人狼物語 執事国


113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】

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雑貨屋 イェンニ

[コテージの外。
雲が唸り、更に激しい雨が地面を叩きつける。
雷が何度も天と地を繋げ、怒号が響く。
風は強さを増して、木を軋ませ枝をしならせた。

湖の上の櫓は、それでも壊れずに、
嵐が止むのを待っていた。]

(101) 2013/06/18(火) 21:54:57[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/18(火) 21:58:41

雑貨屋 イェンニ

[何度も聞こえる、肉がぶつかる音。
そういえば私は今何をしているの。
そうだ、ユノラフさんが、蜂の毒を、ダグさんに頼んで、

顔をあげる。丁度ダグの拳が終わった時>>94

すぐ近く、ユノラフを見れば、なぜかしら。
血に塗れた顔、うめき声。>>105]

 なんで、どうして、
 なにが、

[いつの間にこうなっていたのか。
誰がこんな事を。

ユノラフの前に立つダグ。その手。赤い。血が。

その手が、ユノラフを殴ったのだと如実に語る]

(110) 2013/06/18(火) 22:48:15[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/18(火) 22:52:59

雑貨屋 イェンニ

[いつの間に来たのだろう、マティアス>>107の声。
…は当事者にも関わらず何も答える事が出来ず。
>>108>>109答えたのはダグで、でも…はそこ言葉を聞いてはいない。

動かなければ。
大事なものが、消える前に。

先ほど向けられた、落ちていたフォークを見る。

>>111ダグの背中につきたてるために
手を伸ばそうと──]

 …………ッ あ、

[しかし、>>112ユノラフの声が聞こえ、手は宙を掴んだ]

(113) 2013/06/18(火) 23:11:37[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

 わ たし、 

[>>112酷く優しい声。
大丈夫、私は大丈夫。
だって、もう毒なんて、ほとんど消えているもの。

大丈夫じゃないのは、あなたのほう]

 ユノラフさんのほうが……ひどいわ……

[蜂毒を吸い、顔を腫らして血を流す。
辛いはずなのに、温かい手が、頭を撫でる]

  ……ごめんなさい、
  私のせいで…こんな……。

[本当なら、ユノラフは怪我をしなくても済んだのに。

止まらない涙を堰き止める様に、顔を覆って泣き続けた]

(115) 2013/06/18(火) 23:19:55[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

[>>118どこまでもやさしいユノラフは、
…の謝罪を受け取らない。]

 ちがう、ちがう、わたしが

[わたしがナッキだから。
それに、わたしはあなたに優しくされるような存在じゃないわ。

昔、あなたを湖に引き入れたのは、私だったのだから。]

(123) 2013/06/18(火) 23:36:11[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

─その昔─

[ゆらゆら、冷たい湖の中で、…は空を見上げている。
そうしていると、珍しい、真冬の湖に浮かぶ船の上。
家族連れなのだろうか、幼い子供とその親が乗っていて。

子供が湖面にいる魚に手を伸ばすけど、
魚は子供の手をすり抜けてどこかへ行ってしまった。
子供の手も一度は引き抜かれたが、また水中へ。

今度は、湖の中にいる…を誘うように、
ゆらゆらと揺れる。

あそぼう、と誘われてるように見えたから。
…はその手を掴んで、船から引き摺り落とした。]

(127) 2013/06/18(火) 23:58:33[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

 何をして遊びましょう?

[深い湖の底。
聞いても答えは返ってこない。
それは当たり前の事、相手はただの人間の子供。
苦しそうにもがいた後は、やがて目を閉じて眠ったようで。]

 せっかく遊んであげようと思ったのに、
 おねむだなんて失礼しちゃうわ。

[…はその小さな体を湖畔に運ぶ。
この子には、まだ永遠の幸せはいらない。
だから、楽園には誘わない。]

(128) 2013/06/19(水) 00:00:17[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

 また、今度。

[眠る子供に語りかければ、子供が湖に落ちたと
ざわつく村人がやってくる。
やがて村人に見つかり、]

 ──……わたし、ちょうどそこに居て、あの子、流れてきて、

[…はその時初めてこの村へと溶け込んだ。

だって、子供が引きずり込まれたのが見えたはずなのに。
誰も悪魔が子供を湖に誘い込んだんだって、
言わなかったから。

彼らの記憶の中では、毎日のように24年前に雑貨屋に
生まれた娘と記憶されている筈だ。


──でも。
こんな事になるなら、あの時に逃げていれば良かったんだわ。*]

(129) 2013/06/19(水) 00:01:56[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

[昔を思い出して、気づけば壷の割れる音>>121
はっと、我に返ればこちらに向かうダグの体]

 ………!!

