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[ぬいぐるみから響き出したのは、憂いを帯びたクリスマスソング。
知っているメロディなのかどうかすらわからない]
サンタクロースに最後に願ったのは、何でしたか?
[ぬいぐるみに視線を落としたまま、誰に尋ねるでもなく言った。
震える唇をきゅっと引き結ぶ。
瞬くと、頬を一筋の滴が*零れ落ちた*]
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クリスマスというと何故か「Merry Christmas Mr. Lawrence」が脳裏に浮かぶのですが、どんな映画なのかわからんのがいかん。
プレーチェは、サンタの資金源が気になるお年頃です。
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ひつじが一匹〜。
ひつじが二匹〜。
ところで、墓ログ読了いたしました。
居眠りこいてた傍に来てくれてたテンマさんありがとう。
空を一緒に見上げてくれてたレンさんありがとう。
ほっこりしました。
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
怖い夢を見ないように。
悲しい夢を見ないように。
……目覚めるときに孤独でないように。
[メロディーが一巡して、ひつじは餞別の音楽を終えた。
抱きしめたぬいぐるみに、くしゃくしゃの顔を隠し*俯く*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[>>+50俯いていた顔を上げて、上着の主を見上げた。
口を薄く開いたが何も言えずに、離れる背中を見送った。
墓碑のある、向こうの世界は霞がかって夢幻のように見える]
箱庭の楽園。
作りものは、オリジナルを越えない。
[朗読するような調子で呟いた、その意味を娘は知らない]
ルリ。
[何かに潰れてしまいそうに見える少女の名を、ただ呼ぶだけに留まる。
羊を模した布地を抱きしめる手に力が入った]
カナメは言っていたよ。
それでも生きるしかないんだって。
「それ」って何だろうね。
[問い掛けるわけではない口ぶり。
“カナメ”のことは、とうに*見失っていた*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[羽織った上着の下で、もそもそとワンピースのリボンを一本抜き取る。
何本か使われている為、服から赤のラインが消えることはなかった]
『それならば何故、墓碑で記憶を留めようとするの?』
[思い出さなくともよいと語るライデンの声が、いつかのカナメの言葉を思い出させる。
鳴き声をあげて、消えたカナメ]
[ぬいぐるみの首に、リボンをきゅっと結びつけた]
[ペケレの口からこぼれる自分の名>>37]
聞きたい?
[悪戯を思いついた子どものような笑みを浮かべる。
続く言葉>>38に、表情をすぐに落とした]
ペケレは、“それでも生きる”んだ。
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毎朝通勤時に「新しい歌」(秦基博)がラジオから流れているのですが、ぽつりぽつりとこの村のことを考えてしまう今日この頃です。
「やわらかな鼓動」をこの箱庭も刻んでいたりしないだろうか、とか。
どうも閉鎖空間と胎内を結び付けたがる癖がある。
(この思考は、望月花梨「欲望バス」内の地下鉄を胎内に例えていた漫画の影響)
世界の歌。
[耳をすませば、世界は依然として様々な音を奏でている。
風のざわめき。水の揺れ。生き物の鳴き声]
世界の歌が本当はどんなものかは知らないけど。
泣き声も、喧騒も、あたしは懐かしいと思ったよ。
[レンの声>>+70に振り向いて、小首を傾げた]
写真も、記憶を留める為に撮るのかな。
[独りごちる様に言いながら、近寄るのはユウキの元。
背伸びをして、右手をそっと彼の頬へ伸ばす]
せんせい。
>>+72
居ますよ、ここに。
例えせんせいがどんな存在でも。
[かつて医師にそうされたように、彼の頬を手のひらで包み込む。
同じように目を細めて、白衣の首元へ両腕を回す]
せんせいは今ここに在る。
それだけじゃ、足りませんか?
>>+76
Good morning honey.
[聞けなかった父母からの“おはよう”を、ユウキの耳元でささやく。
そこにはぬくもりも何もないはずだったけれど、くすぐったそうに笑んで、腕を緩めた]
ここに在るせんせいに、おはよう。
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