人狼物語 執事国


98 収穫祭の村

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視点:


【赤】 漂泊民 イェンニ

[ドクリ]
[不意に跳ねた心臓の音がやけに大きく響いた]
[何故なのか未だ、解らない]


      [それは目覚め始める獣の血]


[供儀とされた愛しい妹の喉元が
酷く酷く柔らかそうに見えて
そんな自分の意識に驚いて頭を振る]


      [咥内で赤い舌が上顎を舐めた]


[未だ、気付かない 気付けない]

(*0) 2012/11/15(木) 01:16:30

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[人の子は気付かない。
供儀となった彼女の味などに興味は無いから、それがうまそうだとか、そんな感情は持たない。

このまま何もなく終わればいい。
それは本当に思っていることだったのにと、心の奥で少し笑う。

距離を感じる父、村の人々。
この平穏な日々の脱却を、望んでいた。秘めた、厳重に隠し続けた本当の願い。

ほしいと思ったものは、平穏な毎日ではなく――**]

(*1) 2012/11/15(木) 01:40:28

【赤】 漂泊民 イェンニ

[満月が  近づいてくる]

[身体がひどく熱く寝苦しい。
隣で規則正しい寝息を立てる妹の
シロイ肌が、白い、白くて、]

      [ぐるぐると目が回る]


[目を閉じても眩暈が脳を揺らす]


  …嗚呼、

[制御しきれぬ血の目覚めに
声にならぬ吐息が漏れた**]

(*2) 2012/11/15(木) 01:54:28

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[夜だ。
東の空から月が上っていく。高く、高く、抗う事の出来ないヒトを、嘲笑うように。

届いた響きは何の音を持っていたのか。
それは彼に表すことができなかった。

ただ、それを、
彼女の、人狼の目覚め>>*2を、確かに耳がとらえた。

室内を見回す。人の気配はない。ではこの声はどこから聞こえたのだろう。
疑問が頭の中を駆け巡る。

そうして、ふと、感じた。
これは、他の人には聞こえていないのではないかと]

(*3) 2012/11/15(木) 11:46:25

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[声を発するにはどうすればいいのか、
そう考えたけれど、思いついても今はやめた。

ただ、人のものではないと感じる。
だからその声を、静かに聞くだけにした。
幻聴ならばそれでもかまわないと、彼は思ってもいたから。

盗み聞きをしているつもりは、レイヨにはなかった。
人狼の感覚がどういうものなのか、彼は知る由もないし、潜んでいるつもりもなかったから。

いつもとは違う、そして自分が聞く声が特別なように思えたから。
心が確かに弾むのを、こらえることは出来なかった**]

(*4) 2012/11/15(木) 11:55:37

【赤】 漂泊民 イェンニ

 …いけません。
 私は…――なんて、ことを


[裡で想う言葉が他に伝播しているとはまだ気付かない。
眠る妹へと伸ばしかけた手を、
逆の手で ぎゅ、と握る。
そのまま、自身の身を抱き締めて小さく震えた]


  [喉が 乾いてていく]
  [満月が――どこかの何かを狂わせる]


[寝台の上で俯いた顔を上げると
いつも眩しげに細められた眸は真っ赤に染まっていた]

(*5) 2012/11/15(木) 12:22:05

【赤】 漂泊民 イェンニ

― 昨夜の事 ―

[ぞわり]

[全身の毛が逆立つのが判る
それは月の重力に惹かれているかのように

赤い眸の下、赤い舌で一度くちびるを湿らせて
見下ろした手の爪は伸び、鋭く光る]


[どうすれば今魔物となれるのか
血が 教えてくれる――…]


 嗚呼、ドロテア、………

[小さく落とす呟きは震え掠れ 怯えるよう]

(*6) 2012/11/15(木) 12:36:01

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[夜のうち、届く声をただ聞いていた。
口元が笑みを作っているのに、本人は気付かない。

満ちた月は、目覚めたばかりの人狼を唆す。
それは、"食べ物"だと。
人狼に奉げられた、供物なのだと。
食べられる為にそこに居るのだと。


――何がいけないのか。
人間の子には、わからなかった。
満ちた月が狂わせたのか、もともとおかしかったのか。
それを、本人が理解することはないけれど。

人狼の声を聴きながら、その苦悩をも、彼は愉しんでいた]

