉瓦の建物を振り向く。煙突から吐かれる黒い煙、目を細めて]

(63) 2008/09/15(月) 22:43:26

飴屋 ゼンジ、ゆっくりと歩いていく。そのうちにフユキらの影が見えるところへ

2008/09/15(月) 23:47:29

飴屋 ゼンジ、辿り着いたかもしれない。

2008/09/15(月) 23:48:06

飴屋 ゼンジ、そうでなくても、ばきり、と木の枝を踏み折る音をさせ。

2008/09/15(月) 23:48:12

飴屋 ゼンジ

と……

[響いた音に足元を見下ろす。小石でてこのようになっていたのか、綺麗に折れた木の枝。
 かけられる声に顔を上げ、フユキの姿と、その手に抱えられたバクの姿を認め]

おや。フユキ君。
おはよう……と、いうには遅いかな。
散歩かい?

[何気ない風の挨拶と、問いかけ。バクについては聞かず、ふ、と小さく笑い]

(92) 2008/09/15(月) 23:59:49

飴屋 ゼンジ

そうなんだ。
まー、子供だし、結構ショック受けてたみたいだったからねー。
早めに眠っちゃっても仕方ないかなぁ。

[説明には改めてバクを見つつ]

ああ、うん。そうかもしれない。
これで割と白状な人間なだからねー。

[冗談のように返し。
 まだ、という言葉に、何かを言う事はなく]

(96) 2008/09/16(火) 00:13:24

飴屋 ゼンジ

それも白状な人間だからだよ。
多分、ね。

窯に放り込まれたら? ――それは、あまり芳しくないねー。
わたしは……生贄になるよりは、人狼に食べられる方がいいなぁ。
まー、それが「必要」な時なら、また別の話だけど。

[軽くも、含みを持った言葉。
 フユキに続いて建物へ入り。ベッドに寝かされるバクを、少し離れたところから見]

(102) 2008/09/16(火) 00:38:31

飴屋 ゼンジ

そうかな? 案外辛かったりするかもしれないよ?
……そうだったら、甘党としては名が廃る思いだけど。
うん、きっと甘いよ。

[取り出された飴を見遣り、紡がれる言葉に]

じゃあ、食べる気になったら――

[声は曖昧に、溶けるように途切れ。口元を押さえ、一つ欠伸をし]

(107) 2008/09/16(火) 00:54:29

飴屋 ゼンジ

……そろそろ眠いみたい。
部屋から……そうだね、そうする事にしよう。

[促されるままに部屋を出てから、一度、フユキと、奥のベッドに眠るバクとを見]

お休み。

[一言を残し、別の人がいない部屋へと移動する。隅の椅子に腰を下ろすと、程無くして静かに寝息を*立て始めた*]

(110) 2008/09/16(火) 00:58:08

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生存者 (2)

作家 篠 フユキ
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飴屋 ゼンジ
12回 残5192pt

犠牲者 (3)

告げ人 アン(2d)
0回 残6666pt
迷い子 バク(3d)
5回 残5667pt
塾講師 大島 ポルテ(4d)
8回 残4445pt

処刑者 (2)

夢見がち ビセ(3d)
3回 残6108pt
時間屋 ヂグ(4d)
13回 残3931pt

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