[1] 絞り込み / 発言欄へ
[夜の時間。
扉の外から声がかかる]
ふむ。
無難な筋だな。
[一応調べた内容の中には、悪手としての村騙りというのもあったが]
(騙される……というのも、痛快、か、否か)
[端切れに書き付けるイマリへのメッセージ。
残されたものががんばれるようにと、ささやかな応援を篭めて]
[書き込んだメモを袖に忍ばせて、声に応える]
……。
[見えた男の顔に視線を置くのは一瞬]
なるほど。
良くできた写真だな。安心した。
[微かに残るケチャップの香りに、くすりと笑った]
私もケチャップまみれになるのだろうか。
[前を歩く男の背中に訪ねる]
この年になって、食べ物で遊ぶことになるとは。
[着物の袖を見る仕草。
話が続かねばその後は無言で、墓下部屋とやらに案内して貰う*]
[1] 絞り込み / 発言欄へ