人狼物語 執事国


87 風の音・刻の音・ワスレモノ

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経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 04:40)
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 17:03)

経営者 ズイハラ

― 灯台 ―

うん、いい場所だ。
ああいや、大丈夫大丈夫。

[普通に立つには問題ないだけの空間は十分にある。ただ高い場所に慣れていないのと、二人並ぶとなれば距離云々…だった。
後を追って半周廻り、指差された場所に結ばれたものに首を傾げる]

おみくじみたいな結び方だ。

[願掛けだろうかという予想は微妙に外れた。
大層なものじゃない、というのには緩く首を振りつつ。
開かれた進路用紙に何度か瞬く]

(107) 2012/05/06(日) 18:01:04[灯台]

経営者 ズイハラ

ああ、俺も昔書いたよ。

[大学は出ておけと祖父から言われていたので、いつも適当な学校名で埋めていたが]

……そうか。

[両親の死による環境の激変。
それがどれだけ大変なことだったかは想像することしか出来ない。
できないから何と言葉を掛けて良いか分からず。ただ六花>>97の話を聞いていた]

(108) 2012/05/06(日) 18:01:06[灯台]

経営者 ズイハラ

[見せてもらった第一志望に、小さく笑って頷いた。
思い出してもらえたことを喜ぶように、零れ落ちた金の砂>>98が風に舞う。
それは六花の周囲でキラキラと輝き、海の方へと飛んで行った]

見つけられて良かった。

[晴れやかな笑顔>>99はとても眩しくて、ほんの少しだけ視線を逸らしつつ]

そんな大切な場所に一緒するのが俺なんかでよかったのかな。
ああいや。そうじゃなくて……。

[物怖じている自分の頬をピシャリと叩き]

(109) 2012/05/06(日) 18:01:08[灯台]

経営者 ズイハラ

感謝したいのは、俺もなんだ。
店に行けばと分かっていても、独りだったらまた逃げていたかもしれない。
見ない振り、知らない振りを続けて……いつか、後悔していたかも。

[力の流れが幾ばくか見えたりもするようになっていたから。他の人が見つけただけで足りるかもしれないと思えば、敢えて見つけようとはしなかったかもしれないと。
その可能性は十分あったと思われた。

ホゥ、と小さく息を吐く。
逸らしていた視線を六花に戻し]

だから、ありがとう…六花君。

[ヒュルリと風が吹きぬけて、カチリと時計が先を刻む。
微笑しながら、スッと右手を差し出した]

(110) 2012/05/06(日) 18:01:09[灯台]

経営者 ズイハラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/06(日) 18:35:42

経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 18:36)
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 19:56)

経営者 ズイハラ

[六花の語る夢。叶わなくても輝いている夢。
目の前しか見てこなかった自分には眩しくて、けれど綺麗だと思った。それを語る六花自身も]

そうか。
勇気出して良かったな。

[怪しい人と思われないか、何度も躊躇ってから声を掛けたあの日。それが六花のためになったのなら、自分も嬉しい。
同時に何やら気恥ずかしくて、視線を合わせられなかったが。
もう一度勇気を奮い起こし、真っ直ぐに見て]

……戻ろうか。

[そろりと重ねられ、握られた手>>112を包み込む。
ありがとう、これからもよろしく。無言に託して。
六花の視線が階段に向いているのに気がつくと、ゆっくり放して身体の向きを変えた]

(115) 2012/05/06(日) 20:54:42[灯台]

経営者 ズイハラ

そうだ、嫌じゃなかったら。
向こうに戻った後も付き合ってもらえるかな。

[戻る途中でもう一度]

夕飯でも食べながらもう少し話したい。
奢るからさ。

[母の下から届いた手紙。そこに何が書かれているのかは分からない。向き合う覚悟は決めたけれど、相談に乗ってくれる相手がいたら心強い。
薄灰色の灯台の階段を降りながら、そんなお願いをしていた*]

(116) 2012/05/06(日) 20:54:43[灯台]

経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 21:08)
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 21:26)
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 22:08)

経営者 ズイハラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/06(日) 22:19:48

経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 22:22)
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 23:02)

経営者 ズイハラ

いいね。俺も行ってみたかったし。
いや、でもそれは。

[付き合わせるのは自分だしとかあれこれ言いながら、ゆっくりと薄灰色の灯台を降りた]

ああ、向こうの人達も無事に会えたみたいだな。
後は……。

[狭間からの声に耳を傾け頷いて。
風の吹いてくる方、今は水平線の向こうに視線を走らせると]

これで還れるかな。

[響く鐘の音は12回。
その間に六花と顔を見合わせられたかどうか。グルリと世界が回り始める]

(160) 2012/05/06(日) 23:40:55[灯台]

経営者 ズイハラ

……おい、ウサ公。
お前も忘れ物してくなよ。

[揺れるような感覚に目を瞑る前、チラリと見えた兎に左手を伸ばす。
飛び出したナニカは銀の光の尾を曳いて、本来の持ち主、兎の元へ。
フゥと息を吐き瞼を閉じた]

(161) 2012/05/06(日) 23:40:56[灯台]

経営者 ズイハラ

[カチカチと左手の腕時計が時を刻む。
秒針も短針も長針も。いつものように動き出す]

……ただいま。

[目を閉じたままでの呟き声は風がヒュルリとどこかへ運ぶ。
見つけた「忘れ物」をしっかり持って「現在(いま)」を歩くために。
瞼を上げて、次の一歩を踏み出した**]

(162) 2012/05/06(日) 23:40:58[灯台]

経営者 ズイハラ

― 青海亭 ―

お邪魔します。

[客なのに、そんな言葉を出してしまったのは、六花が店の人達と親しそうにしていたからか。
家に戻れる限りは自炊の癖があったので、この店に入るのは初めてのことだった]

ああ、お疲れ様。
予想外も多くて大変だったと思うけど。
ファンも増えたようだし、良かったな。

[必然的にギャラリーの客も増えていた。
商談に直接結びつくかどうかは問題でない。そうした縁の広がりの方が大切になる店だ]

じゃ、まずは今日一日に、乾杯。

(171) 2012/05/06(日) 23:57:42[灯台]

経営者 ズイハラ

いや、だからそれは。
俺の話も聞いて欲しいって頼んだんだし。

[六花の提案>>166に戸惑う顔をしていたが。
ややして、うん、と頷いた]

そうだな、じゃあ今日は任せちゃうか。

[今日だけでなく、また次の機会も。
その時こそは自分が出せばいい。
そんな期待を乗せながら、いただきますと手を合わせた**]

(172) 2012/05/06(日) 23:57:47[灯台]

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