20 あわうみの村
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[依り代が次代の依り代としてアンの名を告げる、光と絹糸で編んだのであろうか、薄衣をまとったアンは、もう先ほどまでのアンとは違っていて]
…うわ、すげぇ…。
(12) 2008/01/10(木) 00:15:30
学生 シンヤは、なんとなく手を合わせて祈っているかもしれない。
2008/01/10(木) 00:16:34
うわ…何…するんだよ。
[船頭がすらり、と宝刀らしき刀を抜いて今となっては役目を終えたであろう先代の依り代に近づく]
ま…まさか、首を切るなんてことは…
(19) 2008/01/10(木) 00:25:41
(-11) 2008/01/10(木) 00:27:27
<うふっふ…> ≪ふふ…≫
<…あはっはははは>
≪くすくす≫≪きゃはっははは≫
<決まった?> ≪決まったよ≫
≪ねぇ、誰?≫<あの子><あの子でいいの?>
<だって、覗いたもの、他の子も全部…>
(-12) 2008/01/10(木) 00:28:38
≪…ねぇ、どうする?≫
<これからどうする?>
≪邪魔するの≫<そう…邪魔してやるわ>
<さっき、邪魔されたもの>≪邪魔してやるの≫
(-14) 2008/01/10(木) 00:29:18
<あと少しだったのに><そう…あと少しで>
≪乗っ取れた≫
<そう…あと少しで乗っ取れたのにこの子の身体>
≪邪魔された≫<そう…あと少しのところで邪魔された>
(-15) 2008/01/10(木) 00:30:19
<大丈夫よ> ≪大丈夫?≫
≪ねぇ、ほんとに?≫<…だって私たちは…>≪ふふ…≫
<<<<<我らはミサキにて>>>>>
<<我らはミサキにて>>
≪神の御前(みさき)にて≫
<…ただ従いましょう>
(-16) 2008/01/10(木) 00:33:05
>>22[ギンスイに話しかけられて、はっと気がつく]
(あ、あれ、俺は今…なにを見とれてたんだ)
あ、あぁ、宝刀だから平気、といっても
[刃が先代の髪を落とし、彼に神が憑いていたことに終わりを告げた]
…あ、戻ったんだ。普通の人間に。
(28) 2008/01/10(木) 00:38:35
え?何を言ってるんだ、俺は…。
『普通の人間に』って最初から薬屋の息子じゃないか…。
(-18) 2008/01/10(木) 00:41:57
>>31 ギンスイ
あ、あぁ、驚いたぜ…首…切るのかと思って。
変な汗かいちゃったよ。あはははは…
[額をぬぐって]
俺、もっかい後で風呂はいろっと。
な、なんか緊張が解けたら急に腹減ったなぁ。
(37) 2008/01/10(木) 00:46:24
あれ?そういやレンさん…もう宿へ帰ったのかな?ってかいたっけか…?
>>42[ぱん、という音を聞き]
そうだ寿司がある!
あ、でもモミジ…(さん)具合悪いなら無理しない方がいいんじゃ…。人手はいっぱいいるし。
(48) 2008/01/10(木) 00:58:39
>>44 ギンスイ
よし、戻って寿司の用意をしよう。
といってももう漆器に用意されてるし、並べてお茶とか入れればいいかな。
ロッカはもう行ったのかな。
あとアンは…
[まだ儀式があるらしいが、それは独りで篭って行うらしいと聞き]
そっか…えーと、じゃあ、あの…何か不便があったら遠慮なく、おっしゃってください。
[彼女は新たな神なわけで、丁寧な物言いになってしまった]
(54) 2008/01/10(木) 01:04:47
>>ギンスイ
うし、んじゃあ、ロッカももう行ってるみたいだし、行こうぜぃ。腹ぺこだよ。
>>52 …ということで、モミジさん、準備はそれぞれやるってことで。あはは…早く食べましょう。
>>51 ヨシアキ
え?レンさん…儀式さぼりかよ?いや…俺と同じで具合でも悪かったのかな…。
それはかわいそうなことをした。
[彼が確認してくるらしいので、その場を任せ、自分は宿へ向かった]
(57) 2008/01/10(木) 01:11:05
―宿泊施設―
え、えーと、あれ?ロッカいないじゃん。
[あんなに船内で寿司について言ってたのに…と不思議そうに首をかしげ]
レンさんもいない…あ、捜しに行ったのか?
[とはいえバラバラに捜すのも効率がよくないと考え、そのまま食事の準備を手伝いながら、皆が揃うのを待つことにした*]
(62) 2008/01/10(木) 01:17:19
おなかすいたなぁ…
[座っていると、こくりこくりと眠気に襲われる*]
(-22) 2008/01/10(木) 01:19:24
―回想・夜:宿泊施設―
レンさん、どこ行ったんだろうね?
