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…――――
どうしよう、かの
[また一人、いなくなってしまった
わかっている七不思議はあと3つ
そして、詳細不明の7つ目
どうにかして、マシロを外に出してやりたい]
校舎内の七不思議の残りは、トイレか
[行ってみた方が、いいのだろうか]
[オカルト部の知識を総動員して考えた結果]
あーっ、ポルターガイスト起こすくらいしか思いつかないーっ! しかも、そんなことしても怪奇現象で済まされそうだし!
何か無いのかな、ここから出る方法……ないのかな……。
[少女は真剣に*考え込む*]
オカルト部・部長 リウは、ここまで読んだ。[栞]
気弱 タカハルは、ここまで読んだ。[栞]
……もう、三人しかおらんくなってしまったな。
[ヨシアキとナオを見て呟く。アンとシンヤについては、はぐれているだけだという可能性もあったが、あまり期待は出来そうになかった]
そうやな。
もう、とにかく行くしかないのかもしれん。
[こくりと、頷いて]
なら、行くか
花子さんのトイレ、女子トイレやんな?
[ナオは、立つ事が出来るだろうか
大丈夫なら、歩く事を促すだろうし
無理そうなら、支えねばならないけれど]
確かめて、逃げようや
あと3つ、回らないかんのやし
そう。
確か、一階の……
一年三組の隣んとこだった筈や。
こっから降りると、丁度近いじ?
[ヨシアキの確認に頷き]
ほうやな。何とか頑張らんと。
長便所しとる場合やないさけ。
[ナオの様子を窺ってから、階段を降り始めた]
そか、一階か
女子トイレに入るっち、さ
こんな状況でも、嫌なもんやな
[階段を降りながら、語る軽口
何か話さないと、恐怖が大きくなりそうで]
[階段を下っていく先輩たちが見えた]
・・・
[あの様子から・・・多分ぼくは・・・もう]
・・・
[なにもする気が起きなくなり、踊り場に座り込んだ]
何なら写真撮ってやるじ?
二年男子Y・S、夜中に女子トイレに侵入!
なんて、タイトルも付けて。
ほうしたら、やらし赤飯確定やな。
[軽口にはやはり軽口で返す。沈黙が躊躇われるのは、少女も同じだった。かつり、かつり。一歩一歩、下層へと向かい]
そんなに俺に、赤飯喰わせたいんか
[そんな事になったら、次の日の学校が憂鬱だ
・・・いや、次の日があるのならだけれど]
わかった、赤飯喰いたいんやろ、マシロ
喰い維持張っとるのー
仁
言葉は、契約
言葉にした願いは、本当に信じ続ければ叶う
疑う事なく、諦める事なく、求め続ければ
叶わぬ願いなど、現世にはありはしない
ただ漠然と願うだけでなく
それを実現するだけの、努力を惜しまなければ…
―――…相棒の言っていた言葉だ
[すでにこちらに連れていけと言ったリウとセイジはどうか分からなかったが]
古山と結城が、真剣に願えば…―――
帰れるかも…しれないの…
[踊り場に座り込むタカハルを見下ろす位置でそう告げた]
仁
魂にとって言葉は契約
願いを口に出してみよ。
それが叶うのだと強く信じて。
そうすれば…―――
[帰れるかもしれないの、と付け加える]
何言うとるん、祝い事はあるに越した事ないやろ?
何でもない日万歳もアリなくらいなんやから。
食べるなら、赤飯よりちらし寿司かなんかがいいわ。
鳥飯とか。
あと、そぼろご飯なんかもいいじ。
ナオやったらどうや、何食べたい?
[ナオにも声をかけつつ、踊り場を踏み]
やから、変態呼ばわりされて何を祝うん
でもまぁ、そんな言うなら
帰ったら、一緒に赤飯喰うか?
[生還祝いだ、盛大に祝わないとな]
おいおい、飯、すっきゃな
[屋上から、一階まで
ゆっくりと、ナオに気を使いつつ降りる]
アレや。
ヨシアキ君も大きくなったなあ……みたいに。
親戚のおじさんとかがしみじみ言うんやよ。
赤飯パーティーなんて、いいかもしれんな。
いや、飯パーティーか。
好きやぞー?
