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コーヒー…大人の味ぃ…。
ねーねーお姉さん、お姉さんのジュースとあたしのコーヒー交換してくれないかなぁ?
今ならおみくじつきみたいだし、このコーヒー。
[ヒナに近づきコーヒーを差し出した。]
[ぷしゅり、とプルタブを引き、一口含んだ。
屈託の無い笑みで問い掛けてくる少女に]
ん?
…別に悩んでなんていないわよ?
[笑って誤魔化しながらも。
流石に子供に詮索されるのはプライドが許さない様子で、それでも少女の笑みには]
――。
[何かよからぬ事を考えているのでは、と思案する。
例えば、[台所]から飛来した[崖っぷち ヒナ]が、実は[100年前]から[100年前]まで私は地球を監視する役目を、などと。]
[そんな事を、と思うも。まさか、と首を振る。]
[それでも、ライバルなどと言われれば。
にっこり笑い]
そうね、お互い頑張りましょう。
[小さく頷いた。しかし、問い掛けには]
卵を産んだ役?…そんなの有ったかしら?
[眉を少し持ち上げ、首を傾げる。]
私はゴロウマルが天袋で
ピチピチになる演技がしたいの。
[真顔で返答]
うん。私もオーディション受けるんだっ。
役取れるかどうかはわかんないけど、せっかくの自己アピールの場だもんね!
演出さんの印象に残ったらもうこっちのもんだねって勢いで頑張るよ〜。
[ルリの問いかけに、遠い目をして]
そうなのよルリちゃんっ。あの時はどうなることかと思ったよ。手をパンっ、パンっ、と叩く合図ごとに違ったせつなさの演技をひたすら繰り返していったあの稽古の過酷さ・・・・・・
先生っ、笑いや泣きならばバリエーション豊かでやりやすいけどもせつなさは、さすがにせつなさは辛いです・・・
それでもめげずに繰り返し。
ついには名手と呼ばれるまでになっちゃったわ。
うん、いいわよ。
[大人の味、と交換を求める少女に。
自身のジュースを手渡し、交換を済ませるか]
おみくじ?
[云われ、見れば確かに。
缶底にぺたり、と小さなおみくじが張り付いていて]
あらあら
[ぺりり、と剥がし見てみれば]
[中吉]ね…
[ふむ、と頷き]
[悩んでいないというヒナに、再びにっこり微笑んで]
そう? ならよかった〜。
よきライバルが何か悩んでいて、その結果オーディションで力を発揮できなかったら悲しいもん。
[とは言うが、首を横に振る姿を見ながら、
やはり[次の1000年]から[村人]として[カメハメハが出せるようになった。]しながら、[子役 ルリ]として振舞っていた方が、[自分探しの旅へ行ってきた。]役としては良かったのかと、悶々と悩んでいるのではないのかと勝手に想像してみたりした。]
割り振られた台本、よっぽどおかしかったのかなぁ…?
[ほつり。独り言。]
なぁにこれ
[中吉、などと書いてあるにも関わらず]
探し物……出ず。
待ち人……来ず。
健康……無理をしなければ吉。
金運……下降気味。
生活……其れなり。
[読み上げ、わなわなと震えている]
あれ? 卵を産んだ役ってなかったっけ?
[問い返されると逆に問い返し。
返ってきた答えに子供の想像力は逞しく、[天袋]でゴロウマルが天袋でピチピチになる演技をしているヒナを思い浮かべて]
…お姉さん、本当にその演技したいの?
[疑問系。
まだカカシの隣で宇宙の秘密を知ってしまった状態になりながらも、衣装係志望 ビセとしてしりとりでしか会話が出来なくなった。方が良いのではないかと子供ながらに思った。]
でも叩く手の合図でいろんな切なさを表現して、ついには切なさの名手といわれるようになったワカバおねえちゃんってすごいと思うよ!
やっぱワカバおねえちゃんは強敵だね〜。だてに[屋根の上]で[丁寧語でしか話せなくなった。]演技をずっとしていた訳じゃないよね〜。
[関心。]
[おみくじから逃げるように視線を外し、
微笑むルリへ向けば]
有難う。お姉さんは大丈夫だから。
貴方が合格出来る様に祈ってるわ。
[にこ、と微笑み。
だがしかし、心の奥底では畜生、と思っている。
子供ばかりだというのが恥ずかしくも、悔しい。
こんな子供なんて、[夢の国]で安物のドレス衣装を纏った[衣装係志望 ビセ]の役でもしながら、幼稚園のお遊戯程度の満足度で終わってくっればいいのに。そして、[せつなさの名手になった。]…なんていうオチが有る様な、そんな子供向けで十分なのに、と。]
頑張りましょう。
[にこにこ、と。]
[ワカバに感心しながら、ヒナと飲み物を交換。
こんな綺麗な人が天袋で文字通りピチピチになったゴロウマルの演技の方が得意と言い切ってしまう所がとっても不思議に思えた。]
おみくじ、中吉?
[結果を読み上げるヒナをじぃ〜っと見ながら]
…やっぱりゴロウマルは良くないと思うの。せめて[書斎]で[せつなさの名手になった。]方が…。
[ポツリ。]
[しかし「祈っている」等と言われると、子供だから素直に嬉しい訳で]
ありがとう!
お姉さんもおみくじに負けちゃ駄目だよ!
頑張ろうね?
[ジュースをコクコク飲みながら、ルリは台本に目を落した。
そこには[温泉]で[せつなさの名手になった。]場面が*記されていた*]
ヒナさんりらっくすりらっくす!
緊張しすぎちゃうと、持てる実力の全てを出し切れないって[餅肌 ネギヤ]も言ってたよ。
・・・それにねっ。オーディションの対象になってる役とか取れなくても演出さんの印象にさえ残っちゃえば、いい味出してる憎いこんちくしょうな役になれる事が多いんだよっ。大抵主役よりも人気出る系のアレね。えへへ、私はそっち狙いっ。内緒だよ♪
[問われれば、思考を巡らす。
無かった、と思うものの、絶対とは云えず]
――、どうだったかしら。
ここの台本、話の筋がちらかりすぎてて、
覚えるのに一苦労なのよね。
[ふ、と思わず零れる本音]
だいたい、カカシの隣で宇宙の秘密を知ってしまった状態になりながらも、衣装係志望 ビセとしてしりとりでしか会話が出来なくなった、なんてどういう状況よ…
[小さな声でぼそぼそと暗い瞳は、愚痴を零す]
[おみくじに負けるな等と言われれば。
手の中のおみくじをぐしゃりと力一杯握り]
大丈夫よ。
占いなんて信じない主義なの。
[くす、と放つ言葉は大嘘。
今朝も血液型占い選手権で、
どん底気分を味わったばかりであった。]
道は自分の手で切り拓かなくちゃ。
[出来る女の様に微笑む]
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