人狼物語 執事国


155 六月燈の思い出屋

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迷い子 バク

──ふう、これで全部入った。

[学校の生協から、本棚代わりのカラーボックスを3つ。
箱の中身を納め終わった頃には日が暮れかけていた。
何気なく書店名の入ったカバーの単行本を手に取る。
ぱらりと開いたページに、少し色の変わりかけた白黒の写真が挟まれていた──]

(5) 2014/07/11(金) 23:57:10[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

これ、……父さん?

[写っていた男性は、自分の記憶にある父親の風貌に─少しだけ若い顔だが─よく似ていた。]

I市って、確か……

[書店名とともに紙のカバーに書かれた地名は、父の郷里である北国のもので、本のタイトルは、そこよりもう少し北、本州最北端の県の別称だ。]

父さんの本、だろうなあ。

(6) 2014/07/12(土) 00:10:04[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

[写真を裏返してみる。]


照国神社……?


[高校の頃の部活動の合宿で、時折聞いた事のある場所の名が書き込まれていた。**]

(7) 2014/07/12(土) 00:30:44[回想と現在の行き来]

迷い子 バク、誰かが近付いてきたのに気がついた。

2014/07/12(土) 00:41:39

迷い子 バク

あ、学習帳セット、当たったんですね。

[先程鉛筆を引き当てた作家の手に、ノート一揃いがあるのを見て、よかった、と笑う。]

福引き屋さん、景品がなくなって、店じまいしたのかもですよね。

[そんな憶測を、傍の女性に向けて。]

(8) 2014/07/12(土) 00:48:19[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

え?ちょっと…待って……。

[差し出されて思わず手にとってしまったのは、学習帳の何冊か。
続けて眼鏡の作家は、傍にいた女性にも一冊ノートを手渡した。

さっきの鉛筆の事もある。いいのか。]

(9) 2014/07/12(土) 01:45:59[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

あの。

お名前伺っていいですか?

[唐突ではある。

礼を言うにせよ遠慮をするにせよ、相手の名前を知らないままだったので、呼びかけようがないのに気付いたのだ。]

(10) 2014/07/12(土) 01:48:56[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

[それに──と、別の事も思いつく──]

よかったら、本を書かれる時のお名前も教えていただけますか?

[失礼だけれど、自分はこれまで読書と縁がなかったから、と付け加えた。**]

(11) 2014/07/12(土) 01:55:23[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

フユキさん、ですか。

[冬木さんなのか冬樹さんなのか或いは別の字をあてるのか。
まずは明日、ここを離れる前に、書店に行って探してみよう。]

僕は、獏と言います。

[夢を食べる動物の、そう付け加えた。]

(17) 2014/07/12(土) 21:11:06[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

へえ、宝物殿が?

[切れ長な目をぱちりと見開いた。
一瞬脳裏に所謂海賊の宝箱めいた図が浮かんでしまう。]

(18) 2014/07/12(土) 21:47:40[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

[諸々、短い間の好意に礼を言って、教えてもらった所に向かいかけ]

あ、赤べこ。

[フユキの手にある学習帳の表紙に目が止まった。]

僕の実家にもあるんですよ、赤べこ。
父が小さい頃、祖父に買ってもらったらしくて。

[描かれた父の故郷の民芸品は、夜目にも鮮やかな赤。]

失礼します。

(19) 2014/07/12(土) 21:53:32[回想と現在の行き来]

迷い子 バク

[人の行き交う参道を、少し急ぎ足で歩く。

ほどなく、仄かな灯籠の明かりに、それらしい建物が見えてきた。**]

(20) 2014/07/12(土) 23:33:03

迷い子 バク

こんばんわ。まだお時間大丈夫ですか?

[実物大なのだろうか、日本刀らしい大きな写真が額の中に納められている。
蛍光灯の白い明かりに、笑みを含んだ顔の男性がその脇あたりに立っていた。]

「ええ、大丈夫です」

[答えた男は、おや、という表情でこちらを見返している。]

(26) 2014/07/13(日) 21:03:49

迷い子 バク

あの、何か?

[腕章を巻いている、職員らしき小父さんの顔には、こちらも何となく見覚えがあるのだが。]

「今日は一人でここにおいでですか?」

はい?
ええ、僕一人です が ……。
[異な事を言う。]

(27) 2014/07/13(日) 21:14:17

迷い子 バク

「はあはあ、なるほど確かに、あなたまだお若いですからなあ。」

[張りのある声─例えば夜店の呼び込みあたりにうってつけな─は、言葉を続ける。]

「──二十年くらい前から何年か、テキ屋をやってましてな。
毎年この日に店を出してたんですが、

──いたんですよ」

……いた、って

誰が?何が?いたんですか?

(28) 2014/07/13(日) 21:26:39

迷い子 バク

「いたんです、きれいな奥さんとかわいらしい坊やを連れたお客さんが。

──あなたによく似た方でね」


…………。

(29) 2014/07/13(日) 21:30:15

迷い子 バク

……変な事を聞きますけど、

そのお客さん、写真なんかとってませんでしたか?

[赤ん坊を抱いて、白黒の写真を]

「……ううん。」

[福々しい顔の眉間に、微かに皺を寄せ──]

いやあ、確かもう夜だったんですよ。


──ああ、でも持ってきてはいたかな、写真。

(30) 2014/07/13(日) 21:38:33

迷い子 バク

  持ってきてた?写真をですか?


「ええ、奥さんが、『よく似てる親子よねえ』って、写真と旦那さんや坊やとを見比べて感心してましたよ。あと、──」

[しばし記憶をたどるように、言葉がとぎれ]

「──『親父さんと一緒に、この祭りを見てるんだな、僕は。思い出せたら、懐かしいだろうなぁ』

確かそんな風におっしゃってましたよ」

(31) 2014/07/13(日) 21:51:20

迷い子 バク

[入り口の方から、人の話し声─新しく来た入場者であろう─が聞こえてきた。]

じゃあ、僕はこれで。

[4〜5人の年配の見物客が入ってきたのを潮時に、一礼して立ち去る。]

(32) 2014/07/13(日) 22:01:30

迷い子 バク

──『思い出せたら、懐かしい』か。


[父の父─つまり祖父─も早くに亡くなったと聞いている。
父と自分、同じよう事を考えて同じ事をしていたのだなあ

そんな感慨を覚えた。]

(33) 2014/07/13(日) 22:11:08

迷い子 バク

[宿に戻ったなら、もう一度あの写真を見直してみよう
そして、(恐らく、だが)父を抱いた四十数年前の祖父に、はじめましてと言ってみようか─そんな事を思う。]

でも、もう少しだけ──

[射的にお面、風車にリンゴ飴
アセチレンランプの明かりの集まる方へ、灯籠に薄く照らされた参道を*歩いていった*]

(34) 2014/07/13(日) 22:21:20

迷い子 バク、列車の中、トラベルミステリーを開く。

2014/07/13(日) 23:00:00

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28回 残21449pt

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1回 残22200pt
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