やっぱり日本人やからな。
日本の米。米米米米。
納豆にネギを刻むとうまいんだー、ってな。
[知る歌の歌詞を口にしては、笑い。最後の踊り場を通り過ぎる。廊下に着けば、一旦止まって]
変態は、大人の階段なんか
そんな階段、登りたくないわ
つか、飯って太りやすいん、しっとるか?
[一階の廊下は、静まり返っていた
風の音すら、ここには無い
ただ、無音と、濃密な気配の道
常世と現世の境目に、立ち竦むような気がした]
…―――
[マシロの袖を掴もうと、手を伸ばしていた
勿論、無意識にであるけれど]
だら。飯は健康食やぞ?
食べ過ぎでもせんなら、むしろいいもんや。
[などと話しているうちに辿り着いた廊下。其処に満ちる気配に、ふっと口を噤む。あらぬ視線を、肌に触れる冷たさを、感じた。袖が掴まれたなら、避けはせず]
……
[ただヨシアキの方を一瞥し、続けてナオの方を見やり、無言で頷いた。正面を見据え]
――学校の怪談なんて本当でいいから、もー。帰りたいにゃ……
[また消えた。ここまで来たら嘘本当という問題は問題すらならない。
ただひたすらに、自分たちが無事でいられるのか、それすら危ういのだから。
消え入る声で、ぼそりと呟く。]
……甘いもの、たべたい。
[こんなときにまで、そんな他愛ない話題。
その強かさが、少しだけ心強い。
そうこうすれば、女子トイレにつくのだろうか**]
喰いすぎなきゃの、喰いすぎなきゃ
[軽口を叩く口も、重たくなっていく
拒否されなかった手を、自覚してしまうと
自分の行動に、恥ずかしさを感じるけれど
それでも、何処か繋がっていないと、不安で]
…―――
いくか、この先やろ
[一歩、一歩、足を進めた]
そやな、甘いもん、喰いたいわ
帰ったら、甘味パーティーするか
[ナオに、そう言った
帰ったら、戻ったら、そう考えないと
心がきっと、折れてしまうのだ]
ほうか。菓子なら持ってきとるさかい。
後で一緒に食べんけ?
[ナオには、そんな風に言っていただろう。「後」は必ず来る、というように]
ん。ほんなら、行こうか。
……二人とも、気を付けまっし。
[かつり、廊下を歩き出す。二分とかからず、目的の女子トイレの前に辿り着いた。もう着いてしまった。そんな事を、一瞬だけ思いはしたが。
入り口から、トイレの中を見る。此処からでは並ぶ個室は見えない。奥にある小さな窓が、きしり、と小さく軋む音を立てていた]
…―――
[目的の、女子トイレの前
辿り着いてしまった、校内最後の七不思議
さて、どうやって切り抜けたらいいのだろう
もう、誰も消えないようにするには
どうしたら、いいのだろう
わからない、何もわからないけれど]
ノックして、花子さん呼ぶんやっけ?
俺が、いこか?
[守らなくては、ならないのだから]
手前から二つ目の扉を三回叩くんや。
ほんで、花子さん遊びましょ、って言うんよ。
……ほんなん。
私がどう言うかなんて、わかっとるやろいね。
[ヨシアキの問いには呆れたように、笑い混じりに返した。ヨシアキに先行の危険を冒して欲しくはなかった。そして、ナオにも]
私が行くわ。
ヨシアキは、「そん時」止めてくれんけ?
信頼しとんやからな。
[ヨシアキをじっと見据えて言い]
どうしてもそれが駄目なら……
私とヨシアキで、じゃんけんや。
[半ば冗談半ば本気のように続けて、に、と笑った]
…――――
俺は、マシロを守る
そう、ゆうたしな
ええわ、止めてやる
その代わり、マシロ
何があろうと、俺ん手、離すなよ
やる事やったら、無理矢理引きぬく
花子さんが、返事しても、せんでもな
それで、ええか?
