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[兎にはこんなメモが残されていた]
―秘宝について心当たりがあるなら我がコンパートメントへどうぞ―
[自室に戻るといつもの服装に着替えくつろぎながら、ラウリが来るならば退屈しなくて済みそうだ、とほくそ笑んだ**]
―食堂車―
[食堂車に辿りつくと、三等客とは思えない優雅な振る舞いで、席に着くとブリヌイと付け合わせにサワークリームとジャム、飲み物にクワスを頼む。
流れ行く車窓に時折目を向けて、ゆっくりと物思いに耽るながら。]
ロマネス家の秘宝―…‥
どんな内容が書かれてるのかしら?
[窓に映った女の顔は、どんな表情だったか――。]
ロマネス家?
[飛び出した言葉には、さすがに驚いたように眉を上げたが、すぐに、突拍子もない、という風を表情に滲ませて]
まさか。だとすれば、貧乏楽団で指揮者など……ふふ、まさか。想像が豊かですね、オラヴィ卿。それともあなたもロマネス家に「縁」のある方なのかな?
[まるで冗談だ、取り合わない、というような態度で頬杖をついて上目に相手の表情を覗き込む。けれどその瞳だけは、正面に座るオラヴィには、興味ありげに輝いているのが見えただろう]
−二等客車→食堂車−
[ひたすらに流れる景色を眺めていたが、
いい加減飽きてきたので、席を立ち、
サロンカーにでも行こうと、廊下へと向かう。]
カクン。…ゴチッ。
[扉に手をかけようとした辺りで、
不意にバランスを崩して、足を捻って、
扉に顔をぶつけた。]
…っ。
…やっぱり列車は揺れが激しいわね。
[同室者が誰もいないことに今更ながら安堵して、
鼻の頭をさすりさすり、食堂車へと向かった。
辿りついた頃には、涼しい顔。]
−食堂車−
まぁ…。
[豪勢な内装に感嘆しつつ、ぐるりとテーブル席を見回して、
空席を探す。
食欲旺盛なフリルの青年?が目に止まり、
捻った足首の痛みはこらえてツカツカと近寄り、]
失礼ですが、相席、よろしいかしら?
[そう声をかけた。]
いや、大分食堂車も賑わって来ましたな。
おお!あれは出立の時に見たギリシア彫刻…!
[大量の食事を次々平らげてゆく、派手なピンクのフリル姿を見つけ、ぱっと顔を輝かせる。
と、見ている間に隣室の婦人が近付いて行ったのに気づき、片眉を上げた。]
[マティアスが出て行ってから10分ほど。
アイノはゆるゆると皮袋の中身を確認する。]
わかってる、わかってるわ。
目的ロマネス家の秘宝、場所は一等車。途中食堂車を通る必要がある……。
作戦の邪魔になるものは排除して構わない。
たとえそれが乗員乗客の全てだったとしても。
[ひとりきりの部屋で目を閉じて反芻する]
これが終われば……やっと……。
[マクベス、と割り込む声の主には先程はどうも、と会釈したり。夕餉の誘いには快く応じて]
一応、アルコールも窘める歳なのですが……必要以上に若く見られてしまいますね、どうも。
[ぽり、と頬を掻く。乾杯、と、グラスを掲げる仕草はオラヴィほどは優雅にはいかず。その後の話しは楽しげに]
ええ、あの時の指揮者はゲルト・ハインマート氏。ヴェルディもいいですがワーグナーもすこぶるいいです。
[カフェを残して席を立つ相手に]
いえ、楽しい時間を過ごせました。公演、是非拝見したいですね。
[握手に応じ、相手を見送る]
>>48
もちろんよ。どうぞ。
[ウルスラに微笑み返して、向かいの空席をさす。
いまさらのように手を口元にあてて上品ぶった]
[皮袋の中から手のひらほどの小型ナイフを取り出し外からはわからないようベルトに挟む。
残りは旅行鞄の底へと仕舞った]
とりあえず食堂車の下見かな。
[貴重品を小さなポーチに詰めて客室を後にする]
―二等車→食堂車―
やだ、すごい混んでる……時間ずらしたほうが良かったみたい……。
[乗客で混雑する食堂車を、空席を探してきょろきょろと歩く。
声をかけられれば相席をお願いするだろう**]
[残されたカフェ……を前に]
なんでコーヒーなんだろう。
[ぼそりとつぶやく。兎が知りませんとばかり首を傾げた。しばらくじーっとコーヒーを睨み、ようやく決心して格闘するのは冷め切った頃だろうか]
苦いっ”!
[ピンクのフリルの人や、ほっそりとした神秘的な女性、白い帽子の夫人、あるいは学生ほどの女性も食堂車を訪れたりしただろうか。良く覚えてないが。
だから自分の客室に戻って、兎急便でのメッセージを見つけるのは、もう少し先の話し**]
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