[そんなことを話しながら寿司を食べていると、捜索組が帰ってきた]
早かったな、だいじょぶまだ寿司残ってるよ。
[よかったな、と笑いながら温かいお茶も勧めて]
(100) 2008/01/10(木) 08:50:14
[>>82しかしロッカから湖畔の様子を聞けば、その手を止め首を傾げる]
え…、そんな…、まだ儀式残ってるんだけど。
明日、自分の矢を新代の依り代に渡して、神殿に納めてもらうはずだぜ。
だ、大丈夫なのかなぁ。
[祭事の進行が妨げられるのは不吉な事だった]
(101) 2008/01/10(木) 09:04:51
>>97>>98
[ロッカやギンスイが食欲がない、というのもわかる気がする]
う、うん…じゃあ、ラップしてとっとくか。
俺も今日は疲れたし、あ、これ洗っておくー。
[食べる人の分はそのままに、食べ終わった人の分はてきぱきと片づけて]
(102) 2008/01/10(木) 09:13:08
学生 シンヤは、割り当てられた部屋へ行き床についた*
2008/01/10(木) 09:14:56
―夢の中―
[りん]
[りん]
[りん][りん][りん]
(-45) 2008/01/10(木) 21:31:17
[鈴の音は、お手玉の数え歌とともに]
[…はいちのみやぁ]
(ばぁちゃんの歌声だ)
いちばんはじめは…いちのみやぁ
二は日光の東照宮
三は桜の総吾郎
四はまた信濃の善光寺
五つ出雲の大社(おおやしろ)
(-49) 2008/01/10(木) 21:39:31
六つ 村々 鎮守さま
七つ 成田の不動さま
八つ 八幡の八幡宮
九つ 高野(こうや)の弘法さま
十(とう)で東京 本願寺
これほど心願かけたのに
○○の病(やまい)は治らぬか
ごうごうごうと・鳴る汽車は
二度と現ぬ死者の窓
鳴いて血を吐くホトトギス、泣いて血を吐くホトトギス…………
[数え歌は夢の中で悲しく響いて]
(-52) 2008/01/10(木) 21:49:04
<いった…><<いったね?>>
<<どうする?>><ねぇ、どうしよう?>
<<伝えて>><そう、伝えるの>
<ねぇ、どうやって?><<我らの力は弱い…>>
<大丈夫>
<<どうするの?>>
<方法は>
<<<ある>>>>
(-54) 2008/01/10(木) 21:55:29
[ひゅぅっ]
[風を切る音]
[ひゅうんっ][びゅっ]
[白い光の帯が眠っている真也の周りを包むようにぐるぐると回って…]
(-56) 2008/01/10(木) 22:00:36
[びゅぅっ][ひゅうんっ]
<今よ、飛び込んで!>
<<さぁ!>>
[カッ][閃光が真也の身体へと]
(-57) 2008/01/10(木) 22:03:54
う…うん……?
[祖母の歌声が聞こえた気がする]
ば、ばぁちゃん?
[だが意識はまだ夢の中]
[ただ光を感じて]
(-59) 2008/01/10(木) 22:07:33
[腹が減ったので食堂へと行ってみると、>>139 ヨシアキが事情を説明していた]
え…?ちょっと待てよ。いったいどういうことだ?
ロッカも、大丈夫なのか?
[ズキン][ロッカを見たとたんにまた、あの頭痛がして顔をしかめる]
(143) 2008/01/10(木) 22:39:12
学生 シンヤは、突然の頭痛にその場にしゃがみこんだ。
2008/01/10(木) 22:41:17
<うふっふ…> ≪ふふ…≫
<…あはっはははは>
≪くすくす≫≪きゃはっははは≫
<決まった?> ≪決まったよ≫
≪ねぇ、誰?≫<あの子><あの子でいいの?>
<さぁ…あたしは知らないよ><<決めるのは…≫
(-75) 2008/01/10(木) 22:45:44
学生 シンヤは、移民 ヌイの声をまるで、水の中にいるように遠くに聞いていた。
2008/01/10(木) 22:46:31
>>147
あ…、あ、りが…
[モミジに話しかけれられたけれど、身体は言うことをきかずにいて]
(…え…、俺はどこへ行くつもりなんだ?)
[ふらふらと何かを探して足が勝手に動き出す]
(151) 2008/01/10(木) 22:49:01
(や、やめろ!勝手に俺の身体を動かすな!)