[マシロに、右手を差し出した]
…――――
[器の背中で、じっとトイレを見る
そうだ、たしかそうだった
生きていた頃の、記憶
私は、この学校で生まれた幽霊ではない
学校と言うのは、負の感情が集まりやすい場所
その負の感情に、惹かれてやってきた魂
七不思議なんて物が、負の感情の典型だ
最初は、形なんてなかった、ただの嘘
それを、生徒達が言葉にし、語り継ぐ
その言霊に、想いをのせて]
[怖い怖いと、笑いながら
心の底の負の感情が、嘘を真にしていく
それこそ、学校の七不思議]
「何か不思議な事が起こればいい」
「自分が関わらなければ、怖い事があればいい」
「ただ怖いだけじゃ、面白くない」
「たとえば、誰かが死んだりすると面白い」
[学校には、理を知らぬ者達の
無邪気な邪気が、溢れている
それが、私のような、古い、悪しき魂を
このような場所に、引き寄せて離さない]
…――――
そう、私の名前は
良し。
[ヨシアキの返事を聞けば頷き]
おいね、しっかり握っとるげん。
ちゃんと引っ張りまっし。
[再度頷きながら、差し出された手を左手で握った。握り合わせた手を一度見てから、トイレの中に入り込み]
……行くじ。
[二つ目の個室の前で止まり、その扉を見つめる。左側に立つヨシアキを一瞥すると、一つ深呼吸をしてから、扉を叩いた。こん、こん、こん。三つノックの音が響き]
……はーなこさん。
遊びましょ。
[個室に向かい、声をかける。と、次の瞬間、ばたん、と大きな音を立てて扉が――外開きの筈のそれが――内側に開いた。個室の中は、一面が血で真っ赤になっていた。便器からも血が溢れ出していて]
[ドアが開くのを、この目で見た瞬間に
返事の声など、聞く前に
思いっきり、マシロの手を引いた]
っ…―――
[体が動くとか、動かないとか
片手じゃ重たいとか、そんな事どうでも良く
ただ、純粋に、無くしてはならないと
無くしたくないと、思って、引っ張った]
こっちや、戻れっ…―――!
[背中から、今までで一番大きな寒気を感じた]
[便器の前の床には、頭があった。床が血の水面であるかのように、それは顔を覗かせて笑っていた。おかっぱ頭の、真っ白な肌の少女――花子さん]
!
[それらを視認するが早いか、花子さんの頭の横から、やはり真っ白い手がぬるりと長く伸び、素早く少女の右足首を掴んだ。そしてそのまま、ぐい、と引っ張る。それはヨシアキが左手を引っ張るのとほぼ同時で]
ヨシアキ……!
[その名を大声で呼ぶ。どぷり、と右足首までが赤い床に――血の沼の奈落に入り込み]
戻れ、マシロ…―――!
[渾身の力を入れて、引いているけれど
腕力と霊力は違うもので
そうそう、上手くは行かないかもしれない
それでも、この手だけは離さないと
そう、心に決めたのだから]
離さんからな、絶対っ…―――!
[背中から、声がする
聞いた事のない、女の声がする]
[問う声は、くすり、くすりと笑い続けて
願いを叶えたいのかと、語る]
そら、叶えたいわな
こいつ以外は、なんもいらんわ
[引っ張る手に、力が籠り
霊との引き合いは、どちらが勝つか]
貴方、願いは叶えたい?
[器に問うた声は、届いたようで
聞こえた答えに、くすり、笑う]
貴方の願い、叶えましょう?
ただし、お代は頂くよ
[酷く強い力で、足が引きずり込まれていく。恐怖のせいもあったか、体が固まったようにうまく動かなかった。それでもヨシアキの手を離す事はなく]
っ……!
[ずるり、足が滑る。体がどぷりと血の沼に落ち込む。ヨシアキの手を握る手に、右手も重ねた。視線はヨシアキと花子さんとを順に見て]
[両手が添えられた手を、更に強く握り
俺も、両手で彼女の手を握る]
っ…――――!
[どうなるか、わからないけれど
力は、確かに籠っている]
マシロ、痛くても我慢しや?