(*7) 2012/11/15(木) 12:38:45

【赤】 漂泊民 イェンニ

[ぐ と 自身の肩に爪を減り込ませた
痛みに顔を歪めるのはひとときのこと
全身を覆う獣の欲望が薄れて行くのを感じ

ほうぅ、と、長く長く息を吐いた]


 いや、だわ…


[それからずっと 一瞬も眠る事無く
寝台の脇で 眠る供儀を横目に見た侭]

[湧き上がる血の欲望を抑えるように
自身の身体を両手で、抱きしめていた]

(*8) 2012/11/15(木) 12:39:15

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[行動を見ることは出来ないのに、
その情景が浮かぶよう。

笑う気配は、赤い色にも紛れる。
でも、声は出さない。

声の主が誰か把握もしていなかったし、聞いているだけで十分楽しかったから]

(*9) 2012/11/15(木) 12:40:55

【赤】 漂泊民 イェンニ

[ぞわりと背を這いあがる衝動に身を捩りつつ
丸くなって耐えている時 笑む気配を感じた

だがそれが何であるか女に知れる由は無く。

きっと血が 抗う自身を笑って居るのだと
そう思うと――また、欲望は膨れ上がって]



 …っふ……、


[まるで泣き声のような哀れな声を漏らす直後
獣の唸り声のような低いそれが重なった]

(*10) 2012/11/15(木) 12:45:11

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[泣く様子を面白いと感じる自分に、違和感を覚える事はない。
満ちた月が見下す世界で、彼女の抑える衝動はどれほどのものなのだろう。

――柔らかい声に混じった、低い、声。
それは、何か。
彼はすぐにわかった。

"人狼"だ。伝承は、事実だったのだ、と]

(*11) 2012/11/15(木) 12:54:55

【赤】 絵描きの子 レイヨ

――死んだら、ダメだよ。

[悟った瞬間、自分の望みを、赤い声に乗せた。
そうするのが自然のように、彼には伝える方法が、わかっていた]

(*12) 2012/11/15(木) 12:59:04

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

[深夜、ざわざわとした衝動は感じていた。

 この身に流れる血がうずく。


 声が聞こえた。
 知っている。

 衝動をこらえる響き。

 ゆるりと笑んだ]

(*13) 2012/11/15(木) 13:11:04

【赤】 漂泊民 イェンニ


 …し、ぬ?
 わたくしが?


[不意に聞こえた声に赤い眸を開く
喉が乾きすぎて カラカラの掠れた声は
高い声と低い声 二重のユニゾンのようだった]

(*14) 2012/11/15(木) 13:13:25

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[問いかけには答えない。
人ならぬ声に、ゾクゾクと喜びが湧き上がった]

そう、死なせない。

[退治させない。
愉しませてほしいのだと、嗤う色が、わずかに混じった]

(*15) 2012/11/15(木) 13:31:26

【赤】 漂泊民 イェンニ


 死ぬのは、いやですわ。


[二重の声が 喉を震わさず出ている事に気付く
そして相手の声がまた鼓膜震わせて無い事にも]


 死なない――死なない。
 生きたい………

[零すのは 血と自分どちらもの本能の欲]

(*16) 2012/11/15(木) 13:34:04

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[もう一人の人狼の声がするまで、彼がその存在に気付く事はできない]

(*17) 2012/11/15(木) 13:34:38

【赤】 絵描きの子 レイヨ

殺させない。

[嫌だと言う声に応えるように、言葉を重ねる]

――僕が守ってあげる。

(*18) 2012/11/15(木) 13:36:00

【赤】 漂泊民 イェンニ

 …――、っっ

[聞こえた言葉に、はっと顔を上げる]

[守ってあげる]

[なんと甘美な響きかと うっとりと表情を溶かす]


    ――わたくし、は、
    人にとって良くない存在かも、しれませんわ?


