人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/22 02:05)

若旦那 ゼンジ

[おかしくないと思う、と。
問いに返った言葉>>36に、ゆると首を傾ぐ。
話す相手の内心は知れないから、そこに感じる違和感も言語化しきれない、けれど]

 ……海に?
 文字通り、沈んでるっての?

[言いつつ、遠い潮騒を辿るように視線を巡らせて]

 ……なんで、それがわかる、ってのは。
 聞いても大丈夫なんかねぇ。

[冗談めかして言いながらも、足は既にちらへ向いている。
行けばわかるというなら行くしかない。
そんな、単純な思考が働いていた。*]

(38) 2016/07/22(金) 21:49:38[海辺の街中]

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/22 21:50)

若旦那 ゼンジ

 歌?

[理由を問うた言葉に返る問い返し。>>40
思いも寄らぬそれに、数度瞬いて]

 ああ……ずっと、聴こえてるわ。
 しょーじき、幻聴かと思ってた……いや。

 そう、思いたかった、って言うべきかもだけどねぇ。

[瞬きの後、また息を吐いて。
からん、ころん、と響く下駄の二重奏。
それに被る音>>43は、先に離れた少女の姿と結び付く]

(44) 2016/07/22(金) 22:12:08[海辺の街中]

若旦那 ゼンジ

[やがて、目の前に広がるのは鮮やかなあお。
砂浜のしろとのコントラストに目を細めつつ。

懐に手を入れ、そこに隠したもの──鎖に通した二つの指輪を軽く、握り締めた。*]

(45) 2016/07/22(金) 22:12:15[海辺の街中]

若旦那 ゼンジ

 ……思い出?

[あおいろを見ながらぼんやりとしていたら唐突に始まった話。
途中口を挟まず、黙って聞いた後、ひとつ息を吐いて]

 ……夏の海なぁ。
 あんまり、思い出ってないんだよなぁ、俺。
 ……ま、全然ないってわけじゃあないが。

[言いつつ、懐から引き出すのは鎖に通した二つの指輪。
これを渡したのも、返されたのも、どちらも夏の海だったなあ、と。
ぼんやり、思いかえすのはそんな事]

 ある意味じゃあ、黒歴史、かね。

[独りごちる表情は、苦笑い]

(52) 2016/07/22(金) 23:05:08[海辺]

若旦那 ゼンジ

[学生時代につき合っていた相手。
大学卒業と同時に家に戻る事は決まっていたから、一緒に来い、と言って、頷いてもらえて。

家的なあれこれがあったから式は挙げず籍だけ入れて、けれど。

その二年後、『一族会議で決まったから』という『家長命令』が下って別れさせられた。

……実際には、難病を発症した彼女が、自分から離れる、と父に申し出た事は知らない。
それは未だに隠されたままの理由]

(53) 2016/07/22(金) 23:05:15[海辺]

若旦那 ゼンジ

 ……あー、そっか。

[ふと、思い至った事に小さく呟き、頭を掻く]

 それで、探したくない、って思ったわけね、俺。

[ずっと聞こえる歌声は、別れた彼女の声で。
それが、最後に言われた言葉──『探さないで』と重なっていて。

『理由を知りたい』という意識の動きは、その言葉の理由が知りたい、という己が思いと重なっていたのだと。

そんな響き合いがあったから、不可思議な事象を引き起こしてきたのだと。
そんな理解は、すとん、と落ちた。*]

(54) 2016/07/22(金) 23:05:26[海辺]

若旦那 ゼンジ

 あー……海に思い入れがある、ってのは、あるかもなぁ。

[思い返すのは、展望台で出会った老人の事。
口調の変化などは気にする事なく、向けられた問いに一つ、息を吐く]

 ……ん。
 沈んだ理由によって、って考えてたんだがな。

 よくよく考えたら、理由聞くには、見つけないとならんのだよなぁ。

[返すのは、遠回しの否定。
ここでこのまま沈めてしまったら、何もかわらないままだなあ、と。
過ったのは、そんな事。*]

(56) 2016/07/22(金) 23:45:08[海辺]

若旦那 ゼンジ

 問題は、それだねぇ。

[相手は海の底、という言葉に肩を竦め。
波打ち際にしゃがみ込む様子を目で追い、その流れで海の中を見て]

 …………。
 まあ、兎が二足歩行するよーなとこだしな。

[あおの奥で揺れる朝顔に。
棒読みになったのは、許されろ、というべきか。*]

(58) 2016/07/23(土) 00:05:59[海辺]

若旦那 ゼンジ

 いや、現実じゃないのは最初からわかってたけど。

[距離を隔てても聞こえるコエの事があるから、そこの認識は最初からあって。
そう言えば、彼女はどうしているだろうか、と。
意識を逸らした瞬間、その異変は起きていた]

 ……て、ちょ、まっ……。

[しゅるりと伸びた朝顔の蔓が我邑を捕えて海へと引き込んでいく。
突然の事に呆気にとられたのは、数瞬]

(66) 2016/07/23(土) 12:47:43[海辺]

若旦那 ゼンジ

 えーと、近場に、誰かいませんかねっ!