[そう念じてはみたものの、話すこともできず]
(152) 2008/01/10(木) 22:51:13
学生 シンヤは、翻訳家 モミジに話しかけようとしたが口が開かなかった。
2008/01/10(木) 22:52:40
学生 シンヤは、翻訳家 モミジ宿の雑記帳に手を伸ばして…
2008/01/10(木) 22:54:18
(な、なんで勝手に手が…)
[自分の意志とは関係なく、筆を握る手は雑記帳へと知らぬ文字を綴ってゆく]
(157) 2008/01/10(木) 22:56:16
学生 シンヤは、メモを貼った。
2008/01/10(木) 23:01:03
(うわっ、やめろ!)
[>>155 こっくりさんなどと言う迷信を信じたくはない、が、実際に今、自分の身に起こっていることは何なのだろう]
[気味の悪い文字が綴られていくのをただ眺めて]
(162) 2008/01/10(木) 23:03:49
学生 シンヤは、メモを貼った。
2008/01/10(木) 23:10:43
>>166
[クルミに塩をかけられたからなのかどうかはわからない、が、ふっと力が抜け雑記帳へ記す手は止まった]
…はっ、はぁ…。
[荒い息をしている]
(171) 2008/01/10(木) 23:12:53
<うふっふ…> ≪ふふ…≫
<…あはっはははは>
≪くすくす≫≪きゃはっははは≫
(-80) 2008/01/10(木) 23:13:30
>>170
だ、だいじょうぶ、もう、だいじょうぶです。
モミジ…(さん)
た、ただ、こ、声が…声がまだ聞こえてる。
こわい…。
[それだけ言うと目をつぶっていた]
(174) 2008/01/10(木) 23:16:27
>>173
リウ、こっくりさん…かどうかはわからない…。でも、何かの動物みたいのが、夢に出てきたよ。白い毛で赤い眼の…。
そ、それが夢の中で言ったんだ。
夢だと思っていたけど、頭の中で声がするんだよ。
(178) 2008/01/10(木) 23:19:45
>>177
[アンが死んだ…というロッカの声を聞き、息が止まりそうになる]
…ってロッカ…!
>>180
[だが、モミジの腕が優しく包むのを感じて]
…あ…ありがと……で、でも…
(184) 2008/01/10(木) 23:23:34
<うふっふ…> ≪ふふ…≫
<…あはっはははは>
≪くすくす≫≪きゃはっははは≫
≪殺さないと≫≪そう…この女≫
<いいの?>
≪だって≫<だから>
<早く殺せばよかったのに…>
(-88) 2008/01/10(木) 23:25:33
せっかくだから、学生 シンヤ は 翻訳家 モミジ に投票するぜ!
だめ!やめて!
モミジを殺さないで…!
[そう叫んでみたものの…]
(-90) 2008/01/10(木) 23:27:47
<うふっふ…> ≪ふふ…≫
<…あはっはははは>
≪くすくす≫≪きゃはっははは≫
<…あはははははっ>≪くすくす≫
<あぁ、おかしい>
≪あんたとアノ子は敵同士≫
≪きゃはっははは≫
<泣くがいい><泣くがいいよ>
[嘲笑が頭の中に響いて]
(-93) 2008/01/10(木) 23:30:52
学生 シンヤは、翻訳家 モミジとロッカのやりとりを聞きながら、苦しそうに呼吸している。
2008/01/10(木) 23:32:40
も、もしかして、ロッカにも聞こえるのか?あの声…。
お…俺は聞いたんだ。
<われはミサキにて神の使いと知るべし>
≪神の憑り先は消えた≫
<ミサキは御前(みさき)にて、神の先に降り立つべし>
≪案内(あない)せよ≫
<新たな憑坐(よりまし)を>
って…。
(192) 2008/01/10(木) 23:38:25
学生 シンヤは、翻訳家 モミジに背をさすられて、静かに眼を閉じた。
2008/01/10(木) 23:39:32
[呼吸はまだ苦しくて、声にはならないかもしれない]
>>191
ま、マシロ…、あ、あの歌の真意はよくわからない…、
で、でも、依り代がいないのなら…村の祭事が進まない。俺の家は大工だけど、地鎮際もできない。
>>185
ヌイ…(さん)の言うとおりだと思う…、もう一度、あの鏡を覗いてみたらどうだろうか。アンのように光り輝く者がいれば、そのものが…
(201) 2008/01/10(木) 23:53:16
>>197>>198
[モミジとロッカのやり取りを聞いて]
ふ、ふたりともどうしてそう思うの?
…と、ともかく…不吉すぎる。
もう一度神殿へ行って、昨日と同じように礼拝してみてはどうだろうか。
[船頭も先代もおらず、不安ではあるけれど…と付け加えて]
(204) 2008/01/10(木) 23:58:15
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