[それ、でも?
低い声重ならず 高い声だけが問うのは
細い細い糸のような 告白にも似て]

(*19) 2012/11/15(木) 13:40:15

【赤】 絵描きの子 レイヨ

良くない存在でも、守ってあげるよ。
僕は、君の、味方だ。

[言葉はゆっくりと、文節ごとに区切って。
そうやって囁いて、笑う]

生きていて欲しいんだ。
君に。

(*20) 2012/11/15(木) 13:52:10

【赤】 漂泊民 イェンニ

[聞こえる言葉が じんわりと染み込んでいく

自分の肩につきたてた長く硬い爪が
薄く開いたくちびるの内側で長く伸びた牙が
鏡に映る自分の赤い赤い眸が
 気を抜けば熱で弾けとびそうな身体が

   喉が渇いたと
   空腹だと 訴えるのに]


 わたくし、を?
 
  嗚呼、それは――とても、


[うれしい。]

[言葉は 音無く心の裡で 広がった]

(*21) 2012/11/15(木) 14:00:49

【赤】 漂泊民 イェンニ


 この今のわたくしに生きてと言ってくださる…
 あなたは…?

[誰ですか?]

[他にまだ仲間がいるとは知らず 問う]

(*22) 2012/11/15(木) 14:00:56

【赤】 絵描きの子 レイヨ

僕は、

[名前を言うか、言わないか。
悩んだ間は、少し長かった]

――君は?

[答えの代わりに、問いを返す]

思い当たる節はあるけど。
君から、直接聞きたいな。
間違っていたら、嫌だから。

(*23) 2012/11/15(木) 14:11:29

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

[夜のあいだ、老いた狼が声を出すことはなかった。

 もう一人の嘆きと葛藤を聞いていただけ。

 日が登った後もまだ、静かなまま――けれど、聞こえてくるやりとりに、小さな笑いがこぼれおちた]

 ――くくっ

(*24) 2012/11/15(木) 14:21:09

【赤】 漂泊民 イェンニ


 貴方の言葉を…しんじます。

 わたくしは――人として頂いた名は。
 
    イェンニですわ。
    神の子、…――ええ。
    皮肉なものですわ…


[告げる言葉は凪のように静かな、
それでいて高い声と低い声の二重(ふたえ)。

自身の奥に渦巻く黒いどろどろとしたものは
いつ噴きだすか判らず まだ声は震えた]

(*25) 2012/11/15(木) 14:33:17

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[苦しむ声を聴きながら、そうだと思っていた人の名。
それを聞いて、彼も声を投げた]

――僕は、レイヨ。わかる?
君とは違って、人間だよ。
でも、君を守る。

[彼女からは見えない彼は、確かに笑っていた]

何があっても、助けてあげる。

(*26) 2012/11/15(木) 14:40:05

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[夜はおわり、朝になる。
月の狂気も少しは落ち着いたか。
だけれども、笑い声が聞こえる。
誰かが、多分人狼が、まだいるんだろう]

――おはようございます、人狼さん?

[夜のうち、声のなかった存在に、笑い混じりの声を投げかけた。
目覚めたものは、消えることがなかった]

(*27) 2012/11/15(木) 14:44:08

【赤】 漂泊民 イェンニ


 レイヨ様。
 嗚呼…ありがとうございます。

  わたくしも…応えられますよう。
  抗えなくなったとしても…
  貴方だけは、歯牙にかけぬよう。

[本当に、嬉しかったから。

 そして握る手に力を籠めて、
 夜通し血の目覚めに呻いたのだった。

    告げる言葉に、最早抗えぬと知る事混じるとは
    まだ気付かぬままに*]

(*28) 2012/11/15(木) 14:48:39

【赤】 漂泊民 イェンニ

[そして 鳥の鳴き声や村のざわめきで朝を知る。
薄い隈を作った顔は少しの疲弊を示していたが
朝が来れば 血が騒ぐこともなく――]



 …え、
 まだ他に、どなたかが…

[聞こえた「声」に 戸惑いがちに声を投げた]

(*29) 2012/11/15(木) 14:49:02

【赤】 漂泊民 イェンニ

[ニルスの言葉にカップを持つ手が小さく震える。
その言葉が真実だろうと、奥の方で知っている。
夜でないと、自分は血が目覚めている事は無い]