[続けて張り上げるのは、普通の声。
引き上げるにしろ何にしろ、手が足りないのが現状だから、というのが主だけれど。

ここに呼ばれた者たちが集まった方がいい、と。
そんな気持ちも、少なからずあったから。*]

(67) 2016/07/23(土) 12:48:21[海辺]

若旦那 ゼンジ

[呼びかけの後、水底へと目を凝らす。
ゆら、ゆらりと揺らめくいろの奥。
目に入ったのは、座り込む誰かの姿。

それは自分の目には、見知った誰かに重なって見えて]

 …………。

[いつか言われた、『ごめんね、捜さないで』という言葉。
それに違う言葉が重なり響く。

『許されるなら、捜しにきて』と]

 ………………。

[は、とひとつ、息を吐いて。
鎖で繋いだ小さな輪二つを握り締めた]

(70) 2016/07/23(土) 14:29:12[海辺]

若旦那 ゼンジ

 …………ばぁか。

[ぽつ、と零れ落ちたのは短い言葉。
それは、今はいない者と自分自身、両方にかかるもの]

 ほんとに、あれだよな。
 ……いっつも、計算と先読みばっかで。
 それに助けられてたのは、否定しねぇけど、さ。

[握り締めた手の中がひいやりする。
そこにあるものが、形を変えて行くような、そんな感触が伝わってくる]

(71) 2016/07/23(土) 14:29:17[海辺]

若旦那 ゼンジ

 ……一人で抱えて、考えすぎなんだよ、って。
 いっつも、言ってたろうが。

[それはいつの間にか、自分の気質になっていたのは笑い話……にはならないか。

そんな事を考えながら開いた手。
そこにあるのは、濃藍色の小さな鍵。*]

(72) 2016/07/23(土) 14:29:21[海辺]

若旦那 ゼンジ

[駆けてくる少女と直に見えるのは、これが初めてだけれど。
やって来るのが彼女なのはすぐにわかった]

 っとと、大丈夫かい?
 無理させて悪いなあ。

[軽い口調で呼びかけ、手を伸ばす。
無意識、差し出したのは鍵を乗せた方の手。
小さな鍵は対のそれと反応したようにふわりと舞い上がり、空中で重なってひとつになる。

それを待っていたかのように現れたのは、相変わらず軽い調子の兎>>#1で]

 ……おま……。

[突っ込みを入れる気力は、どこからも出てこなかった]

(82) 2016/07/23(土) 19:47:37[海辺]

若旦那 ゼンジ

[見出された『鍵』と『螺子』。
見えぬ『時計』が開けられて、その螺子が巻かれていく。

綴られる言葉に突っ込みは入れなかった。
自身も思う所はあったから]

 ……って。
 そこで、『多分』、かよっ。

[不安煽る言葉にだけは、突っ込みを入れて、舞い落ちる光に手のひらを向ける。
ふわり、と下りた光の粒が鎖で繋いだ二つの輪へとまた形を変えて。
それを懐に戻しつつ、円形に開けたままの海を振り返り]

 おーい、無事かー?

[海へと引き込まれた者へ向けて、呼びかけた。*]

(83) 2016/07/23(土) 19:47:49[海辺]

若旦那 ゼンジ

[呼びかけに返る声。
歩いて戻って来た姿も、特におかしなところはなく]

 ん、ああ。
 ……見つけた……って、言えるな。

[懐にしまった二つの指輪。
それをもう一度軽く握って、問いに返して]

 ……ブログ?
 あー……だったら、そっちも。
 気ぃむいたら、『夏神酒造』で検索してみてなー。

[別れ際の言葉に返すのは、縁の欠片、ひとつ]

(88) 2016/07/23(土) 23:44:57[海辺]

若旦那 ゼンジ

 ……さて。
 俺も、帰らんとなあ……あんまり遅くなるとダンちゃんぶっキレるし。

[色々丸投げしてきた従業員の事を思いつつ、おどけた口調でそう紡ぐ]

 ……夏祭りの準備。しねぇとなぁ。

[それが終わったら、もう一度。
途切れた縁を探してみよう。
見つけられるのか、見出せたとして再び繋げられるかはわからない、けれど。
知らぬままで沈めたら、ずっと悔いを引きずるだろうから。
そんな決意は、口にする事はなく]

(89) 2016/07/23(土) 23:45:06[海辺]

若旦那 ゼンジ

 ……んーじゃ。
 縁があったら、また、どっかでなぁ。

[そんな、軽い言葉ひとつ、残して。
揺れる朝顔、軽く見やってから。
帰るために、歩き出す。**]

(90) 2016/07/23(土) 23:45:12[海辺]

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生存者 (5)

若旦那 ゼンジ
80回 残6361pt
合唱部員 イマリ
39回 残7385pt
化粧師 ンガムラ
60回 残7114pt
留学生 パオリン
3回 残8917pt
学生 ハツネ
43回 残7589pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
翻訳家 モミジ(3d)
1回 残8980pt

処刑者 (1)

灯台守 ウミ(3d)
32回 残8047pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

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