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[ナオを待つまでの間、辺りに何か使えるものがないか考えていた。
ボクには何もない、だからこそ何か身を守るために使えるものが欲しかったし…もし、ナオが強力な武器を持っていれば、奪い取ることも考えていた。
しかし、あたりに転がってるのは、小さな木切れや小石ばかり]
昔の人は石で武器なんか作ってましたけど、これじゃさすがに…
[そこまで考えて、ふと思いつく。
一応周りの目を気にしつつ、さっと服を脱いだ。まことにささやかな胸を、ささやかな厚みのブラジャーが覆っている]
これ、使えますね。
[さっと取り外す。ささやかな胸はコンプレックスではあるが、こんなときばかりは少しありがたい。下着が無くても、激しく動く際に邪魔にならないはずだから。
ブラジャーのカップの部分に小石と土を入れる。肩紐が取り外せるタイプなのが助かった、取り外して中身が落ちないように結ぶ。ホックのあたりを持ち、軽く振り回してみる。ぱらぱらと土が落ちた。
何も無いよりはましだろうか。簡易製の鈍器が出来た。出来れば土以外の、もう少し重みと硬さのある石を集めたいところだろう。
暫く振り回す練習をして、ディバッグの中に*隠しておいた*]
/*
多分だけど、Aかそこらのサイズという事でw
よくよく考えて見たけど、フルカップのブラジャーなら普通にいけるんじゃないかなあと。
そして、ミナツちゃんすみません、泣いてる側で、武器作ってましたorz
[何か光るのに気がついて、そちらを向いた]
ナオさん、ですか?
[ゆっくりと低い声で話しかける。
ナオならいいが、他の相手ならば、何が起こるかわからない。緊張して声をかける]
猫の声?こんな島にも猫がいるんですかね?
[一瞬思案していれば、かさりと草の揺れる音がした。
思案に気を取られていて、反応が遅れる。
近づいてくるナオの姿には、気がつかなかった]
っ…
[背後から声をかけられて、驚きの声を上げる。
今の状態で攻撃されたら、何もできない。自分が相手を攻撃することも考えてた以上、攻撃されることも頭にあったはずだ。それなのに。
そのまま、続けてかけられた声に、思わず安堵の息を漏らす。
ゆっくりと振り向いた。顔は少し、青ざめていただろうか]
あ、ああ。ナオさん。びっくりしたじゃないですか…
いえ、ボクはまだ誰とも会ってません。
[拠点に出来そうな場所という提案を聞けば]
そうですね。その方がいいかもしれません。
ここだと、後ろから攻撃されやすいのも、今良くわかりましたから。
[苦笑いをして、答えた]
驚きましたよ。
…もし、やってきたのがナオさんじゃなくて、誰かがボクを殺そうとしてたのなら…ボク、既に死んでたかもしれないんですから。
[謝罪の言葉を口にして、軽く笑うナオの姿に、胸がチクリと痛んだ。
続く言葉を聴けば、]
そうですね…
[少しだけ言葉を濁したが、すぐにいつもの口調に戻す]
そうですね。誰かがいるだけで、安心できそうです。[少しだけ笑った]
[照れくさそうに携帯を弄るナオの姿をみて、そういえば、と慌てて携帯を取り出して弄ってみる]
何も連絡、きてませんね。
[暫く弄ったあと、再びしまいこんだ]
/*
結び先きまらないw
一応ユウキは勝ち狙いで動いてるから、一番有利手なのを考えようとする、と。
絆は、普段倒せないような相手も、偶然の扱いで倒すことができるもの、という認識。
なので、絆の片方は、強そうな人を選ぶだろう。
クラスメートの男子を考える。
陸上部のスポーツマンヤスナリと、弓道部のケンあたりが有力候補、と。
(本当はムカイがアレなのだが、ユウキ視点では良く寝てる人という認識しかなく、武器情報もないので除外)
相手をどうしようかな…
/*
発言がかぶったので、つい発言削除してしまったw
そして、気がつけば残り129pt…orz
とりあえず、何とかまとめよう、うん。
現実感、ですか。
[少しだけ遠い目をして、話し出す]
現実感があろうがなかろうが、人間ってほんとにあっさり死んじゃうんですね。
[ぽつりつぶやいて。ナオが携帯を弄り終わったのを確認して話を続ける]
さて、拠点に出来そうなところ、と言っても中々思いつきませんが…家屋じゃなければ、このあたりの茂みや、洞窟なんかを見つけるしかないかと思います。とりあえず探しに行ってみますか。
[2人で暫く歩けば、小さな洞窟を見つけた。とりあえず、そこで一旦*休憩することにした*]
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