情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[ゆっくりと歩く足は遅い。
ドロテアの部屋へと向かうのはニルスがそこへいくといったからだ。
壊れていた扉が閉まっているのを見て、首をかしげ]
なにをしているんだか……
[そんな呟きを零した**]
[居間で行われる投票は、翌朝、開かれる。
だから一度は自室へと引き上げることにして]
ユノラフはニルスと一緒におるのか。
まあ、気をつけるべきだしの。
[二人へと一度視線を向けて頷き。
日が暮れる頃には自室へと上がっていった]
[夜が明けるにはまだ早い時刻。
暗い屋敷の中は明かりをともさねば歩く事も難しい。
それでも、目が覚めてしまえばそれ以上寝ても居られずに。
居間へと降りて]
……どうなった、か。
[投票箱へと視線を向け。
中身を取り出す。
一枚。4枚。4枚。
かかれた名前は三人分]
ふぅむ……
[自らの名前がかかれた紙に視線を落し。
それから、同じ数だけそろった二人の名前を見る]
――おや、アイノ……
[そんなとき、投票が気になったのか。
名前をかかれた娘が降りてきた。
寝たのか、寝ていないのか。
それは分からぬままに――投票の結果を見た娘の反応に、わずかにため息を零し]
そうさな、お前さんの、名前だ。
どちらを、えらぶのかって……?
[さぁて、と首を傾げる。
娘が死にたくないと逃げるのなら、それはしかたのないことだ。
けれど――逃がす事のできる場所など、この屋敷の中にはなくて]
……クレストとおまえさんと。
どちらか、なんて、なぁ……
[ちいさな吐息を零し。
どちらかに、かたよっていれば、まだ。
決断はたやすかったのに。
そうでないからこそ。
怯え、恐れ、そして反抗へといたる娘の行動をみやり]
……恨まれてやるから。
向こうへ、先にいっておいで。
[今におかれた果物ナイフを手にした娘の手を捻り。
奪い取ったナイフを、そのまま、娘の咽喉に刺した]
かわいそうに、なぁ……
[止したナイフはそのままに、傷口から溢れる血の匂いをかぐ。
息耐えるまで、腕の中で抱きとめ。
二階へと、つれて上がることはできなかったから。
居間の隣にある、遊戯室のソファーへと、ねかせにいく]
[居間の隣にある遊戯室は、大きめのテーブルと、ビリヤード台。
そして幾つかソファが置かれている。
その一つにアイノを寝かせて、ナイフを抜いた。
命を落としても、まだ溢れる血が流れ出す。
手を汚す赤い色を眺め]
はやく、終らせねばな……
[手についた血を舐める。
血潮の味に、ゆるりと瞳を伏せ。
血に濡れた果物ナイフをさげたまま、遊戯室から廊下へとでた**]
[血のついたナイフを調理場へと持っていき、血を流す。
そうこうするうちに、扉の音や足音が聞こえ。
ゆるりと瞬き]
――
[小さなため息をおとして、女の嘆きが聞こえるほうへと足を向けた]
……ふむ。
[レイヨに、クレスト。
泣き声はウルスラか。
血の匂いの主へと視線を向け、緩く瞳を伏せる]
[イェンニを見下ろし、小さく苦笑を浮かべる]
――わしが。
[短い返事は、声を潜めることもない]
投票の結果が、クレストと、アイノと、二人、同数だったからの……
[クレストが、白紙でいれたことは知らず。
だから全ての紙に名前がかかれていたことは疑問にも思わず。
詳しく問われれば、アイノを殺した時の事を話すつもりで。
ユノラフとニルスがやってくれば、そちらへと視線を向けた]
しかたのないことだが……
かわいそうだったの。
[小さな吐息を零し。
ユノラフの呟きにちらりと視線を向ける。
そうではないなどとは言えぬからただ黙って]
ン? どうした……?
[イェンニが何かを見つけた様子に、廊下に立ったまま尋ねる]
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了