人狼物語 執事国


87 風の音・刻の音・ワスレモノ

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研修医 ユウキ

ああ……あの、やっかましい兎だろ?
しっかり見たよ。

[チカノ>>1:124に頷き、ため息一つ]

無茶振り……確かに、無茶振りだよなぁ……あ、俺は、笹川祐樹。

[和馬、と名乗った少年>>0にしみじみと頷きながら、自分も名を告げた]

(5) 2012/05/02(水) 00:10:10[海辺の道]

研修医 ユウキ

雷電……ああ、貢に会ったんだ。

[上げられた名前>>3は良く知ったもの。
ほんとに知り合いばっかだなあ、としみじみ思いつつ]

ああ、そっから見てたのかよ。
……いや、久し振りに来たんだし、なんか描くのもいいかと思ってな。

[懐かしい、という六花>>6に、軽く肩を竦める。
確かに10年前、この風景の頃は、わりとよくある姿だった。

それから2年ほどで、やや珍しいものに変化したのだが]

(11) 2012/05/02(水) 00:25:27[海辺の道]

研修医 ユウキ

……まあ、確かに無茶振り……だよ、なぁ。

[和真の言葉>>12に、頷いた。
それはもう、しみじみと]

ん、ああ、そう、知り合い。
昔からの腐れ縁ってか、そんな感じ。

[納得する様子>>15に補足めいたものを入れつつ、ぐるりと周囲を見回して]

さて、と。
海には他に誰もいなかったん?
と、なると、どーすっか……な。

(16) 2012/05/02(水) 00:39:45[海辺の道]

研修医 ユウキ

ん、ああ。
そこらは、貢にも言われてるから、まあ、描けたらって事で。

[六花の言葉>>26に浮かぶのは、苦笑。
進路のあれこれの話題は、何となく触れるのを避けて]

そーか……んじゃ、そんなに大人数はいない、って事なんかな。

そーすっと、一回家に戻るのもあり、か……。

[海の方から、街の方へと視線を転じながら呟いて]

さて、ここで突っ立ってても仕方ないし、みんな、これからどーするよ?

[それから、投げかけたのはこんな問いかけ。**]

(30) 2012/05/02(水) 01:03:04[海辺の道]

研修医 ユウキ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/02(水) 01:06:27

研修医 ユウキが接続メモを更新しました。(05/02 01:06)
研修医 ユウキが接続メモを更新しました。(05/02 21:02)

研修医 ユウキ

─ 海辺の道 ─

[各自各様の様子に、ゆるく腕を組む。
目的地であった海に人がいない、というのであれば、そちらに行く事もないか、と思うわけで]

……とりあえず、俺は一回、街の方に戻るわ。

[『ココロのワスレモノ』というキーワード。
それと関わりのありそうなのは、と。
それを考えるのが先だと思ったから。
海へ向かうもの、他に目的地があるものがいるなら、そちらとは別れて。
先ほど後にしてきた駅前へ向けて、歩き出した]

(44) 2012/05/02(水) 21:16:11[海辺の道]

研修医 ユウキ

……に、しても、ほんとに。

[歩きつつ、周囲を見回す。懐かしさを感じる風景は、けれど、今の目線では違和感しか感じない]

ワスレモノ、ワスレモノ、ねぇ……。

[呟きながら、無意識、ジャケットのポケットから出すのは煙草。
一本抜き出し、足を止めて火をつけようとして]

……ぉぃ。

[目の前を通過しようとする真白の影>>#0に、目が据わった]

(47) 2012/05/02(水) 21:36:39[海辺の道]

研修医 ユウキ

そこいく二足歩行兎っ!
……って、はい?

[なにやらぶつぶつと言う様子>>#1に眉を寄せ。
次いで、あっけらかーん、と言われた言葉に]

……ちょ、待てこら!
それって、どーゆー意味だ!

