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ウェンディさん。こんばんは。
[少女に柔らかな笑顔を向ける。かつて医院に居た頃によく見たような]
もう、大丈夫ですよ。
"ここ"ではもう、あんな目にあうことなんて、ありません。
[歩み寄ることも、手を伸ばすこともなく、距離を置いたまま]
/*
ついうっかり、お子様の前で聞いてしまった!
ローズマリーさんの占い先は……なんというかすごいw
赤赤青!
そういえば、ずーっと気になっていたんですが、ラッセルさんって……赤毛? ピンクっていうか、茶髪なような気もしてたんですが。
>>*2
魔女……彼女が?
[憎しみも悪意もない視線でローズマリーを一瞥した]
魔女であるが故に、悪い。そう、彼女は人ではない……。
[言い聞かせるように、静かに]
>>*3
あなたがたは、似ているように見えます。
……あなたも怖いのでしょうか……。
こんばんは。
[反射的に答えて、我に返る。じっと、看護婦の顔を見つめて]
ここって、どこ?
夢の中?
[扉に手をかけたまま、問うた]
>>+13
あなたには、こちらに、来て欲しくない。
[脳裏に浮かぶのは、医師の姿もあるけれど、それ以上に強く願うのは、青い髪の少女のもの]
死んだ?
[一瞬、飲み込めず瞬く。そして、足に目を落とし、再び看護婦と隣の青年を見比べて]
…ウェン、死んじゃったの?
[もう一度繰り返すが実感はなく。考えて、さきほどの部屋の風景を思い出した]
…あ…。あれ…。夢じゃないんだ。
[独り言のように呟いた]
ええ。
……あなたは何も悪くありません。
[何かを言いかけたが、言葉を変えた。
つられるように足をついと動かすが、体は*動かなかった*]
私がそう願ったから、あなたは死んだ……と伝えるのは……自己満足なのか。
どうして、彼女まで"ここ"に居るんでしょう。
……どうしたら"楽"になれるのでしょうか
見習い看護婦 ニーナは、今日も暑いですね。[栞]
「あのひとには生きて欲しい」
純粋な自己犠牲的な考えだね。
――でも、その考えは僕は好きだよ。
綺麗で、はかなくて…美しいから。
[つい、と振り返り、看護師の瞳を捉える。]
やぁ、おはよう、ウェンディ。
お目覚めはいかが?
[まだ全てに対して曖昧な表情を浮かべる、幼顔に
首を傾けにっこりと微笑んだ。]
夢の中――、確かにその言葉は的確かもね?
残念ながら僕も判らないんだ。先に着ているけどね?
[再びニーナに向かい合う。
なぞる言葉。「強い」と称される自分と、
[弱い」と絡げられた他の者。
違う、と首を横に振り、言葉を選ぶかのように口を開いた。]
僕は強くは無いよ。
「自分」が犯人でなければ、
「他人」を犯人だと思うことは、当然の事じゃない?
他の人たちは、
人間として正しい反応に忠実なだけだよ。
「手に入らない」ものを、「欲しがらない」弁えを知る、ね?
[以前、クインジーに投げ掛けた言葉に似た言葉を引き摺り出し]
――ひとを…? さぁ?
あぁ、でも…
[思い耽るように、一瞬だけ視線を宙に惑わし、
瞬きをして再び看護師を見つめる。
妖美な色を瞳の奥に揺蕩わせて]
僕は欲しいと思ったものは、手に入れたいと思うんだ。
仮令神さえ躊躇うことであろうとも、ね?
それが…ひとを殺めることと等しくなるのかどうかは、
僕にはまだ、解らないね。
[虫の息で置き去りにしてきた、若き書生を思い出し、
くつりと意地の悪い笑みをひとつ、浮かべた*]
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