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ほほぅ。機械いっぱいだ。
通信室かなー……って。
は!??ぎゃー!
[部屋の中を染める赤い液体に気付いた]
何何何これー。えぇーと、血!?血なの??
うー?でも、なーんか嘘くさいなぁ、この血。
第一、生臭くない。
あれ?この通信機壊れてる!あわわ。
でも。
じゃあ、さっきの祭り開始放送はどこから流れてきたんだろか。
いくつもあるのかな、こういう部屋が。
学校が学校なだけにね。
ん?何か落ちてるなぁ。
おぉ!これわ、どうやら名簿のようです。
私の名前が書いてあるって事は見回り係用の名簿と思われ。
牧野下さん!こんなトコに落ちてたよー。
本部長!!森山菊子、名簿発見しましたっ!
いま!いま戻ります!吉報を待て!
……って!道わからないんだってばさー。
うぅ……。お兄ちゃんの名前も書いてあるわ、この名簿。
お、おにいちゃーん!たーすーけーてー。
[この時ばかりは、心の底から助けを求めた]
と、とりあえず、人がいるトコまで何とか行こう。
そうしよう。
壁伝いに歩く前に、人に道を聞くべきでした。そうでした。
不覚!!
[呟きつつ、部屋をあとにした]
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