[突っ込みには例によって返事はなく、兎はとてとて、駆けて行く]

頑張れ、って、おま……。

(48) 2012/05/02(水) 21:36:54[海辺の道]

研修医 ユウキ、煙草に火を点けるのも忘れて、ぼーぜん、と立ち尽くす。

2012/05/02(水) 21:37:52

研修医 ユウキ

─ 海辺の道 ─

[呆然、と立ち尽くしていたのはどれほどの時間だったか。
がじがじ、と少し乱暴に頭を掻き、改めて周囲を見回して]

……あ。

[海の反対側に、古びた石段を見つけて瞬いた]

(55) 2012/05/02(水) 22:17:01[海辺の道]

研修医 ユウキ

……そっか。
10年前、だったら、あるんだ。

[呟いてそちらへ歩み寄り、石段の先を見上げる。
もっとも、この位置からは先にあるものは見えないが]

……駅前行くのは、後でもいっか、ね。
後で合流、って話になってたし。

[別れる前の菊子の提案>>53を思い出して呟く。
先ほどは、どちらにせよそこに行くつもりだったから、軽く了解、と返していたのだけれど]

…………。

[逡巡は、数分。
それでも結局、草の生えた古びた石段を登り始めた]

(58) 2012/05/02(水) 22:24:21[海辺の道]

研修医 ユウキ

─ 海岸神社 ─

[石段をゆっくり上がり、たどり着いたのは古びた神社。
4年ほど前だったか、不審火で焼け落ちたと聞いたそれは、記憶にあるのと変わらぬ姿でそこにあった]

……こうやって、なくなった、って聞いたもんと出くわすと。
ほんとに、10年前なんだなあ、って思っちまうなぁ……。

[昔の遊び場の一つの変わらぬ姿に、ふと滲むのは、苦笑]

(62) 2012/05/02(水) 22:40:05[海岸神社]

研修医 ユウキ

昔は、よくここに来たっけ

[神社を背に、海の方を向く。
海は静かに、青く、揺らめいていた]

やっぱ、ここから見える海が、一番いいいろしてるよなぁ……。

(73) 2012/05/02(水) 22:58:54[海岸神社]

研修医 ユウキ

……今、ここで絵、描いたら。
それ、持ってけんのかな。

[しばし海を見やった後、口をつくのはこんな呟き。
それから、軽く首を振る]

つか、描いてどーすんだよ。
大体、描いたって、見せる相手は……。

[いない、わけじゃ、ない。
貢も六花も見たいと言っていたし。
まあ、今ここで絵描きなどしていたら、貢には確実にイイ突っ込みをもらうだろうが]

…………。

[自分で言って、自分でつけたオチ。
何となく、それは引っかかって。
けれど、なにがどこに引っかかったのかが、今ひとつ掴めなかった]

(79) 2012/05/02(水) 23:12:22[海岸神社]

研修医 ユウキ

……ワスレモノ……か。

[何となく、心の内側に生じたもやもや。
これが、ワスレモノに関わるのか、と。
そんな事を考えつつ、神社の方に向き直る。
ここは確か、海の安全を護る土地神か何かを祀っていた神社で。
伯父が神主をやっていたから、その縁で掃除やら何やらにかり出される事はよくあった。

その時は大抵、いとこたちも一緒にいて──]

(87) 2012/05/02(水) 23:23:00[海岸神社]

研修医 ユウキ

……そういや、行ってねぇなぁ、墓参り。

[昔の事を思い返していて、ふと、ある事実に気づく。
同時、浮かぶのは苦笑。
一つ息を吐くと、さっき兎の登場で吸いそびれた煙草を改めてくわえて、火を点けた]

(92) 2012/05/02(水) 23:30:31[海岸神社]

研修医 ユウキ

[紫煙を燻らせ、ぼんやりと海を眺める。
昔よく、絵描きに来た場所。
ここで使い潰した色鉛筆の数は覚えていない。
特に、青と水色と白は、あっという間に使い潰していた]

……描いても描いても、ケチつけやがったよな、そーいや。

[ぽつり、呟く声は少しだけ不機嫌なもの]

(104) 2012/05/02(水) 23:44:33[海岸神社]

研修医 ユウキ

……んでも。

[不機嫌に呟いてから、ふと、感じたのは疑問]

俺、なんであんなにムキになって描いてたんだっけ?

[10年前は、何枚も描いていた、絵。
それから2年後には、ほとんど描かなくなっていた。
その間にあったこと──あったこと?]

……そういや、10年前、って、ちょうど……。

(118) 2012/05/02(水) 23:56:46[海岸神社]

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