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えーと、鍵と螺子。
兎の力を兎以外の誰かが使ってると出てくるもの、とか?
そんなイメージしつつロールをした、気がする。別のになるならそっちにあわせられるよう、てきとうあいまいにぼかしながら(爆
ついでに直すための力も溜まるから一石二鳥だよね!なんて、妙に打算的な兎はお嫌ですか?
とか見えたのにのたまいつつ。
ただいまですー。
[菊子と呼ばれた少女と獏原少年にも軽く目礼をして、スーツケース片手に公園を出た。
海岸通りを、いつもよりは少し遅いペースで歩く。六花に合わせたのが半分、覚悟するのにもう少しだけ間を必要としたのが半分。
ほどなくして辿り着いた店の扉は、触れることなく開いた。チリリン、と取っ手に結ばれた鈴が鳴る]
ね、狭いだろ。
[現在は展示に使っているスペースの半分位のところに木の衝立が並べてあり、壁とそこに数枚の絵が掛けられているだけの店内。
先に踏み込み、六花を振り返ると少し笑った。
小さな机と椅子が窓際に置かれていて、その上にはB4サイズの茶封筒が置かれていた。
中には数枚、何かが入っているようだ]
どうかな、何か思い出せそう?
俺は……ちょっと、奥に行ってくる。
[奥といっても衝立の向こう側なだけだ。
祖父はいつもそこに座っていたから]
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物凄く見切り発車で先に進めてみるお話(
(夕方から練ってたんじゃないのか)
(練っててもイキバタになるのが兎猫でs(蹴)
ちなみにB4封筒=四つ切が入るサイズということで、写真が入ってるのもありかな、なんていう適当な振りっぷり。
使いにくければ他の何かってことでスルーしたってくださいな!
さて、続き続き。自分の始末(もぞもぞ
― ギャラリー 刻 ―
ただいま。
[スーツケースを壁際に置いて「いつもの椅子」に座っている祖父に声をかけてみる。
あの日ここに置いたのは数冊のノートしか入っていない、もっと小さな鞄だったが。
夕方戻ったら店番の交替。帳簿を閉じた祖父がこちらを振り返った]
「どうした」
[こんな風に水を向けられて話したのだったか。よほど変な顔をしていたのだろうか、あの時の自分も]
商店街で、知らない女性に名前を呼ばれたんだ。年の頃は40くらい。
祖父さんは元気かって聞かれたから、病院に出たり入ったりしてるって言ったら、お大事に、だってさ。
[細部は違っていたかもしれない。けれど確かこんな風に言ったはず。
こちらを見る祖父の眉が顰められた]
一緒に来るかって聞いたら、来れないって。
約束があるからってさ。
[グッと祖父が息を呑む。
それだけでもほぼ確信出来るのだが]
名前は、聞かなかった。
[この後、自分は手を洗いに洗面所に入ったはず。
戻るまで祖父はこの場で…]
「……小夜」
[ポツリと呟かれたのは、母の名前。
読まずに出かけた封筒の最初に書かれていたのと同じものだった]
「省吾」
[暫くして立ち上がった祖父が名を呼ぶ]
「もしまた会うことがあったら、儂が呼んでたと伝えてくれ」
………。
(――自分で連絡すれば?)
「連絡先は知らん」
[祖父とあの女性の話はこの時だけ]
[ワスレモノ、ミツケタ]
[左手でカチリと針の進む音が鳴る。
スーツケースは置き去りにして、衝立の間を通ると店先に戻り、深い溜息を吐いた]
経営者 ズイハラは、発言したら日付変わっててびっくらこいた。[栞]
経営者 ズイハラは、学生 バクをつんつんつついた。[栞]
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あ、ちと某所を着替えてた。た。
獏原少年は出先のままだったか!
お疲れ様お疲れ様。
菊子ちゃんもおかえりなさいのおつかれさま。
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