情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
『「人は違ってもまったく違わないのがひとつあるでしょう? 馬ですよ」
お手製のキャロットジュースを振る舞いながら、氏は屈託のない笑みを浮かべる。
「馬が選ぶんです。ギュネスを。見てください。他のと比べてギュネスの馬の大きいこと」
比較すれば確かにその大きさが際だっている。ばんえいとポニーとまではいかないまでもそれに近い程の差が見受けられた。』
『「これだけ大きい上に、気性も相当やんちゃだったみたいでね。だから普通の兵士じゃまず乗りこなせない。
無理矢理乗ったら落とされて踏んづけられちまったんじゃないですかね?
だから、この子に関しては乗り手が馬を選ぶんじゃなくて、馬が乗り手を選んでいた。
ギュネスが活躍した期間はおよそ15年。この間ギュネスと言われた人物は四人います。
馬というのは4掛けして人間の年齢と言われていますから…最低60歳まで現役だったってことですね。まさしく怪物ですよ。
そりゃ当時の戦場で一番槍なんてやってたら寿命なんてあっという間ですよ。
けれど騎士は皆この子に乗りたがっていた。それほどに強くて速くて…そして勇敢だったからなんです」』
『……というのは祖父の言葉なんですけどね
っと、はにかむ氏を横に小生はもう一度その肖像画を見つめてみる。
確かにちぐはぐな文献の差異もこれなら筋は通る。
肖像画も描き手を違えながら、その馬に関しては酷似していると言っても差し支えないだろう。
鞍上を第二の住処と定めた騎士たちにとって、その相方の存在は伴侶が如く……
ならば、当の馬たちにとってもそれは然り。
強く、速く、気高く…騎士たちの羨望を集める程の馬ならば、自らの背を許す存在をもまた選んだとしても不思議ではない。
馬……いや彼女の伴侶たり得る騎士はそれはそれは勇敢で、そして美しくもあったのだろう…
美丈夫の顔を見つめながら、小生は小さくため息を零す。
小生がこの時代に生を受けたとしても、きっと見向きもされないことを知っていたからだ。
── ヴァルター=V=ラーゼン「村長さんちの馬破れて草原あり」より』
/*
うむ。黒獅子の子供の頃なんかをねつ造しようと思ったが間に合う気配がしない。ついでに若狼の独白とか入れようと思ったけど間に合う気がしない。よし、まったりしよう。
みなさんこんばんは(ぺこり
/*
>>115- らう
オイナの若人の正体が気になりすぎる。
族長の娘も息子も出奔しちゃいましたからね……こっそり花嫁姿見に行ったのかしらん。
/*
ポニー好きなんだから馬好きに決まってんじゃんw
パドックで一日にこにこして眺めてられるよ。
/*
>>-265 うる
うんうん。推論。でもモノクロ画像に色をつけるみたいで楽しかったー こういう性格じゃないとこんなことしない、なんていうのを堂々と言えるのは、この村ならではでしたねえ。
ストーカー王を起点にして、みんなよく何も捨てずにつなげたなあと思う。
楽しんで頂けたようでなによりですー わあい。
/*
>>-266 えとぅ
そうかあ。なんか安心致しました!
確かに、いくらでも広げていける、世界は広い!
ぶっちゃけまだけっちゃくついてn(げほげほ
/*
ギュネスの真実きた!
まさに暴れ馬ギュネスの二つ名の通りっていうか真実だった!
パドックで一日って、そんなに……
/*
>>-277 みか
ええと、うん。多分その辺。
あ、でも決着がつかないならつかないでもいいと思うし、俺がつけてやるぜ!(きらり)というのもありありですと思います。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了