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ずっと見てたら気になったので、ゼンジの顎のラインを整形。
お代は一千万です。
「そんな大金……!」
それなら構いませんよ、他を当たって下さい。
「そんな、ぶらkk」
ダメだ、変に隠していられない。
[苛立たしげに髪をかきあげ、ため息をついた]
アンちゃんとザクロさんが、ええと。
……何かに襲われたみたいで。
[言葉を選びながら、ルリの表情をちらりと覗き見る。
それ以上、説明することは出来なかった]
ええ、部屋で寝ています。
ただね、ジロウ達も戻らないし、どうしたものかと。
[思案すると、またカラスの声が聞こえた]
不吉ですよね。
カラスってどうにも。
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小姐の目にハイライト入れたりなんだり。
気になってたとこはこれでなくなったかなぁ。
ザクロさんの大きい方の画像の下乳位置を上げたんだけど、元のがいいようなそうでもないような。
わからん。助けて乳倶楽部顧問ー。
ルリちゃんは、ボタンさんと離れちゃダメだよ?
[そう言って去る途中、バックヤードから毛布を2枚取り出した]
嫌でも大人にならなきゃならないときはあるもんだ。
[冗談めかそうとしたが、口調はどうにも重い。
自室の扉を開けると、窓から外に出た]
泥棒みたいだな。
どうしたもんだと思う?
[毛布は持ったまま、遺体を前にセイジへ問い掛ける]
普通は動かさずに置いておくんだろうけど。
どうにも何かがおかしいわけだ。
うん、それは俺も思う。
ただね、それがどこなのかがわからない。
[毛布を1枚セイジに投げ、残りをバサっと広げた。
足元でパキッという音がしたので見下ろすと、小枝が落ちていた。
枯れ果てたアンズの花の付いた枝が]
ああ、そうだ。
アトリエが裏手にあった。
あの変な像みたいのがひしめいてる気もするが。
[言って、ザクロの遺体を毛布に包む]
アンちゃん、運べそうか?
[遺体を抱え上げて、セイジに問い掛けた]
酔いつぶれた女の子を運ぶんだったら楽しいのになあ。
[不安に飲み込まれぬよう軽口を叩くが、抱き上げたことにより近づいた死臭に言葉を失う]
こんなとき何やってんだよあいつら。
[辿り着いたアトリエは扉に鍵もかかっておらず、中に入り込むと遺体を片隅に横たわらせた]
ノミならたくさんあるようだが。
[室内を物色している]
そんな告白されても反応に困るんだが。
[ノミをしまいこむ姿を、見るともなしに見つめ]
怪談ねえ。確かに。
ザクロさん、アンちゃんごめん。警察来るまでしばらくお待ち下さい!
[二つの遺体に手を合わせて、アトリエを出ることにした]
何をどう和めばいいのかわからん。
車はいいけど、俺ハンドル握ると人格変わるんだよなあ。
[窓から建物に戻り、洗面所で手をゆすいだ。
いつまで誤魔化すのかと考えながら]
ただいま。
[そうして、食堂へと顔を出した]
地図見てみたけどやっぱわかんないですね。
[苦笑しながら空いている席に腰掛けて、ルリの様子を見ると]
いいねおやつ沢山だ。
どれがオススメ?
ああ、いいですよね酢昆布と緑茶。
[言ったものの、酢昆布を飲み込むことは中々出来ずに、やけに長い咀嚼を経た]
落ち着いたら、明るいうちにみんなでここ出ませんか?
そんな長居する予定じゃないんでしょう。
スピード狂じゃないから心配しないように。
[ルリにそう言ってから、外を見つめる。
木陰に、鳥の姿が見え隠れした]
ん、そうだね。
[緑茶を飲み干すと立ち上がり*車へ向かうことにした*]
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