 …でも、死なないわ。
 

[100年前に死んだという人狼へと想いを馳せて
それでも自分はと くちびるを噛む]

(*30) 2012/11/15(木) 15:07:46

【赤】 漂泊民 イェンニ



 …見極める者、は、怖いですわ。
 だから名乗り出てくれれば――


[随分昔のその懺悔の内容を
覚えていたのもまた――眠る血の為す事か

名乗り出られての先に想いを馳せて
伏せた眸の奥に 赤い血の色を隠す]

(*31) 2012/11/15(木) 15:47:36

【赤】 絵描きの子 レイヨ

― 夜 ―


様、は、いらない。
僕はそんな立派な人じゃないし。

君を守りたいだけだよ。

せめてこうやって話してる時は、様なんて呼ばないでほしい。

[そんな願いを一つ、伝えた。
うめく声を聴きながら、大丈夫だよ、なんて囁いて、そうして月は沈んでいき*]

(*32) 2012/11/15(木) 15:49:26

【赤】 絵描きの子 レイヨ

― 現在 ―

殺させない。
死なせない。

[子供のように、皆の無事を祈る言葉は、簡単に作れた。
人狼がいない、ということが嘘だと、彼は既に知っているのだから、茶番も良い所だ。
ただ、知る人はこの囁く声を聞ける人しかいないのだ。
何の問題もあるはずがなかった]

怖いね。
殺してしまえば、良い。ちょどよく、名乗ってくれた。

でも、護る…っていうのが。
――誰、だろうね。

[聞く言葉を整理しながら、視線をめぐらせる。今は別に、なんの違和感もなかったことだろう]

(*33) 2012/11/15(木) 15:53:26

【赤】 漂泊民 イェンニ

― 昨夜の事 >>*32

 ――でも…、あの、
  その、えっと…――はい。
 
 …では、レイヨ…さん?

 
[彼は自分より年下な事は知って居るけれど
神に仕える自分は全ての人をそう呼ぶから

妹と育ててくれた父以外では無い事で

 呼び声は尋ねるように語尾を上げて
 少しばかり恥ずかしげに戸惑いを孕む*]

(*34) 2012/11/15(木) 15:57:43

【赤】 漂泊民 イェンニ

[死なせない]

[力強い言葉に、嬉しそうに笑む。
視線を投げる事は無く ただ繋がりの気配を離さない]


 あの、…どうして。
 殺させないように、して下さるのですか?
 
 レイヨ…さん、は。
 人間ですのに。

[ふと 昨晩から浮かんでいた疑問を投げた]

(*35) 2012/11/15(木) 16:12:44

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[昨夜、恥ずかしげな様子に首を捻ったりもした。
彼女がどう過ごしていたのかは知らず、そしてそれゆえに、まさかさん付けがほとんどないなんて思いもよらず。
不思議そうにしながらも、うん、それでなんて返した。

今、問われた言葉に、彼の声が少し笑う]

なんだろう、生きていてほしかったから、じゃダメ?

[特別な理由は必要だろうか、と。
言葉に悩んで]

人間でも、こうやって君の声を聴けるんだから、
厳密には違うのかもね。
食べたいとは思わないけど。

(*36) 2012/11/15(木) 16:20:06

【赤】 漂泊民 イェンニ

 いえ、必要tという訳ではありませんわ。
 ただその…
 …人に害成す存在な訳ですから
 不思議に思ってしまいました。

[釘打ちつけられてこうして閉じ込められる程。
目覚めてすぐにそれを考えて、
あまりに酷ければ自殺でも考え兼ねない、
それほどのものだと思うのに――
  レイヨの言葉は甘く優しく、ひどく嬉しい]


    わたくしが、怖くはないのですか?


