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タオルで拭いたらどうだよ。
[腕で目を拭うイェンニの様に呆れた声を漏らす。
落胆の露にするイェンニをよそに、
調味料を肉野菜炒めに適量振りながら]
祭が台無しになっちまったせいで、
塞ぎ込んでるのかもねえ。
俺じゃなくてイルマ辺りでも声かけりゃ出てくるかもな
[後で一緒に行ったらどうだ?と続けながら。
味を見る目的で小皿に肉の切れ端と球菜を取り。]
そうかい。
おばあちゃんも、同じだったのか。
[彼女――イェンニはいつから人をやめたのか。
否。己のように、かつては人であった生業と
同じとは限らないのだけれど。
精はこの世で多様に存在する。
どう生まれたのかなどは、一様に語れるものではない。]
ああ、きっと家族のところへ行けるよ。
あの子は幸せになりに行くんだ。
だから、寂しいけど見送ってやりなよ。
[力を使ったせいか酔いも程よく冷めている。
祖母に会いたいと言を綴る女を一瞥し。
死ぬ方法も存在するといえばするのだが、
それを欲する精は、そういるのだろうか。
少なくとも、ミハイルは思わない。
恐らく『誘い』続けることが課せられた使命だから]
理解を求めるのは難しいのかもな。
なにせ、俺たちとは根本的に考え方が違うのだろうし。
[幸せになるための、たった一つの冴えたやり方。
この世で苦悩するくらいなら、悩まぬ世界に行けばいい]
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