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それと……
余所者、か?
[そこまで言って、頭を振り]
非現実的な話だ。
神隠しなど、起こるわけがない。
何かの間違いだろう。
[独り言を止め、往診の記録など整理*し始めた*]
[翌日になっても、ネギヤが戻ったという報が来る気配はなかった。その日最初に診療所を訪れたのは丸林という老婆だった]
丸林さん。
今日はどうされました?
[問い掛けに、老婆は「昨夜から気分が優れない」と答えた。診察を行ったが、特別な異常は見つけられず]
少し、夏バテかもしれませんね。
ここのところ、ちゃんと眠れていますか?
[恐らくネギヤの件があるのだろう、と、内心では考えていたか。再びの問いに、老婆は少し黙り]
「……先生。
ネギヤさんは神隠しに遭ってしまった。誘拐だなんて言ってる奴もいるが、んなわけがねぇ。
ずっと、やめろ、言うとったのに、聞かないで。だから、祟られてしまったんだ」
[話される内容に、...は是とも否とも返さず、黙っていて]
「先生。先生は、いい人だけども。
外から来たもんだからって、隠されるかもしれねぇ。
先生、気を付けてくれな」
……ええ。
心配して下さって、有難う御座います。
[丸林の老婆が出て行った後には、しばらく患者が来る様子がなかったので、少し外に出る事にした。診療所の前に立ち]
……
今日も、よく晴れているな。
[青く広い空を見て、呟いた]
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