        [自分はまだ今 じぶんが、怖い]

(*37) 2012/11/15(木) 16:24:45

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

[遊牧民として放浪しているのは、人狼の血が流れているからだ。
 普段は眠っている。
 めざめる事はなく、ただ人として在れる。

 けれど、不意に目覚めるときがあるから、一箇所に定住するのをよしとしない一族だった。

 前回、この村で目覚めてしまった者が居たから、すこし距離を置いた時期があったのだ。


 けれどここ数十年、目覚めるものはなく。
 大丈夫かもしれないと。

 年老いたものから、ためしに定住し始めてみたが――]

(*38) 2012/11/15(木) 16:25:34

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

[こうして、星読みに見破られ。
 そして若き狼もまた、目覚めたのを知って。

 年老いた狼もまた、ゆっくりと目を覚ましていた。

 目覚めたばかりの狼と人の子の話は、聞かずとも聞こえていた。
 そして、朝日が昇ったあと、笑い声に反応した二人からの問いをきく]

  ――さてさて、無防備な、子らだ。

[問いには答えぬまま。
 見破れる者だと、居間で交わされるやり取りを見ながら、小さく呟く]

(*39) 2012/11/15(木) 16:25:38

【赤】 漂泊民 イェンニ


 …ヴァルテリ、様……?


[聞こえた小さな呟きに思わず視線を向けた。

そうだ。思いだした。
懺悔にきた男は確か
遊牧の隊が来た少し後にきたのだと]


 ヴァルテリ様も、でございますか?

[声帯震わさず コエを想う]

(*40) 2012/11/15(木) 16:30:50

【赤】 絵描きの子 レイヨ

[首飾りを眺めながら、応える。
かざしてみるときに、ちらりと彼女の方も見たのは、偶然ではない]

怖くないよ。

[甘い言葉を、選ぶ。もとより本心ではある]

そういう生き物なんだから、仕方ない。
そうでしょう?

[問いかけはもう一人に対しても向ける。
無防備、なんていうのに、確かにと首飾りを見つめて思う]

大丈夫、怖くないよ。
生きるためには仕方ないことなんだから、怖がるなんてしない。
君がもし僕を食べようとしても、僕は君を怖がらないからね。

(*41) 2012/11/15(木) 16:35:01

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

 おお、イェンニ。

[呼びかけに、ようやく応える。
 視線が合えば、ゆるりと笑みを浮かべ]

 ……狼としてあるのが、強いかい。

[穏やかな問いは、コエとして響く。
 レイヨの言葉に、小さな笑い声]

 そうさな。
 しかたのない、ことだ。

(*42) 2012/11/15(木) 16:42:31

【赤】 漂泊民 イェンニ


 ヴァルテリ様。
 狼として――はい、わたくしは。

  まだ…その、初めてのことで。
  喉が渇いてしまいます。


[とても年上の彼の落ち着きが頼もしい。
想う声には、高い声に低い音が同時重なった]

(*43) 2012/11/15(木) 16:46:13

【赤】 絵描きの子 レイヨ

ヴァルテリ、も、なんだね。
何かあるなら手伝うよ。

[そっと伝える言葉。小さく笑って]

こうやって、視線をそらさせたりとか。
他にも出来る事は、あるかもしれないし。

生きるために仕方ないのだから、手はあったほうが、良いでしょう?

(*44) 2012/11/15(木) 16:50:38

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

 のどの渇きは、今宵、癒せばよい。

 そのための、娘がいるだろう……

[供えられた娘を思い。
 それを可愛がっていた娘を思い。

 小さな笑い声が響く。

 助けを差し出すコエにもゆるりと笑み]

 そうさな。
 そうやってくれれば、助かる。

 ――閉じ込められているのだから、早晩見つかるとはいえ……
 少しでも、猶予があればそれだけ、力をつけれるからねぇ。

[人の血肉を食べれば、少しは回復する。
 年老いたが故の体力のなさはともかく、人を食べなかったが故の体力の低下は――]

(*45) 2012/11/15(木) 16:59:32

【赤】 漂泊民 イェンニ


 ――レイヨさんは、食べませんわ。
 受け入れて下さる方を、
 食べる理由はありませんもの。


[静かな声で告げる――口許は弧。
夜に現われた爪や牙、そしてきっと耐えなければ
もっと訪れたであろう変化を見ても。
 彼なら怖くないと言ってくれそうな気がして
 小さくこくりと 頷いた]