[溢れ出る蜂、そしてダグの首にささる、凶器>>124]

 あ、あぁああ、

[首を刺すナイフは、頚動脈を破り、血しぶきが広がる。
フノラフの背に居た…にも、降り注ぐ。]

(131) 2013/06/19(水) 00:24:08[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

 ダグさん、ダグ、さ……

[先ほど、殺そうと思った相手のその首に手を伸ばして
鮮血を塞いでも遅いだろうか。
噴出す血がダグの体を揺らしている。
やがて勢いが減った血は、鼓動のリズムにあわせて
とくとくとゆっくり流れて、

──やがて止まる。]

 …だぐ、さん……。

[ダグの命は、ここで終わったようだ。]

(132) 2013/06/19(水) 00:27:26[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

[どうして、彼は。

こうなる事を分かっていただろうに。
そして気づく、生々しい癒えない頭と耳の傷>>87
こんな傷で、ずっと過ごしていたのだろうか。]

 どうして──

[光を映さない目は、何も語らず。

蜂の羽音にまざって>>126ユノラフの声。
私はこのまま逃げて、いいのかしら。

黒髪の…はさぞ天敵に見えるのだろう。
カチカチと、蜂が威嚇している音が聞こえた。]

(134) 2013/06/19(水) 00:33:53[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

[ここにいるのかいないのか。
聲をかけていれば、突然呼ばれた名前>>135]

 ……大丈夫よ、私は。

[大人しく手を引かれ、広間を出る時に振り払う。]

 ごめんなさいね。
 ……先に、行っててくださって、大丈夫よ。

[笑って、マティアスを釣れて2階へと行くように。
彼らは2階へと行ってくれただろうか。
どちらにしても、…は広間の蜂に向き直る]

(137) 2013/06/19(水) 00:56:15[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ

    [──こちらに、いらっしゃい。]


[蜂へ、聲を飛ばす。
玄関を開けて雨の下に出る。]

    [そう、こちらよ。 その、中へ]

[無数の蜂たちは誰も襲うことなく、その水の中へ。
1匹、2匹と、沈んでいく。

土壇場でやってみたそれに、
あら、案外いけるものなのね。と。

最後の一匹が水没するまで、
ぼんやり雨に打たれながら…はじっと見ていた。]

(139) 2013/06/19(水) 01:09:42[炊事場@パニック中]

雑貨屋 イェンニ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/19(水) 01:11:38

雑貨屋 イェンニ

[長いこと雨ざらしになっていれば、
温かかったダグの血は、地面へと溶けていく]

 ……こんなところで、なにしてるのかしら。

[ダグの事は、嫌いじゃなかった。
1年に数回しか会う機会はないけど、
長閑な人柄は村の誰からも好かれていたし、
いつも優しくて、蜂蜜酒をくれた良い人だった。]

 もう、2度と飲むことが出来ないのね。

[甘い、琥珀色の蜂蜜酒の味を思い出す。
雨は止まず、いつまでも降り続けた。*]

(140) 2013/06/19(水) 01:21:10[外]

雑貨屋 イェンニ

[もう蜂の事は大丈夫だと伝えなければ。
それからダグの死体をあのままにしては置けない。
独りは、寂しいから。
せめてドロテアやトゥーリッキ、イルマと同じところへ。

ふらり、雨に濡れたまま、コテージの中へ戻る。
2階から降りてきた誰かに会えればその時に
蜂の事は大丈夫だと告げて、ダグの体の元へと
向かっただろう]

(141) 2013/06/19(水) 01:37:17[外]

雑貨屋 イェンニ

[>>141コテージの中へ戻ると、階段から下りてくるユノラフの姿。
あれだけの蜂をどうしたのか、
理由を問われれば正直に言っただろうか。]

 もう、蜂は大丈夫ですわ。

 ダグさんを、みんなのところに、と思ったのですが…。

 ……それより、ユノラフさん。
 シャワーを浴びてきたら、いかがですか?

[ダグの血と、ダグに殴られて出た血はすっかり固まっている。
その姿に思わず洗い流す事を勧めていた]

(144) 2013/06/19(水) 02:02:58[コテージ]

雑貨屋 イェンニ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/19(水) 02:03:33

雑貨屋 イェンニ

            ……なにも、きかないのね。

[>>145どこかへ行ってしまうと思われていたようだけど。
本当は、あのまま湖へ帰っても良かった。

私はどうして戻ってきたのだろう。]

 マティアスさんに…ええ、わかりました。

[ユノラフの言葉に静かに頷いて。]

(147) 2013/06/19(水) 02:45:10[コテージ]

雑貨屋 イェンニ

[きっと上に居るのだろう、マティアスの元へ行こうとすれば不意に温かい腕に包まれる]

 ………ユノラフ、さん。
 濡れて、しまいますよ。

[しっかりと雨を吸った衣類は重く、
じわりとユノラフの体を冷やしただろうか。

耳元で聞こえるた呟き。
どうしたら良いのか。
わたしにも、わからない。]

(148) 2013/06/19(水) 02:46:00[コテージ]

雑貨屋 イェンニ



[目を閉じて、頬を流れるのは雨か、それとも──]**

 

(149) 2013/06/19(水) 02:50:53[コテージ]

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生存者 (3)

学者 ニルス
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盲目 マティアス
19回 残8423pt
写真家 ユノラフ
89回 残6415pt

犠牲者 (3)

供儀 ドロテア(2d)
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村娘 イルマ(3d)
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司書 クレスト(4d)
63回 残7318pt

処刑者 (4)

蛇遣い トゥーリッキ(3d)
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雪の精 ミハイル(4d)
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養蜂家 ダグ(5d)
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水の精 イェンニ(6d)
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