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[眠りの中。意識と無意識の狭間と言うべきであろうか。
夢を見るような、けれども夢と違う。
頭の中で、ぼんやりとしていたピースが繋がっていく感覚。]
よ、る……。
空が暗くなる。『眠ること』をしてもいい。
星…きらきらしているもの。月、輝くもの。
星と月が見守る静寂、安息。
同時に、漆黒の闇。暗きもの。時に、恐ろしき。
…どちらにしろ、人の心の奥底に入り込む魔力を持つ。
かならず明けるもの。必ず……。
定義が難しいな…まだ足りない気がする。だけど。
……結びついた。繋がった。
このぼやけた感覚は、自分で拭い去ろうと思えばどうにかなるもの……なるほど、ね……。
[その眠りは、とても浅くて。周囲の音が混じる。]
……だれか、いる。声がする。
眠い……俺は眠い…眠っている、でも何かが違う。
カナメに起こされる前の眠りと何かが違う。『眠ること』であるはずなのに、何が違う……
『眠ること』、それが…繋がらない……。
俺が望むあの『眠ること』と、何が違うんだ……?
[霧の掛かったようなぼんやりとした意識の中での自問自答。]
眠りたい……ずっと、ずっと眠っていたい。
この感覚は嫌だ。
この妙な…ビオトープを見たときのようなこんな感覚のする世界は………繋がっているようで、断たれている……感じる。心が。
違う。違うんだ。何かが……違う。
ほんものの世界との結びつきを断たれたままであるくらいならば……眠り続けるか……
…それとも、いっそ還ることによって再び結びつくか……
…かえ、る?『むすびつき』?『せかい』と?
[意識の中に浮かんだ言葉の意味が繋がらない。
確かに自分が浮かべた言葉であるのに、自分で解釈できない。繋がらない思考は不愉快な感覚がして。]
『…ほら、混乱してきた。
どうする?私の言葉が必要かい?』
…いらない。俺は、自分で感じるんだ。
わからない。けれど、結びつき…大切なもの。そう感じる。わからないけれど……自分で探すさ。
カナメ…お前、さっきよりもおとなしい声だな。耳の側でキンキン言うようなあんな大声よりも、今のほうがずっといい。
言葉は遠慮なくもらう。
でも、意味はいらない。
意味は自分で感じる。
『おやおや、随分と都合がいいことだね……まぁ、「物の名前」くらいなら教えてやってもいいと言い出したのは私の方だ。付き合える限りは付き合ってあげるよ。
この声が届く限りはね……。』
赤く燃える心が怒り。
深く沈む藍色が哀しみ。
太陽のように輝く黄色が喜び。
桜の花のように儚く薄い桃色が愛。
山々に生える木々のように暖かい山吹色が友愛。
色。
[ミナツの色鉛筆に視線を送った後、
目線を上にやり、思案する]
色は分かるの……色が"思い"。
[しばらく黙り込む]
/*
おおおおお。
ゆるonと打つつもりが「yuru(Enter)」で書き込んでしまった。ほわちゃー!
一言メモの危険を一つ発見だ。
通常発言みたいに「何文字以下」ははじこう……。(そのうち)
……獏が、本当の世界を感じることができれば良いのに。何かが妙なこの世界とは違う、生命に満ち溢れる世界を。
そこに流れる命の歌を聴いたのならば…彼はどんな喜びに満ちるだろうか。
……ルリが、見たがっている白い花を見つけることができれば良いのに。
生命に満ち溢れている白い花を見つけることができたら、彼女はどんなに喜ぶ顔をするだろうか。
どうか……俺達に再び、世界との結びつきを。
…それが「還る」という事であったとしても。俺は構わない…。
[その心に浮かんだ言葉は頭の中で完全には繋がらないが、今度は不愉快な感じはしなかった。「本当の世界」、「結びつき」、「還る」。未だに漠然としているのにそれは、心から望む願い。なぜだかわからない。嫌だと感じることがない。だから…願う。]
―― 微睡みの裡 ――
――…、 は…
[眠り。記憶の中の其れは、随分と「やすらか」だった。
けれど、亡者が味わうのは…年月にすり減らした精神を
補うには程遠い、もどかしく渇いた、浅過ぎる微睡み。]
/*
うーん…。
3バイト以下で弾くようにすると、「on」も「off」もダメだ。
4バイト以下にすると「自室」もダメだしなぁ…。
Enter押しても書き込みにならないようには出来るんだろうか?
…。 ……っ
[金縛りにでもあったかの如く戦慄く己の指先を知覚する。
とうに絶えて久しい呼吸が、喉奥へ詰まる心地がする。
足音と、声とが近づいてくる気がしてじわりと身動いだ。
墓碑へ飾られている、乾涸びた花が かさり と落ちて]
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