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>病みif
[あちらこちらに置かれ積まれた枕が目立つ、薄暗い部屋。中央の布団に入り、じっと天井を見つめていた。目を閉じて、眠ろうとする。眠るのに努力するなど、前までなら有り得ない事だった]
……うるさいよ、……
どうして、僕が寝るのを邪魔するんだ……
僕が勝って、しまったから? ……
[眠れない。瞼を下ろすと、死者達の声にうなされる。恐らくは妄想の類なのだろうが、声が幽霊のものか幻聴であるかはどうでもよく、ただ聞こえるという事が問題だった。枕を抱き締め、ぎり、と歯を食いしばり]
……どうして……
[深い隈。睡眠不足と極度のストレスでやつれた体をゆっくりと起こす。その後部屋の隅、枕に半ば埋もれている机を――
その上に載せられた小振りの銃を見やった。プログラムの後、もしもの時の護身のために、と渡されたもの]
……。……
もう一度、……せば、……もしかしたら……
[呟きに滲むのは、暗い憔悴と、*赤黒い狂気*]
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