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[携帯を弄っているリウを見ていると、自分の携帯も鳴り出した。
届いたメールを開き、内容に目を通す]
……アンが。
[呟きは一つ。
思い切り顔を顰め、眉間に皺が寄った]
[サヨとの会話で自分の名を出さないリウ。
何か考えがあるのだろうかと思ったが、今はメールの内容が頭を占めていて。
服の裾を掴まれたのと、問い返された声に携帯からリウに視線を移す]
アンが。
……脱落、した。
[死んだ、とは口にしにくくて。
少し間を空けてからメールの内容をリウに伝える]
[メールを読み進めると、更に「お楽しみボックス」なるものの落下地点も記されていた]
…何か支給されてるんかな、これ。
他にもメールが行ってるんだとすると、下手すると殺到しそうな…。
[それから口元から受話口を離してリウに]
廃屋にお楽しみボックスだか何だかがあるらしい。
人が集まる可能性もあるけど、行ってみないか?
[自分の携帯のメール画面を示しながら提案した]
[リウの携帯で話をしながら、自分の携帯を操作する]
『湖で落ち合うことにしたけど、ムカイが来ないとも限らないから、支給品先に確認しに行こう。
人が集まるかも知れないけど、最初に支給されたものが武器ばかりとも限らないみたいだし、きっと何とかなる』
[メール作成画面に文字を打ち、リウに見せた]
分かった。
[何かあれば連絡を、と言うサヨに一言返して電話は切れる。
携帯をリウに返しながら]
何かあれば連絡くれだって。
ここで見つけたのもこんなもんだけだし、早いとこ廃屋に行って確認しよう。
[デイバッグのベルトに差し込んで居た二本の棒を示してから、山小屋を出ようとリウに告げた]
ナイスだ小野寺。
これでハンマーが作れる。
[普段の仏頂面に僅かばかり笑みが浮かんだ。
携帯の画面と睨めっこするリウには気付かぬままに山小屋の外へ。
適当な石を二つ拾い、荒縄を歯で無理矢理千切って。
少し時間をかけてしっかりと棒に結びつけた。
ハンマーと言うにはやや不格好な、石鎚の出来上がりである。
少し余った荒縄を二本に切り分け、その両端に拳よりもやや小さめの石を括りつけたものも作っておいた]
小野寺、一応持っとけ。
楽譜よりはマシだ。
[作った石鎚を一本、リウに突き付ける。
残りの作ったものは自分のデイバッグのベルトに差しておいた]
廃屋ってなると少し歩かなきゃだな…。
急ごう。
[言って、リウに手を差し伸べた。
ここに来た時同様、懐中電灯は点けずリウの手を引いて廃屋を*目指す*]
…何で?
まぁ、嫌だってなら、構わないけど。
逸れても知らないからな。
[拒否されたなら、手は繋がず廃屋を目指すことに*なるだろう*]
/*
銃器が充実して来ると乱数やるかを悩むなwwwww
あくまでサバイバルに突き進むのも手ではあるけど。
どうせバトルは発生しない。
/*
そう言えば絆は飛んで来なかったな。
タカハル達のところに飛んだかにゃー。[適当]
と言うか何をもう11発言もしたんだ、自分。
相変わらずおかしい。
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