[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
選べなくても、選ぶ。分かった。
わたしは、食べる人を選ぶ──。
[誰かに向かって首を横に振る]
カナメの言うことは聞かない。
わたしが、選ぶ。
[誰を食べるのか。
食べた結果が、なにを導くのは分かっていないながらも、何かを決意した顔]
にんげんは──。
闇より明るい光を好むと聞いた。
日溜まり。太陽。
それに、いろんな色の集まりが、明るいと、綺麗じゃない?
あぁ、選べ。
誘われて、選ばされて、終わりを迎えた時。
お前は、誰かを責めるだろう。
それでは駄目なんだ。
終わる時は、自分だけを責めていけ。
胸を張って進め。
すべてが終わる時に、自分を責める──。胸を張る。
わたしは、責められることをしている……?
[誰かに問うではなく、己に投げかけられた問い]
うん。考える。選ぶ。
うん。わたしは、ひとを喰らうもの。
責められても、変えられない。変わらない──。
[味方という言葉に泣きそうな顔になる]
なんでだろう。
獏は、カナメより後にあったのに。
難しいことばっかり言うのに。
カナメはやさしいことをたくさん言うのに。
獏の言葉は、ほんとうの匂いがする──。
俺は夢を、記憶を、心を喰らう者。
後ろ指指されようと、俺は変わらない。
後悔もしない。
俺が選んで、決めた事だから。
[泣きそうな彼女に、心配そうな声をかけて。]
悪かったな、難しくて。
俺は、本当に思った事しか言わない。
嘘も誤魔化しも、俺にはない。
俺は、ペケレの味方だ。ずっと。
俺が、それを選んだから。
獏は凄いね。
[心配そうな声に、真顔で答える]
難しい。
思いが色とか、2進数で割り切れないことを言う。
でも、色を映したり、みんなを見ていると──。
簡単じゃないものがたくさんあって。
それが、たいせつ。
ずっと味方なの?
うれしい。
私も、獏の味方だよ。
[安心したような*笑顔*]
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