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おっと、こう来るか。
んん……どうしようかねぇ。
どう流れても、面白いんだけど、この展開って。
このシチュだと、狼勝ちも面白そうではあるし。
ま、アレよ。
アタシは、自分に都合のいい占いは信じる方だから。
[軽口のようにさらりと言って。
焦点のあった目を見返しつつ、ゆるく首を傾ぐ]
……あの手品師さんは、人狼じゃない……?
[告げられた言葉。眉が寄せられる]
なんで、アンタがそんなことを……それに、知ってたんなら、どうして言わなかったのさ?
[人と知った上で、止めなかったのはなぜか。
問いかける口調は、それを咎めるというよりは、純粋な疑問を帯びたもの]
[瓶の割れる音は、がらんとした宿の一階に、やけに大きく響く気がした]
……そりゃあ、確かに、ねぇ……。
昨日は、話して聞いてもらえるような状態じゃなかったし。
言ったら言ったで、今度はアンタに矛先向いたかも知れないしね。
[ガラスの破片が散らばる音を聞きながら、ひとつ、息を吐いて]
……で、今んなってそれを話したのは、どういう心境で、なんだい?
……納得できるか、って言われると微妙だね、確かに。
[小首を傾げる仕種。
鏡写しのように、自身も首を傾げて]
……ってもさ、アイノ。
あの手品師さんが違うってわかってた、っていったけど。
……それって、他のひともどうだかわかってる……って事、なのかい?
[視線を逸らし、二階へと向かう背へ。
向けるのは、問いかけ]
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動じない姐御で、ごめんよ!
カッコつけすぎてやしませんかね、姐さん。
……ダメだ、このタイプは村内に拠り所がないと、折れられないらしい。
……消去法、か。
[ひとり、残された女は小さく言葉を繰り返す]
この中に一人……。
少なくとも、今んところアタシは違う、と思ってるってことかね。
[ぱしゃり。
軽く手を動かすと、鈍い色に染まった水がゆれて音を立てる。
砕いた瓶の残りをこちらに向けなかった、という事は、そういう判断なのだろう]
いるとしたら、あの子らの中の、誰か。
……ちぃ、そろいもそろって、やり難いったらないね。
[ぼやくように言いつつ、床の破片に目を向ける。
いつもならば、少女のやろうとしている事を察して押し止めもしたろうが。
疑念の欠片が、動きを鈍らせた]
……ま、とにかく。
このまま、知らぬ振り、って訳には……っと。
[自身も二階へ向かおうか、と思った所にかけられる、声。
振り返れば、先に訪れた町衆の姿]
なんだい?
……ああ……町のほうは、静かなもんだった、と。
わかったよ。
[町の方には何事もなかったらしい、という話を聞いて、一つ、息を吐く]
でも、すぐに疑いは晴れない、ってんだね。
……ま、仕方ない。
まだ、確証はないからねぇ……。
[確証。誰が出せるのかもわからない、それ。
女はひとつ、息を吐くと、二階へ目を向ける]
……取りあえず、もうしばらくはここで大人しくしてるさ。
んじゃ、アタシは今の話をあの子らに伝えてくるよ。
[じゃあね、と言いつつ、ひらり、手を振って歩き出す。
リボンと耳飾が、ゆれた]
……過激だねぇ。
[扉を蹴り開けるアイノの様子に、小さく呟いて。
ベルンハードへ向ける問いに目を細める。
すぐに何か事を起こす気はないが。
何かあれば動くつもりで、やり取りを見つめた]
[ドロテアが、というアイノの言葉に、ゆるく首を傾げる。
ここにいた者たちの名を書いた、その理由。
少女が抱いていた想い]
……やっぱり、ちゃんと聞いてやるべきだったか。
[零れ落ちた呟きは、ため息混じり。
あの時呼び止めていれば、と。
掠めるのは、悔い]
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