(*46) 2012/11/15(木) 17:01:04

【赤】 漂泊民 イェンニ


 はい、その、…ヴァルテリ、様。

 わたくし…――
 その、ドロテアが…
   大事、なのに。
   死んでほしくないのに…――

 ひどく、その、……

[それはきっと長老が供儀となる少女にかけた、
星詠みを始めとする不思議な力なのだろう。

 彼女の白い肌が目に焼き付いて
 思い出すのは酩酊そうな程の――甘い匂い]


 狼とは、そういうもの――なのでしょうか。

(*47) 2012/11/15(木) 17:03:36

【赤】 絵描きの子 レイヨ

しっかり力、つけて。
僕はそれまで、サポートするから。

[食べないというイェンニに、こちらも小さく微笑みを向けた。
人狼たちの、習性についての会話には、交ざらない。
ただ、しっかりと聞いていた]

(*48) 2012/11/15(木) 17:11:13

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

[若い狼の、戸惑いを含んだ問いかけに、しばし口を閉ざす。

 それから、ゆるりと瞬き一つ]

 そうさな――

    それは、人それぞれ、だからの……

[星読みの不思議な力はわからない。
 ただ、大切な人ほど、食べたくなる。
 そんな習性を持つものも、いたのはたしかだ]

 大事だからこそ、食べたくなる。 
   そういうことも、あるのだろうて。

(*49) 2012/11/15(木) 17:17:08

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ




 ありがたいが、レイヨも無理をするのではないぞ。

[狂える人はコエを聞く。
 それを知っているから、伝わる人の子へと軽い言葉を返す。

 狂える人は狂っているからこそ。
 どちらへも、天秤の振り子は揺れるのだと、思っている**]

(*50) 2012/11/15(木) 17:17:19

【赤】 漂泊民 イェンニ


 大事だからこそ、食べたい…?
 そんな、では。

 狼は、狼同士でなくては
 生きていけない…という事、に
 なってしまいませんか?

[ヴァルテリの言葉に俯いた。
表情を変えてしまうのが気付かれないように]


 …大事だから、食べてしまう。
 血肉に…――、

[落とす呟きは小さく高く低く 重なる]

(*51) 2012/11/15(木) 17:25:05

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

 そうさね……

   人とともに居ても。
     目覚めてしまえば食らいたくなるのだから。


  そういうことかも、しれないねえ……

[年老いたコエが、ゆっくりと言葉を紡ぐ。

 大切なものは、血肉になった。
 ずっと、この身とともにある。


 けれど、それを目覚めたばかりの若い狼に理解しろとは、言わないまま]

 なぁに、手を掛けたくないのなら。
   わしが、しよう。

[そう、ささやいた]

(*52) 2012/11/15(木) 19:15:50

【赤】 漂泊民 イェンニ


 大事なものは、食べて満たす―――、なら。

 わたくし、ドロテア、を、


[続けるべき言葉が、掠れて形にならない]

(*53) 2012/11/15(木) 23:00:49

【赤】 遊牧民 ヴァルテリ

[擦れて消えた言葉の先を思う。

 若き狼のコエに小さく笑う]

   なら、食べると良い……

     あの子は、きっとイェンニを満たしてくれるだろう。

[嗾すような、コエが響く**]

(*54) 2012/11/15(木) 23:05:49

【赤】 漂泊民 イェンニ


 ヴァルテリ様。
 わたくし、嫌です、
 ドロテア、を、傷つけるなんて、


[切羽詰まったような声を上げたあと、
身の内に甘やかな気配が広がるのに身震いをした]


 嗚呼。
 でも、こんなに…――――


[愛しいものが、甘いのだ]

(*55) 2012/11/15(木) 23:10:49

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学者 ニルス
70回 残6957pt
声を失った男 クレスト
81回 残6643pt

犠牲者 (4)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残9000pt
怪我人 マティアス(3d)
82回 残6550pt
飾り窓の女 ウルスラ(4d)
49回 残7611pt
煉瓦工 ユノラフ(5d)
56回 残7557pt

処刑者 (4)

町娘 アイノ(3d)
64回 残7266pt
絵描きの子 レイヨ(4d)
40回 残7773pt
漂泊民 イェンニ(5d)
49回 残7896pt
遊牧民 ヴァルテリ(6d)
69回 残7176pt

突然死者 (0)

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