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そう、ぐっすり眠れたなら良かった。
体は平気だけど、肩が凝ったかな?
あと、朝飯食ってないから腹へった。
[あはは、とお腹を擦ってみて]
電話??あぁ、イマリと電話してたんだよ。
あいつ、泣きそうな声で電話してきやがってさ。
………ま、無理もねぇけど。
おー、作ってくれんの?
「僕のために、味噌汁を作ってくれ」
………なんちゃって。
[んー、と伸びをして。]
心配いらねぇよ。美夏ちゃんは一人になんねぇもん。
イマリだって、なんかあったらすぐ連絡するよう言ってる。
誰も一人になんかしねぇさ
[ずきずきと、頭が痛む。目の前が赤く染まる。交差点のビジョンが走る。これは誰の記憶だ?]
アンの記憶……?
それとも、死者の……?
俺はクリームシチューが好きだなぁー。
食べたいなぁー?
[美夏とリビングへ移動して]
あぁ、俺はずっと側にいるよ。
多分、俺を必要としてくれる人がいるなら。
俺は必ず助けに行く。
一人に残したり、しないさ。
[ふと、今日の夢を思い出した]
おー、すげークリームシチューだ!
[出来上がった料理を見て、子供のように喜んでみて。微かに聞こえた美夏の呟きには、小さな呟きで返した。]
俺は優しくないさ。
失うのが怖いだけだ。
臆病なだけだ。
弱い…だけだ……
[ふるふる、首をふって。食器などを並べて]
ん?なーんでもなーい!いただきまぁーっす!
[美夏の言葉には、なんでもないと答えて。喜んでシチューを食べ始めて。懐かしい、そんな味がしたと思う。]
うまい………や………。
あはは………久しぶりにうまい………
[氷が溶けていく。心の氷が溶けていく。なんでもない日常の、暖かい一コマが、俺を溶かしていくんだ。]
ん………そうだな。
少し散歩しようか?他に人がいるかも知れないしさ。
そうだな、消えたから今美夏ちゃんがここにいるんだよな。
女の子なんか連れてきた日には、親父に何言われるか……
あー、いなくて良かったぁー!
[食器を片付ける彼女を、微笑ましくみていて。お待たせ、と走りよって来たなら]
うし、散歩にいこーぜ。
はぐれないようにしなきゃな?
[適当な理由を言って、右手を差し出してみる]
いやー、うちの親父女性不信気味だからさー。
後でグチグチ言いそうで嫌なんだよ。
んー……俺は、別にこのままでもいいけど。
美夏ちゃん、独り占めできるしぃ?
[本音と冗談の入り交じった返事をして]
おーし、いこーいこー。昇る雪の中へー!
[手を繋いでいないと、消えちゃいそうで。誰かを失うのは、もう絶対に嫌だから。同じ思いをさせるのも嫌だから。繋いだ手を離さないように、優しくしっかり握っていて]
―とある交差点―
[ここは、私の終わった場所。そして、終わらぬ今日の始まった場所。私が、最後のメールを送った場所。私の終わりは近い。もう、体を止めてはいられなくなる。私は、もうすぐ帰らなきゃいけなくなる。私の最後の願いは、叶わぬままに。]
………ジュンタ………私はここにいる………
ずっと………貴方を見ていた………
[薄れていく、私の意識。あぁ、私の終わりは近い。最後にもう一度、あの人に会いたい。それはもう叶わぬ想いなのだろうか。私は、彼に伝えたい言葉があったのに。]
そそ、びっくりしちゃうぜぇー?
[手を繋いだまま、肩をすくめて]
んー?本当に思ってるってー!
可愛い女の子を独占してるって、結構幸せだよー?
[あはは、と笑ってみる。]
そうだな、俺達だけだろうなぁ。
こんな状況じゃなきゃ、神秘的なのにさー。
[それでも、携帯のムービーで世界をとっておく。隣のあの人と繋いだ、暖かい手も。明るい声も。全てを記録したいから。]
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