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どうでしょう?
一人をころせば、二人目は抵抗が少なくなります。ほんとうに。
そう考えると、彼らに私を処刑させるのは、得策ではないと思います。
わたしが貴女を…?
[幾らか声に動揺が生まれる]
でも。そうね。貴女を処刑する理由があるのは、きっとわたしだけでしょうし。
(だれの声なんだろう)
[自分の声が酷く遠く聞こえる。
最初に望んだとおり、冷静に状況を分析する声]
(ううん。冷静でも作戦でも、ない)
[おそらくは最初から]
誰かを処刑し、私が魔女狩りにあうのが効果的かと思いますが……むつかしいでしょうね。
大丈夫です。あなたならできます。
焼けてしまった? まさか。
[顎を撫でる]
すると、『1日ひとり』だという彼らのやり方に反する。
赤い髪の容疑者がふたりともいなくなり、事が終わった……まさか。
[つい、否定の言葉が出たのは、肌に感じる不穏な空気のせい]
[>>54 首を傾げる]
私を疑う、ということでしょうか?
[不意に、視線を医師の横に向けた]
すいません。私、行かなければならないようです。倉庫に早く行けと──ラッセルさんが。
一緒に行きますか?
[WolFが犯行声明を残すだろうというのは、根拠のない自分の予想でしかないが]
何でしょうねえ……この腑に落ちない感触は。ニーナさんの見た、ということと合致することが少ないのも気になりますが――ニーナさんがWolFに狙われていないというのも。
/*
はい、動きに迷います。
ここは医師看護師直接対決のが美しそうな気は、するのだけれど。
向かう位はしてもいいかなあ。
どうなのだろうね? 一応ヴィンセントを疑ってみる気持ちはあるけれど……混む、かなあ。
/*
この村は、墓は見えない。
つまり、霊は墓とは会話できないはず。
ついでに占もいない。
占いの能力はない。
よく考えろ俺。
ニーナが軽く突き倒したくらいで… は確かに変…。
魔女の呪いが掛かっているとでも…。
容疑者は貴女の敵だから? 此処に入ったら誰かは死ぬとか言うのかしら。
魔法の存在がわからないように事故を装う… そんな力があるって少しだけ聞いたことが有るの。
[単なるお伽噺の一節。信じた事なんてなかった。]
>>54
悲しそうな表情に胸が痛むのは気のせい。
自分は「せんせぇ」と甘えているニーナではないのだから。傷つく筈がない。傷ついてはいけない。
必死で言い聞かせるが、続く言葉に>>59肩が揺れる。
[>>59 数歩前を歩く背中が小さく揺れた]
私は、先生に殺されたくありません。
[そうして自警団倉庫の扉を開ける]
そういう力があるのなら、わたしでも犯人を殺すことができるかしら?
[家から持ち出してきた小さな… だけど鋭いナイフ。
素人が扱ってひとに致命傷を与えうるものではない。]
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