一緒に、おるからな
/*
紅の本当の名前の話
最初は、流れ上「花子さん」にするつもりで
「トイレの花子さん」の異説を作ろうと、結構苦心したのです
花子→華子→華(女)子(子供)→性を売る女性、しかも子供である→花子さん遊びましょ、とはつまり…
と言うね、そう言うのを考えて
百花繚乱から貰って
百花の王、牡丹を名前にしようと
そう、思ったのでした
/*
牡丹 死亡年齢13〜16歳くらい(年齢消失) 死後200年〜250年
設定
貧しい農村の生まれであり、飢饉の年に人買いに売られ、色街に入る
最初の客を取る日の夕刻、脱走
村に戻るも、華子(色街から逃げて来た子)と呼ばれて、村中から酷い扱いを受けていた
死因 性的暴行の上、惨殺
学校の七不思議の定番である、花子さん
最初はただの作り話であったけれど、数多くの子供達がそれを試した結果、無残な死を遂げて彷徨っていた彼女の耳に届いた
花子さん遊びましょ、と言う声が、自分に暴行を働いた者達の言葉とかぶり、それを口にした者に復讐を試みるのだと言う
自分自身の、暴行で受けた恥辱を穢れと感じており、清らかな場所、日の当たる場所には顔を出せない
もしも彼女に出会ったら、自分自身を赤い絵の具等で真っ赤にして、日の出まで起きていなくてはならない
/*
赤は彼女と同じ色であり、女性の穢れだと彼女は感じるようだ
だから、赤く染まった者には、自分の境遇を重ねて手は出さない
トイレ以外に現れないのは、七不思議がトイレの花子さんであった事と、彼女の死体が丁度トイレくらいの物置に詰め込まれていたからである
…―――
とまぁ、こう言う設定にしようと思った
だがしかし、最後の流れで失敗した(ぉ
仁
[悪い霊に魅入られたと他人は見るだろうか]
それでも…
[人の愚かさを黙って見ていた。]
俺は…これでよい…
[すでに時が流れ過ぎた]
セイジ
[仁の言葉をききつけて]
結城君…
[座り込むタカハルに話しかける]
僕はこちらに来ることを願ってしまった。
だから恐らく戻れない。
戻れたとしても…―――
[これ以上は口にしなかった]
でも…君は望んでここに来たわけじゃない。
戻りたいと口にすれば、戻れるかもしれないよ?
[寂しげな笑顔ではあったが、その顔はタカハルの知るセイジの顔]
科学部 セイジは、ここまで読んだ。[栞]
あっけよ!あけよう!
[適当に入った教室の窓を開けようとして、そのうちそれは力ずくにと変化する。しかし、開く気配は全く見せなかった。]
― 1年1組の教室 ―
んだよー、誰もいねーのかよこんちくしょう。ここはそうだ1年1組じゃないか。なら俺の机が…。
[何かを求めるように声を荒らげ、何かを求めるようにふらふらと机を探す。
探し物は直ぐに見つかった。]
―引き出しに仕込んでおいたあれが見つからないか…。
[座り込んだまま首を傾げる]
かえ・・・れるの?
[力の無い声で呟くように言う]
でも・・・先輩は?
[分かっている。分かっている。
目の前の先輩が紡ごうとした言葉ぐらい。
その笑顔の意味ぐらい
でも・・・でも・・・]
セイジ
[タカハルには笑顔しか向けなかった。
願うことすら愚かかもしれないが、
もし、叶うなら]
でももし、戻れるものなら…戻りたい…よね。
[仁と一緒にいた女の霊が語る“お代はいただくけれど”の意味は分からなかったが、願いは口にしてみた]
なんだかもういいや…。
[教室から出て廊下に寄りかかり座り込む。手持ちのカロリースティックを放り込むと、大きくため息を吐いた。]
皆どっかに居るとか、いないとか。出れるとか、出れないとか…。なんかもう疲れた。
[犬を傍に寄せて、静かになでようと。
しかし、当の犬はそれを振り払うように、何処かに行こうとした。]
おい、何処に行くんだ。
[何かに向かう犬に、仕方なく立ち上がりそれを追う形になる。]
散歩の時間にでもしたいのか。
お前は平和なやつだなぁ。
[此方の思うことなど露知らず、器用に階段を登っていく。]
やっぱ帰りたいなあ。
[矢張り足音は響いていた。
暗がりを手すりを用いて登っていく。]**
そういや13階段なんてものもあったな。
……うにっ。
もー、二人ともいちゃらぶだに。
[普段と変わらないような二人に、少しだけ、気分が落ち着いたような。
けれどそれも、女子トイレに入る所まで。
先程の理科室や階段と同じ様な、重苦しい空気。]
[自然に、喉が動く。
瞬間、風景が一変する。
逃げ出したい衝動が意識を駆け巡るけれど、足は縫い付けられたように。]
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